二類感染症

出典: meddic

2類感染症
感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)


概念

対応

  • 必要に応じて入院。
  • 消毒などの対物処置

感染症法

二類感染症 急性灰白髄炎
結核
ジフテリア
重症急性呼吸器症候群(病原体がSARSコロナウイルスであるものに限る)
鳥インフルエンザ(H5N1)

国試

和文文献

  • 結核予防法から新感染症法へ (特集 変貌する感染症--人類の備えは十分か?)
  • 二類感染症 腸チフス・パラチフス (新感染症学(下)新時代の基礎・臨床研究) -- (感染症法分類--発症・病態・診断・治療)
  • 二類感染症 ジフテリア (新感染症学(下)新時代の基礎・臨床研究) -- (感染症法分類--発症・病態・診断・治療)

関連リンク

平成25年3月4日から、4類感染症に「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が追加されますので、届出基準を満たした患者を診断した医師は届出をお願いします。詳しくは こちらへ 平成25年4月1日から、5類感染症に「侵襲性」 ...
厚生労働省に届出が必要な感染症には1類~5類があります。このページでは二類感染症の概要を説明しています。二類の病気には、急性灰白髄炎、結核、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群、鳥インフルエンザ(H5N1)が ...
(1) 定義 ポリオウイルス1~3型(ワクチン株を含む)の感染による急性弛緩性麻痺を主症状とする急性運動中枢神経感染症である。また、ポリオウイルス1~3型には、地域集団において継続的に伝播している野生株 ...

関連画像

今回は、感染性廃棄物について 四種病原体等」とは 感染症 法 2 類 感染症 二 時間 感染症ゴロ】2類感染症:二 一類および二類感染症病棟


★リンクテーブル★
国試過去問098G019」「097G019」「098G010」「099D028」「097B001
リンク元結核」「ジフテリア」「鳥インフルエンザ」「検疫感染症
関連記事感染症」「感染」「

098G019」

  [★]

  • 感染症の届け出について誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G018]←[国試_098]→[098G020

097G019」

  [★]

  • 感染症とその対応の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G018]←[国試_097]→[097G020

098G010」

  [★]

  • 感染症法に基づき入院勧告を行うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G009]←[国試_098]→[098G011

099D028」

  [★]

  • 感染症法で都道府県知事による入院の勧告・措置の対象とならないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D027]←[国試_099]→[099D029

097B001」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097A060]←[国試_097]→[097B002

結核」

  [★]

tuberculosis, TB
結核症
結核菌 Mycobacterium tuberculosis抗結核薬
肺結核腸結核脳結核腫
  • 感染予防学 080423I,II
  • first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis

概念

  • 二類感染症

病原菌

疫学

  • 罹患率は男性の方が多い。

平成21年

参考3
  • 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
新登録結核患者数 24,170人
罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
  • 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
  • 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。

感染の型

SPU.178

一次感染

  • 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎

二次感染

  • 初感染から長期間を経て発症するもの

症状

結核の皮膚病変

検査

  • 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)

診断

  • 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
  • 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。

治療

  • 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
  • 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
  • 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株

2009年に厚生労働省告示

  • A法
  • ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
  • B法
  • PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。

薬物療法:抗結核薬

感染経路

公衆衛生

  • 二類感染症であり、診断した場合、直ちに保健所長を経て知事に届け出る。(感染症法)

参考

  • 1. 日本結核病学会
[display]http://www.kekkaku.gr.jp
  • 2. 共益財団法人結核予防学会
[display]http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
  • 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html

ガイドライン

  • 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
[display]http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm

国試




ジフテリア」

  [★]

diphtheria
ジフテリア菌

特徴

病原体

疫学

  • 2-5歳の小児に好発

潜伏期間

感染経路

  • 飛沫感染

病型

症状

  • 発熱、咽頭発赤・クループ(扁桃に偽膜形成し、気道閉鎖)、頚部リンパ節腫脹

合併症

  • ジフテリア後心臓疾患:発病後2-3週間後。房室ブロック、心筋炎。時に血圧低下、心雑音、ギャロップリズム、心不全
  • ジフテリア後麻痺:発病後5-6週間後。多発神経炎による。軟口蓋麻痺により嚥下困難、動眼神経麻痺、生体麻痺、体幹四肢筋の麻痺。4-6週後には回復。
  • ネフローゼ

治療

  • 抗毒素血清療法、ペニシリン

予防

  • DPT I期:3ヶ月から6ヶ月に3回。1歳半以降に1回
  • DPT II期:11歳~12歳



鳥インフルエンザ」

  [★]

avian influenza
インフルエンザ感染症法
[show details]

概念

  • 鳥類が罹患するインフルエンザ
  • H5N1のものは2008年に四類感染症から二類感染症に変更された。
  • 現在のところ、ヒト-トリ感染、ヒト-ヒト感染を容易に起こすほと変異が起こっていない、らしい。今後のヒト-トリ感染情報を注意深く観察する必要がある。

病原体

参考3
  • H5N1亜型鳥インフルエンザウイルス

感染経路

参考3
  • ヒトは、感染した鳥やその排泄物、死体、臓器などに濃厚に接触することによってまれに感染することがある

参考

  • 1. CDC avian influenza
[display]http://www.cdc.gov/flu/avian
  • 2. 国立感染症研究所 感染症情報センター:鳥インフルエンザ
まずはこのページを起点としてリンクを辿って調べるといいのかもしれません
[display]http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
  • 3. 鳥インフルエンザ|厚生労働省
[display]http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
  • 4. Influenza at the Human-Animal Interface (HAI)
[display]http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/en

国試


検疫感染症」

  [★]

quarantine infectious disease
検疫法

国試



感染症」

  [★]

infectious disease
感染定着感染症法


  • 病原体から引き起こされる疾患
  • 感染が成立して、宿主に病気が発症した状態
→宿主が病原体を追い出そうとしている状態

新興感染症

再興感染症

地域別の感染症

参考になるリンク

  • 厚生労働省検疫所 - 感染症別情報トップ
  • 厚生労働省検疫所 - 国別感染症情報トップ
http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/index.html
  • Centers for Disease Control and Prevention
http://www.cdc.gov/


感染」

  [★]

infection
定着感染症不顕性感染顕性感染サブクリニカル感染
  • 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
  • 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる



症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態




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