メシル酸ネルフィナビル

出典: meddic

ネルフィナビル

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和文文献

  • HIVプロテアーゼ阻害薬・メシル酸ネルフィナビルのプロセス研究(最前線,<特集>医薬プロセスケミストリーの新世紀)
  • 稲葉 隆之,内田 逸郎
  • ファルマシア 38(3), 214-218, 2002-03-01
  • NAID 110009895186
  • HIVプロテアーゼ阻害薬AG-1343(メシル酸ネルフィナビル)の日本人HIV感染症患者に対するウイルス学的および免疫学的効果の検討--第2/3相臨床試験の成績
  • 木村 哲 [他]
  • 医学のあゆみ 192(9), 915-939, 2000-02-26
  • NAID 40000120252
  • 新規プロテアーゼ阻害剤メシル酸ネルフィナビルの第I相臨床試験-反復投与における安全性および薬物動態の検討-

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成分(一般名) : ネルフィナビル メシル酸塩 製品例 : ビラセプト錠250mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 ... 概説 エイズウイルスの増殖をおさえるお薬です。エイズの治療に用います。 作用 【働き】 エイズは ...

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添付文書

薬効分類名

  • 抗ウイルス化学療法剤

販売名

ビラセプト錠250mg

組成

  • ビラセプト錠250mgは,1錠中にネルフィナビル250mg(ネルフィナビルメシル酸塩として292.25mg)を含有するうすい青色のフィルムコーティング錠である。添加物としてクロスポビドン,ケイ酸カルシウム,ステアリン酸マグネシウム,青色2号,ヒプロメロース,トリアセチンを含有する。

禁忌

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある患者
  • トリアゾラム,ミダゾラム,アルプラゾラム,ピモジド,バッカク誘導体,アミオダロン塩酸塩及びキニジン硫酸塩水和物を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • リファンピシンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • エレトリプタン臭化水素酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • エプレレノンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)


効能または効果

  • HIV感染症


  • 通常,成人にはネルフィナビルとして1回1,250mgを1日2回,または1回750mgを1日3回食後に経口投与する。なお,投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用すること。


  • 本剤の使用法を必要以上に変更又は中止すると副作用の発現やHIVの耐性化を促進するおそれがある。〔プロテアーゼ阻害剤に対するHIVの交差耐性については十分な検討がなされていないので,本剤の投与中止後に投与されるプロテアーゼ阻害剤の活性に対してどのように影響するかは不明である。〕
  • ジダノシンは食間に投与されることとされているので,ジダノシンと本剤を併用する場合は,ジダノシンの投与と2時間以上の間隔を空けて投与すること。


慎重投与

  • 肝機能障害のある患者。〔代謝機能の低下により,高い血中濃度が持続するおそれがある。〕
  • 血友病患者及び著しい出血傾向を有する患者。〔血友病患者において,本剤投与による加療中に,脳内出血,縦隔内出血の発現が報告されており,また,関節内出血,皮下出血等の出血事象の増加が報告されている。〕


重大な副作用

糖尿病,血糖値の上昇(1.6%)

  • 本剤の投与により,糖尿病,糖尿病の悪化及び血糖値の上昇が報告されており,その中には重篤な症例やケトアシドーシスを伴う症例も報告されているので,このような症状があらわれた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

出血傾向(1.3%)

  • 血友病患者において,本剤の投与による加療中に,脳内出血,縦隔内出血の発現が報告されており,また,関節内出血,皮下出血等の出血事象の増加が報告されているので,このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。また必要に応じて,血液凝固因子の投与などの処置を行うこと。


薬効薬理

作用機序

  • 本剤は,HIV-1由来のプロテアーゼの活性を選択的に阻害する。本剤は,ヒト由来のアスパラギン酸プロテアーゼ(レニン,ペプシン,ガストリン,カテプシン等)に対する阻害活性はほとんどなく,HIVプロテアーゼに対して高い酵素特異性を示す。本剤は,プロテアーゼの活性中心において,HIV前駆体ポリタンパク質と競合してプロテアーゼ活性を阻害し,その結果,ウイルス粒子の成熟過程において,HIV前駆体ポリタンパク質の切断が妨げられ,感染性を持つHIVの産生を抑制する。

抗ウイルス作用(in vitro6),7)

  • HIV-1(RF及びIIIB)株とヒトTリンパ球系細胞(CEM-SS及びMT-2)株による急性感染系において,本剤は31及び43nmol/Lの濃度で,ウイルス増殖を50%阻害(無処置ウイルス感染の対照と比較)した。HIV-2(ROD)株とヒトTリンパ球系細胞株の系においても,本剤はウイルス増殖を9nmol/Lで50%阻害した。単球指向性ウイルス株(BaL)を用いた試験では,培養ヒト単球/マクロファージにおいても,同様に本剤によるHIV-1感染の阻害が認められた。更に,ジドブジンあるいは非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤に対する耐性HIVを含むHIV臨床分離株で感染させたヒトTリンパ球系細胞(MT-2)株の系において,本剤は30〜60nmol/Lでウイルス増殖を50%阻害した。また,ヒトTリンパ球系細胞株とHIV-1(RF)株の感染系において,本剤は逆転写酵素阻害剤(ジドブジン,ラミブジン等)との併用により,相乗的あるいは相加的なHIV増殖抑制作用を示した。

薬剤耐性8)

  • 本剤が投与された患者において,本剤に対する感受性が低下したHIVが単離された。本剤に対する耐性HIVの発現は,HIVプロテアーゼのアミノ酸置換に基づくことが確認されており,プロテアーゼ領域の30番目のアミノ酸の変異が最も頻度が高く,本剤に対する耐性化に最も重要であることが判っている。また,その他さらに数ヵ所に変異がおこる場合があることも確認されている。なお,30番目のアミノ酸に変異を有する耐性ウイルスの発現頻度は,逆転写酵素阻害剤であるジドブジンとラミブジンを併用した場合に著しく抑制されることが認められている。

交差耐性8)

  • 本剤に対する感受性が低下した30番目のアミノ酸変異をもつ耐性ウイルスは,他のプロテアーゼ阻害剤に対する感受性を維持していることが確認されている。また,他のプロテアーゼ阻害剤に対する耐性を発現した患者から分離したウイルスのうち,その61%(14/23株)は本剤に対する感受性を維持していることが確認されているが,遺伝子変異との関係については十分な検討はなされていない。本剤とHIV逆転写酵素阻害剤との間の交差耐性については,薬剤の作用点が異なること,及びジドブジン抵抗性HIV株やピリジノン系の非核酸系逆転写酵素阻害剤抵抗性HIV株に対して本剤の抗ウイルス作用の減弱が認められないことから,発現する可能性は低いと推定されている。

その他(参考)

  • モルモット全身性アナフィラキシー反応(感作sc,誘発iv)において弱い陽性反応が認められたが,臨床投与経路である経口投与下におけるモルモット全身性アナフィラキシー反応は,陰性であった。(感作po,誘発iv)
    また,モルモットPCA反応及びマウスPCA反応はいずれも陰性であった。


有効成分に関する理化学的知見

性状

  • 白色〜帯黄白色の粉末で,わずかに刺激性のにおいがある。
    本品はメタノール,エタノール(99.5),アセトニトリルに溶けやすく,クロロホルムにやや溶けにくく,水(脱イオン水)に極めて溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

融点

  • 融点を示さず,100〜200℃で分解する。


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