トレンデレンブルグ徴候

出典: meddic

Trendelenburg sign
トレンデレンブルグ歩行、殿筋歩行、中殿筋
ニワトリ歩行、下垂足
  • 動揺歩行の一種

原因

*徴候

  • 中殿筋の麻痺→大腿(股関節)の外転・外旋×→歩行するときに非支持側の骨盤が傾斜→Trendelenburg検査陽性(トレンデレンブルグ徴候)
  • 非支持側の足が長くなったのと同じ→動揺歩行(身体を側方にまげて足を持ち上げる) or ニワトリ歩行(足を前方に持ち上げる)

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/25 20:54:29」(JST)

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和文文献

  • 3軸加速度計による片脚動作時の姿勢調節と安定性の評価
  • 上野 竜一,山本 謙吾,井上 宣克,吉野 聡一,冬木 寛義,竹川 徹
  • 運動療法と物理療法 = The Journal of physical medicine 21(1), 39-44, 2010-06-10
  • NAID 10026394599
  • デュシャンヌ・トレンデレンブルグ徴候を伴う変形性股関節患者の歩行時における中殿筋の運動単位制御
  • 神戸 晃男,南塚 正光,栗岩 和彦,清井 順子,村谷 俊幸,織田 真由美,山口 昌夫,兼氏 歩,松本 忠美
  • Hip joint 34, 142-145, 2008-11-30
  • NAID 10025762979

関連リンク

トレンデレンブルグ徴候(Trendelenburg's sign)とは、中殿筋が麻痺しているとき、歩行 の片足支持期に骨盤が傾く現象をいう。 中殿筋は立位姿勢を保持するのに重要な筋( 筋肉)のひとつである。歩行の片足支持期には支持側の中殿筋が収縮し、骨盤を水平に  ...
右が正常時 片方の足で立つと反対の骨盤が持ち上がる。 左がトレンデレンブルグ現象 患足(この場合は左足)で立つと、足の上に体幹の重心を持ってくるために、反対の骨盤 が下がり、体幹を側屈させる。 中殿筋麻痺や先天性股関節脱臼などでみられる。

関連画像

トレンデレンブルグ歩行と、トレンデレンブルグ徴候  トレンデレンブルグ徴候 トレンデレンブルグ徴候 症状トレンデレンブルグ徴候 イラスト 左 は 正常 です 中殿


★リンクテーブル★
先読み中殿筋」「下垂足
リンク元発育性股関節形成不全」「ペルテス病」「トレンデレンブルグ歩行」「上殿神経

中殿筋」

  [★]

gluteus medius (K), gluteus medius muscles
musculus gluteus medius
股関節の筋下肢の筋大殿筋小殿筋
  • 図:K.76

起始

停止

神経

機能

カテゴリ

下肢帯の筋>:下肢帯の筋




下垂足」

  [★]

foot drop, footdrop, foot-drop, drop foot
垂れ足尖足



発育性股関節形成不全」

  [★]

developmental dysplasia of the hip DDH
股関節脱臼

概念

  • 解剖学的な形成不全などにより将来股関節脱臼に至りうる股関節からすでに脱臼している股関節を含めた病態の総称

疫学

SOR.513
  • 発生率:1-3/1000出産
  • 男女比=1:5-9

病因

  • 遺伝的要因
  • 環境的要因:母体内~出産時~出生後

疑わせる身体所見

  • 片側の開排制限
  • クリック徴候

乳幼児期

  • 脚長差
  • 向き癖
  • 大腿皮膚溝の左右差:仰臥位とし臀部を見る → 脱臼により患肢の短縮が起こり、余分な皮膚により溝が深くなる。
[show details]
  • 寛骨臼の空虚

身体検査

SOR.514
  • Allis徴候:陽性
  • トレンデレンブルグ徴候:陽性

検査

  • 両股関節単純正面X線写真
  • 関節造影
  • MRI
  • 超音波エコー

治療

  • 新生児期:経過観察(向き癖、おむつ、抱き方の指導) → ほとんどの症例で正常股に発達。
  • 乳児期:
  • 幼児期: → 高度の臼蓋形成不全、大腿骨頚部変形が存在する
  • A) 保存的治療
  • B) 観血的整復

参考

  • 1. [charged] Clinical features and diagnosis of developmental dysplasia of the hip - uptodate [1]

国試


ペルテス病」

  [★]

Perthes disease
Perthes病
レッグ-カルヴェ-ペルテス病 Legg-Calve-Perthes disease LCPDレッグ・ペルテス病 Legg-Perthes病 Legg-Perthes disease
若年性変形性骨軟骨炎 osteochondritis deformans coxae juvenilis

概念

  • 小児の大腿骨頭における虚血壊死

疫学

SOR.522
  • 発生頻度:2万人に1人
  • 好発年齢:4-7歳(医学辞書) 3-12歳までありうるが6-7歳に多発。
  • 男子に多い(男女比=5:1)
  • 片側性が多い。両側性は15-20%
  • 10%の例に家族性のものが認められる(uptodate.2)。

病因

  • 不明(軟骨代謝障害、骨頭への荷重、外傷、炎症などが提案されている)

症状

  • 股関節痛。大腿から膝関節の疼痛を訴えることがある。

身体所見

  • 関節可動域制限:開排(屈曲・外転)、内旋が疼痛のため制限される。
  • トレンデレンブルグ徴候:陽性

検査

  • 股関節単純X線写真:初期(骨端核が壊死に陥ってから1ヶ月)には骨に変化ない。滑膜炎が見られるために関節液が貯留して骨頭の外側偏位が生じ、内側の関節裂隙がやや広くなる。これ以降の壊死期・硬化期では骨端核が圧潰され骨頭が扁平化する。(SOR.524)

参考

uptodate

  • 1. [charged] 小児における股関節痛の概要 - uptodate [2]
  • 2. [charged] 小児における跛行の原因に関する概要 - uptodate [3]



トレンデレンブルグ歩行」

  [★]

Trendelenburg gait
デュシェンヌ歩行 Duchenne gait、中殿筋歩行 gluteus medius gait、殿筋歩行
トレンデレンブルグ徴候


上殿神経」

  [★]

superior gluteal nerve ()

支配

走行

カテゴリ

仙骨神経叢>:仙骨神経叢

臨床関連

  • トレンデレンブルグ徴候
superior gluteal nerve





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