副神経

出典: meddic

accessory nerve, CN XI
nervus accessorius
第11脳神経 eleventh cranial nerve
脳神経




  一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
延髄根                     頚静脈孔 支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)~
脊髄根           ○(疑核)           頚静脈孔 支配筋:胸鎖乳突筋と僧帽筋~

脳神経>:脳神経


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/13 20:17:29」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 当科における頸部神経鞘腫の検討
  • 嶋根 俊和,池田 賢一郎,江川 峻哉,森 智昭,小野 智裕,秋山 理央,杉本 茜,三邉 武幸,洲崎 春海
  • 頭頸部外科 = Journal of Japan Society for Head and Neck Surgery 20(3), 261-265, 2011-02-28
  • … 由来神経は舌神経,迷走神経由来が各1例,副神経が3例,腕神経叢が3例,頸神経が2例であった。 …
  • NAID 10029079089
  • 腕神経叢損傷全型麻痺に対する副神経支配広背筋による手指機能再建の工夫
  • 大数加 光治,中川 種史,高橋 雅足
  • 日本手外科学会雑誌 = The journal of Japanese Society for Surgery of the Hand 26(5), 395-397, 2010-09-13
  • NAID 10026722629
  • 脊髄前角ニューロンの形態学的解析と複合筋電図によるラット副神経僧帽筋枝-肩甲上神経移行術の評価
  • 荻野 和仁,燕 軍
  • 岩手医学雑誌 62(3), 155-166, 2010-08-01
  • NAID 110007699460

関連リンク

副神経を考察してみました。 ... 副神経 脊髄の1番から5、6番から始まり、その部位の頚椎に異常が発生すると副神経にも異常が発生し僧帽筋や胸鎖乳突筋の動きが悪くなると考えられます。
副神経[XI] 副神経 解剖学用語(副神経) 副神経は迷走神経のアクセサリーのような神経ということから付けられた名称である。副神経には延髄根と脊髄根とがあり、どちらも遠心性線維のみを含んである。副神経は迷走神経の運動枝 ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 副神経の用語解説 - 第 11脳神経で,運動性線維のみから成る。その起始核が延髄から頸髄に及ぶため,神経根も延髄根と脊髄根に分れる。前者は延髄から出て副神経内枝となり,迷走神経中に ...

関連画像

副 神経 に 異常 麻痺 など accessorius1.gif (56872 バイト)口腔 解剖学 医歯薬出版 筋枝副神経副神経 N. accessorius


★リンクテーブル★
先読みeleventh cranial nerve」「第11脳神経
国試過去問099D050」「106F006」「106G018」「103A002」「102C006」「099B011」「102B036
リンク元脳神経」「上肢の筋」「僧帽筋」「延髄根」「後下小脳動脈
拡張検索副神経核」「副神経リンパ節」「副神経脊髄根
関連記事神経

eleventh cranial nerve」

  [★]

第XI脳神経第11脳神経第十一脳神経

accessory nervecranial nerve XIspinal accessory nerve

第11脳神経」

  [★]

eleventh cranial nerve
第XI脳神経第十一脳神経

099D050」

  [★]

  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D049]←[国試_099]→[099D051

106F006」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106F005]←[国試_106]→[106F007

106G018」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106G017]←[国試_106]→[106G019

103A002」

  [★]

  • 麻痺によって最長発声持続時間が短縮するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103A001]←[国試_103]→[103A003

102C006」

  [★]

  • 障害を受けると嗄声をきたすのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102C005]←[国試_102]→[102C007

099B011」

  [★]

  • 障害されると嗄声をきたすのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B010]←[国試_099]→[099B012

102B036」

  [★]

  • 顔面の皮膚感覚を支配するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102B035]←[国試_102]→[102B037

脳神経」

  [★]

cranial nerve, cranial nerves
nervi craniales
脊髄神経

脳幹における脳神経核の所在

脳幹障害時には同側の脳神経麻痺(下位運動ニューロン障害)と、対側の体幹運動神経麻痺(上位運動ニューロン障害)
  脳神経 同側の脳神経症状 代表的症候群
中脳 III IV     内転筋の麻痺、眼球の外方変異 Weber症候群MLF症候群Benedikt症候群
V VI VII VIII 顔面の麻痺 Millard-Gubler症候群
延髄 IX X XI XII 嚥下障害、構音障害 Wallenberg症候群

脳神経核の支配

  • 対側大脳皮質の片側性支配:CN VII(下部顔面筋), CN VII(舌の筋) → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)で支配筋の障害が生じる
  • 両側性支配:上記以外の運動性神経 → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)でも支配筋の障害は生じない

脳神経一覧

CN# 一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
CN I 嗅神経           嗅上皮           篩骨篩板の穴 左右の鼻腔の天井、鼻中隔の上部、上鼻甲介の粘膜からの嗅覚
CN II 視神経           網膜           視神経板  
CN III 動眼神経                     上眼窩裂 支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
                  毛様体神経節 上眼窩裂 副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
CN IV 滑車神経                     上眼窩裂 支配筋:上斜筋
CN V   三叉神経                            
V1 眼神経           三叉神経節           上眼窩裂 角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
V2 上顎神経           三叉神経節           正円孔 上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
V3 下顎神経           三叉神経節           卵円孔 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
                    支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、膨膜張筋
CN VI 外転神経                       上眼窩裂 支配筋:外側直筋
CN VII 顔面神経           膝神経節           内耳道、顔神経管、茎乳突孔 外耳道の皮膚の感覚
          膝神経節           舌の2/3,口腔底、口蓋の味覚
                  翼口神経節、顎下神経節 副交感神経:顎下腺、舌下腺、涙腺、鼻と口蓋の腺
                    支配筋:顔の表情筋、中耳のアブミ骨、茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹
CN VIII 内耳神経                            
前庭神経           前庭神経節           内耳道 半規管、球形嚢、卵形嚢からの前庭感覚
蝸牛神経           ラセン神経節           ラセン器からの聴覚
CN IX 舌咽神経           脳神経IXの下神経節           頚静脈孔 外耳からの皮膚感覚
          脳神経IXの上神経節           耳下腺、頸動脈小体、頸動脈洞、咽頭、中耳からの臓性感覚
          脳神経IXの下神経節           舌の後ろ1/3からの味覚
                  耳神経節 副交感神経:耳下腺
                    支配筋:茎突咽頭筋(嚥下を助ける)
CN X 迷走神経           脳神経Xの上神経節           頚静脈孔 耳介、外耳道、後頭蓋窩からの感覚
          脳神経Xの上神経節           舌底、咽頭、喉頭、器官、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
          脳神経Xの下神経節           喉頭蓋と口蓋の味覚
                  内臓近傍のニューロン 副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)
                    支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋
CN XI 副神経                            
延髄根                     頚静脈孔 支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)
脊髄根                     支配筋:胸鎖乳突筋と僧帽筋
CN XII 舌下神経                     舌下神経管 支配筋:舌筋(口蓋舌筋を除く)





上肢の筋」

  [★]

muscles of upper extremity
musculi membri superioris
上肢筋


関節で分類

肉単P 筋名   起始 停止 支配神経 機能
K-12 肩甲挙筋   C1-C4(横突起) 肩甲骨(上角内側縁上部) 肩甲背神経 肩甲骨の挙上、下方回旋
K-14 大菱形筋   T1-T4(棘突起) 肩甲骨(内側縁下部) 肩甲背神経 肩甲骨の後退、下方回旋
K-13 小菱形筋   C6・C7(棘突起) 肩甲骨(内側縁上方) 肩甲背神経 肩甲骨の後退、挙上、下方回旋
K-16 僧帽筋 上部 後頭骨、項靱帯 鎖骨(外側1/3) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、挙上、上方回旋
T1-T6(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩峰肩甲棘) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退
T7-T12(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩甲棘) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、下制、下方回旋
K-01 前鋸筋   第1~8肋骨(外側面中央部) 肩甲骨(内側縁肋骨面) 長胸神経 肩甲骨の前進、わずかに上方回旋、肋骨の挙上
  鎖骨下筋   第1肋骨肋軟骨の境界 鎖骨内側1/3の下面 鎖骨神経(第5・第6頚神経) 鎖骨を固定し下制する
K-03 小胸筋   第3~5肋骨 肩甲骨(烏口突起) 内側胸筋神経 肩甲骨の下制、わずかに下方回旋、肋骨の挙上
L-01 大胸筋 鎖骨鎖骨(内側1/2) 上腕骨(大結節稜) 内側胸筋神経外側胸筋神経 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
胸肋部 胸骨、第1~6軟骨 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
腹部 外腹斜筋腱膜 肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲
L-03 広背筋   T6-L5の棘突起仙骨腸骨 上腕骨(結節間溝小結節稜) 胸背神経 肩関節の伸展(後方挙上)、内旋、内転
M-01 三角筋 鎖骨部・前部 鎖骨(外側1/3) 上腕骨(三角粗面) 腋窩神経 肩関節の屈曲、内旋、水平屈曲
肩峰部・中部 肩甲骨(肩峰) 肩関節外転
肩甲棘部・後部 肩甲骨(肩甲棘下縁) 肩関節外転、伸展、水平伸展
L-12 小円筋   肩甲骨(外側縁・下角) 上腕骨(大結節) 肩関節の内転、伸展、外旋
L-10 棘上筋   肩甲骨(棘上窩) 肩甲上神経 肩関節外転
L-11 棘下筋   肩甲骨(棘下窩) 肩関節の外旋、伸展
L-13 肩甲下筋   肩甲骨(肩甲下窩) 上腕骨(小結節) 肩甲下神経 肩関節の内旋、水平屈曲
L-14 大円筋   肩甲骨(外側縁・下角) 上腕骨(結節間溝小結節稜) 肩関節の伸展(後方挙上)、内転、内旋
M-02 烏口腕筋   肩甲骨(烏口突起) 上腕骨(内側縁) 筋皮神経 肩関節の内転、屈曲
M-11 上腕二頭筋 長頭 肩甲骨(関節上結節) 橈骨(橈骨粗面) 肘関節の屈曲、前腕回外
短頭 肩甲骨(烏口突起) 橈骨(橈骨粗面)、前腕筋膜 肘関節の屈曲、前腕回外
M-17 上腕筋   上腕骨(遠位2/3の前面) 尺骨(尺骨粗面) 肘関節の屈曲
M-6 上腕三頭筋 長頭 肩甲骨(関節下結節) 尺骨(肘頭) 橈骨神経 肘関節の伸展
外側頭 上腕骨(後面) 肘関節の伸展
内側頭 上腕骨(前面) 肘関節の伸展
M-18 腕橈骨筋   上腕骨(外側上顆) 橈骨(茎状突起) 肘関節の屈曲、前腕回内回外位から半回内位に回旋
N-2 回外筋   上腕骨(外側上顆、外側下部) 橈骨(近位外側面) 前腕回外
P-1 長橈側手根伸筋   上腕骨(外側上顆)、尺骨(回外筋) 第2中手骨(底背面) 手関節背屈橈屈
P-2 短橈側手根伸筋   上腕骨(外側上顆) 第3中手骨(底背面) 手関節背屈橈屈
P-3 尺側手根伸筋 上腕骨頭 上腕骨(外側上顆) 第5中手骨(底背面) 手関節背屈尺屈
尺骨頭 尺骨(斜線と後縁) 第5中手骨(底背面) 手関節背屈尺屈
N-1 方形回内筋   尺骨(遠位1/4の前面) 橈骨(遠位1/4の前面) 正中神経 前腕回内
N-3 円回内筋 浅頭・上腕骨頭 上腕骨(内側上顆) 橈骨(中央の外側面) 前腕回内
深頭・尺骨頭 尺骨(鈎状突起) 橈骨(中央の外側面) 前腕回内
O-1 橈側手根屈筋   上腕骨(内側上顆) 第2中手骨、第3中手骨(底前面) 手関節の掌屈、橈屈
O-3 長掌筋   上腕骨(内側上顆) 手首の屈筋支帯手掌腱膜 手関節の掌屈、手掌腱膜の緊張
O-6 長母指屈筋   橈骨(中部の前面) 母指末節骨(掌側面) 母指の屈曲(主にIP関節)
O-4 尺側手根屈筋 上腕骨頭 上腕骨(内側上顆) 豆状骨豆中手靭帯第5中手骨 尺骨神経 手関節の掌屈、尺屈
尺骨頭 尺骨(肘頭、後面上部) 豆状骨豆中手靭帯第5中手骨 手関節の掌屈、尺屈


僧帽筋」

  [★]

trapezius muscle (M,N), trapezius (KL)
musculus trapezius
上肢帯の筋背部筋群頸部筋群



神経

部位 起始 停止 支配神経 機能
上部 後頭骨、項靱帯 鎖骨(外側1/3) 副神経頚神経叢 肩甲骨の後退、挙上、上方回旋
中部 T1-T6(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩峰肩甲棘) 肩甲骨の後退
下部 T7-T12(棘突起)、棘状靱帯 肩甲骨(肩甲棘) 肩甲骨の後退、下制、下方回旋

機能

上部

肩をすくめる

中部

気をつけの姿勢で肩を後方に引く

下部

上腕を水平位より上方に挙上(KL.78) ← 僧帽筋上部+僧帽筋下部+前鋸筋下部



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


延髄根」

  [★]

cranial root (KH)
副神経


  • 副神経に分類される
  • 副神経の延髄根は延髄のオリーブの後ろから起こる (N.121)
  • 延髄根は、延髄から起こったあと脊髄根と合流する。
  • 頚静脈孔から頭蓋から出て迷走神経に合流し、迷走神経と共に走行する。
  一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
延髄根                     頚静脈孔 支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)

後下小脳動脈」

  [★]

posterior inferior cerebellar artery (KH) , PICA
arteria cerebelli inferior posterior
椎骨動脈大脳動脈前下小脳動脈


  • 図:KH.346 N.134

起始

走行

  • 延髄小脳の間の凹みに入り込んで背側に回り込む
  • 延髄の下部あたりで分岐し、副神経の枝を通り抜けつつ背面に向かう (N.134)

分布

  • 延髄両側を支配し、小脳に枝を出す。(CNUR.48)
  • 小脳の後下面

臨床関連

  • ワレンベルグ症候群:CN X, CN XI, CN XIIの脳神経核がある部位は後下小脳動脈が支配しており、この動脈の閉塞により延髄外側部の梗塞が生じて発症する。



副神経核」

  [★]

()
nucleus of accessory nerve
nucleus ofaccessory nerve


副神経リンパ節」

  [★]

accessory nerve lymph nodes
  • 図:SOTO.668


副神経脊髄根」

  [★]

spinal root of accessory nerve

神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡