デングウイルス

出典: meddic

dengue virus
デング熱ウイルス dengue fever virus
デング熱デング出血熱



  • 日本では1942年-1943年の夏に西日本で流行

ウイルス学

  • 亜型は1-4型がある。

潜伏期間

  • 5-8日。 別の文献では、2-7日

感染経路

疫学

  • 致命率0.1%以下。デング出血熱の場合、死亡率10%

症状

デング熱

  • 発熱、頭痛、腰痛、関節痛、骨痛、食欲低下、悪心嘔吐
  • 比較的徐脈、皮疹、リンパ節腫大

デング出血熱 dengu hemorrhagic fever

  • 東南アジアの3-5歳の小児。デング熱の症状+皮膚・消化管の毛細血管からの出血。
  • 一度罹患した患者が別の方のウイルスに再度感染したときにデングショック症候群 dengue shock syndromeを伴うことがある。

にデング出血熱とよばれる重症型がみられ,血小板低下を伴う出血傾向やショックを伴い,その死亡率は10%に至る。

経過

  • 悪寒戦慄でで発熱。5-6日後解熱し、1-2日後に再度発熱。二峰性発熱
  • インフルエンザ様症状と充血を伴った眼痛(動眼痛、眼底痛)、発疹(四肢)が出現

治療

  • 対症療法のみ
  • ワクチン開発はデングショック症候群の可能性があるため、困難

検査

  • 血液検査:白血球減少傾向、血小板減少
  • ウイルス分離:第3-5病期の血液から哺乳マウスの嚢胚摂取、培養細胞への接種


UpToDate Contents

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和文文献

  • 陸上自衛隊 東ティモールへの海外派遣におけるデングウイルス感染症血清疫学調査
  • 阿部 信次郎
  • 保健医療科学 61(5), 494-496, 2012-10-00
  • Objective: A risk of dengue virus (DEV) infection is increasing in accordance with the increasing number of Japanese travelers to south-east Asia. In this study, we investigated dengue virus infection …
  • NAID 110009575828
  • O29-7 デングウイルス感染症とマスト細胞活性化(O29 マスト細胞(肥満細胞)・好塩基球,口演,第61回日本アレルギー学会秋季学術大会)
  • 渡邊 直熙,Murao LA,Hu NT,Ha TTN,菊池 三穂子,森田 公一,安波 道郎,平山 謙二,Lan NTP,Huong VTQ,Thuy TT,Tham VD,CTP Nga,古田 隆久
  • アレルギー 60(9・10), 1405, 2011-10-10
  • NAID 110008912479
  • 症例報告 全身の淡い紅斑,頭痛,眼痛,鼠径リンパ節腫脹を主症状に受診したデング熱の1例
  • 則岡 有佳,園山 悦子,坂井 浩志 [他]
  • 臨床皮膚科 65(9), 709-712, 2011-08-00
  • NAID 40018943192
  • デングウイルス結合性硫酸化糖鎖分子の同定と感染制御への応用
  • 左 一八,江良 翔太,渡辺 一平,在原 雅貴,杉浦 信夫,木全 弘治,森田 公一,鈴木 隆
  • 脂質生化学研究 53, 174-175, 2011-04-28
  • NAID 10028178960

関連リンク

デングウイルス感染症情報. ●感染症法に基づく ... フランスの国内デングウイルス感染 2症例の正式な報告があります。 FIRST TWO ... いずれの症例もデング1型でウイルス の遺伝子はMartiniqueのデングウイルス1型に近似のようです。 <当室で検査した ...
デングウイルス感染症診断マニュアル. 目 次. デング熱・デング出血熱の概説. デングウ ...

関連画像

引用元:デングウイルス感染症 部長 倉根 一郎デングウイルスの病態機序1) デングウイルス感染症 デングウイルスのエンベロープ デングウイルス3型の遺伝学的 様々な凶悪ウィルスに効果アリ デングウイルスは、主にヤブカ


★リンクテーブル★
先読みデング出血熱
リンク元デング熱」「比較的徐脈」「
関連記事ウイルス

デング出血熱」

  [★]

dengue hemorrhagic fever、((古))dengue haemorrhagic fever
デングショック症候群


デング熱


デング熱」

  [★]

dengue fever
デングウイルスウイルス


概念

  • デングウイルスによる感染症。

法令

病原体

疫学

  • 東南アジア、南アジア、中南米で見られる。
  • 輸入感染症として毎年100人発症

潜伏期間

  • 2-7日

感染経路

症状

  • 発熱、頭痛、腰痛、関節痛、骨痛、食欲低下、悪心嘔吐など
  • 比較的徐脈、皮疹、リンパ節腫大
  • 発熱:39-41℃、二峰性
  • 皮疹:第3-5病期に麻疹様発疹が体幹、顔面~四肢へ。

続発症

  • 出血傾向、多臓器不全、ショック症状
  • デングウイルスに既感染で、別のタイプのデングウイルスに感染した場合

合併症

検査

  • 血算:
  • 白血球減少
  • 血小板減少  →  出血傾向
  • 止血帯テスト:最高血圧と最低血圧の中間の圧力で駆血帯により3分圧迫し、2.5cm2あたり10以上の溢血点が見られた場合を陽性とする。

治療

  • 対症療法

禁忌

  • アスピリン:出血傾向の増悪、ライ症侯群発症の危険があるため。

経過

  • 発熱から解熱まで数日間

予防

  • ワクチン無し
  • 蚊からの防御


比較的徐脈」

  [★]

relative bradycardia
relative sinus bradycardia?、相対的徐脈相対性徐脈
熱型徐脈


定義

  • QB.H-165では体温1℃の上昇につき脈拍が8-10/分上昇するのが正常であるが、脈拍の上昇幅がこれいかのものを比較的徐脈としている。
  • 参考1では体温に対して一義的に脈拍を決めている

病因

  • 重症感染症で心拍数の調節が失われる、らしい(要調査)。

原因疾患

参考

  • 1. 比較的徐脈の定義
[display]http://pulmonary.exblog.jp/13451923
Cunha BA: Diagnostic significancer of relative bradycardia. Infect Dis Pract 21: 38-40, 1997.
  • 2. [charged]洞徐脈 - uptodate [1]


蚊」

  [★]

mosquito
Culicidae

種類

  • ハマダラカ亜科 Anophelinae
媒介:マラリア
  • ナミカ亜科 Culicinae
  • オオカ亜科 Toxorhynchitinae
媒介:黄熱ウイルスデングウイルス
媒介:デングウイルス
媒介:日本脳炎ウイルス
媒介:バンクロフト糸状虫イヌ糸状虫ウエストナイルウイルス日本脳炎ウイルス


ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。







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