チフス

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腸チフス

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和文文献

  • 日本初公費負担学校看護婦<廣瀬ます>に関する研究-現地調査と文献検討を中心に-
  • 石川 フカヱ
  • 川崎医療福祉学会誌 22(2), 136-146, 2013-00-00
  • … 検証史料・廣瀬ますは岐阜市立京町小学校に28年間勤務した.検証史料・廣瀬ますは52歳の現役で死去したがその死因はボランティア先での腸チフス感染によるものである. …
  • NAID 110009581199
  • 知らなきゃ勝てないテクニック (探せば見つかる最強投資 公開! プロの稼ぎワザ50) -- (運用編)
  • 日経マネー (361), 32-35, 2012-12-00
  •  「日本株で勝てないと悩んでいる人は、一度、日経平均株価の30年チャートを眺めてみてください。勝てない理由が分かりますよ」 こんなアドバイスをするのはカブドットコム証券・チーフストラテジストの河合達憲さん。実際にチャートを見ると(下)、株価は30年間かけて「行って来い」の状態になっているのが分かる。 「勝てない理由は簡単です。
  • NAID 40019464871
  • チフス合併妊娠の一例
  • 邨瀬 智彦,近藤 真哉,古株 哲也,宮崎 のどか,原田 統子,岸上 靖幸,小口 秀紀
  • 日本周産期・新生児医学会雑誌 = Journal of Japan Society of Perinatal and Neonatal Medicine 48(3), 692-696, 2012-08-30
  • NAID 10031048738

関連リンク

チフス(Typhus、窒扶斯)とは、高熱や発疹を伴う細菌感染症の一種で、広義(あるいは 古い定義)には下記の三種の総称。 サルモネラの一種であるチフス菌 (Salmonella enterica serovar Typhi) の感染によって発症する腸チフス; パラチフス菌 (Salmonella ...
腸チフス(ちょうチフス)は、サルモネラの一種であるチフス菌 (Salmonella enterica var enterica serovar Typhi) によって引き起こされる感染症の一種である。感染源は汚染 された飲み水や食物などである。潜伏期間は7~14日間ほど。衛生環境の悪い地域や ...

関連画像

1909年ニューヨーク 薬を置いておきますが、チフス チフス(Typhus、窒扶斯、斑疹 チフス鼠チフス 悪女列伝 チフスのメアリー


★リンクテーブル★
先読み腸チフス
リンク元抗菌薬」「比較的徐脈」「チフス菌」「軟口蓋麻痺」「ウィダール反応
拡張検索腸チフス・パラチフス混合ワクチン」「非チフス性サルモネラ症」「腸チフスワクチン接種

腸チフス」

  [★]

typhoid fever
typhus abdominalis
チフス症
細菌サルモネラ属enteric feverSalmonella typhi
IRE. 652,660
SMB. 163,173,601
IMD 1096
 -~下痢の原因 .552
HIM 123t,128,814,814t,957


特徴

  • 三類感染症
  • 発熱、腹痛を特徴とする全身疾患。
  • 発疹チフス typhusに症状が似ていることからtyphoid feverと命名されたが、のちに別の疾患であることが分かり、enteric feverが提唱された。現在typhoid feverも使用されている。

病原体

疫学

  • 衛生水準の低い発展途上国に多い。

リスク

  • 酸分泌抑制薬の服用、免疫抑制患者、初感染感染者?、予防接種なし

潜伏期間

  • 1-2週。 
  • 平均10-14日。3-21日までばらつく。(HIM.957)

感染経路

  • 糞口感染

経過

  • 経口摂取された菌は小腸粘膜に侵入し、潜伏期を経たのち腸管粘膜下リンパや腸間膜リンパ節で増殖。リンパ管より血液中に侵入すると菌血症により悪寒高熱をきたす。高熱、白血球減少、脾腫、バラ疹などが特徴の症状が出現する。発症後1週間頃に血中に菌を検出、2週目以降に骨髄、脾臓、胆嚢、腸管リンパ組織、腎臓などに小膿瘍や肉芽腫を作り、菌は胆汁、糞便、尿、バラ疹部位に出現しする。後期には小腸のパイエル板の壊死が進み腸管出血・穿孔が発生しうる。(SMB.173)

症状

  • 発熱(稽留熱)(38.8-40.5℃)(未治療で4週間持続) (HIM.957)(SMB.173)
  • 初診時における症状:頭痛(80%)、寒気(35-45%)、咳(30%)、発汗(20-25%)、筋肉痛(20%)、全身倦怠感(10%)、関節痛(2-4%)。 (HIM.958)
  • 消化器症状食欲不振(55%)、腹痛(30-40%)、悪心(18-24%)、嘔吐(18%)、下痢(22-28%)、便秘(13-16%)。 (HIM.958)
  • 腸管出血(10-20%)、腸管穿孔(1-3%)は発症から3-4週目に起こる → サルモネラが回盲部のパイエル板に侵入し、過形成、潰瘍、壊死をきたすため。
  • 神経症状:2-40%の患者でみられる。髄膜炎、ギランバレー症候群、神経炎、神経精神症状(muttering delirium, coma vigil)

身体所見

  • 初期でみられる身体所見:バラ疹 rose spots、肝脾腫(3-6%)、鼻出血、比較的徐脈(relative bradycardia at the peak of high fever) (HIM.958)
  • 舌苔(51-56%)、脾腫(5-6%)、腹部圧痛(4-5%) (HIM.958)
  • バラ疹は30%までの患者で発症後1週間後にはあきらかとなり、その後2-5日で痕跡を残さずに治癒 (HIM.958)

合併症

  • 抗生物質の投与が遅れた場合に出現しやすくなる稀な合併症:播種性血管内凝固、血球貪食症候群、膵炎、肝膿瘍、脾膿瘍、肉芽腫、新内mくえん、心外膜炎、心筋炎、orchitis、肝炎、腎盂腎炎、糸球体腎炎、溶血性尿毒症、重症肺炎、関節炎、骨髄炎、parotitis (HIM.958)

検査

  • 血液培養
  • 血液検査:15-25%の症例で白血球減少症好中球減少症がみられる。白血球減少症は発症後10日後の患児や腸管穿孔もしくは再感染例に伴うことが普通である。(HIM.958)

診断

  • 初診で発熱を訴えるのは75%、腹痛は30-40%である。診断には発熱の他に発展途上国への旅行歴が、腸チフスを疑うポイントとなる。(HIM.957)

治療

感染症専門テキスト 第I部 p.562
  • シプロフロキサシン 300mg x 2回/日 10-14day
  • レボフロキサシン 500mg 1回/日 10-14day
  • セフトリアキソン 1-2g 1回/日 10-14day


参考

  • 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 腸チフス
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-03-04.html


-typhoid fever


抗菌薬」

  [★]

antibacterial drug, antibacterial
抗生剤薬理学抗菌薬一覧抗細菌薬
first aid step 1 2006 p.165

定義

  • 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
  • このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ


作用機序による分類

first aid step 1 2006 p.165
  Mechanism of action Drugs
1 Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
2 Block peptidoglycan synthesis bacitracin, vancomycin, cycloserine
3 Disrupt bacterial/fungal cell membranes polymyxins
4 Disrupt fungal cell membranes amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
5 Block nucleotide synthesis sulfonamides, trimethoprim
6 Block DNA topoisomerases quinolones
7 Block mRNA synthesis rifampin
8 Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
9 Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin
 ATuSi → あつし


薬物動態

  • 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
  • 時間依存性:βラクタム系抗菌薬

治療期間

小児

尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断 原因菌 投与期間(抗菌薬)
髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
肺炎球菌 10-14日
髄膜炎菌 7-10日
GBS,腸内細菌,リステリア 21日
中耳炎 <2 歳 10日
2 歳≦ 5-7日
咽頭炎 A 群連鎖球菌 10日(ペニシリン系薬)
5日(セフェム系薬)
肺炎 肺炎球菌,インフルエンザ菌 解熱後3-4日
黄色ブドウ球菌 3-4週間
マイコプラズマ,クラミジア 10-21日
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎 大腸菌,プロテウス,腸球菌 3日
14日
骨髄炎 黄色ブドウ球菌 21日
連鎖球菌,インフルエンザ菌 14日

主要な感染症の抗菌薬投与期間

感染レジマニュ p.27
骨髄炎 4-6週
耳鼻咽喉 中耳炎 5-7日
副鼻腔炎 5-14日
A群溶連菌咽頭炎 10日
肺炎 肺炎球菌 7-10日 or 解熱後3日間
インフルエンザ菌 10-14日
マイコプラズマ 14日(7-10日)
レジオネラ 21日
肺化膿症 28-42日
心臓 感染性心内膜炎 α連鎖球菌 2-4週
黄色ブドウ球菌 4-6週
消化管 腸炎 赤痢菌 3日
チフス 14日(5-7日)
パラチフス
腹膜炎 特発性 5日
二次性 10-14日
胆肝膵 肝膿瘍 細菌性 4-8週
アメーバ性 10日
尿路 膀胱炎 3日
急性腎盂腎炎 14日(7-10日)
急性腎盂腎炎・再発 6週
慢性前立腺炎 1-3ヶ月
髄腔 髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
髄膜炎菌
肺炎球菌 10-14日
リステリア 21日
敗血症 敗血症 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 5-7日
黄色ブドウ球菌 28日(14日)
グラム陰性桿菌 14日(7-14日)
カンジダ 血液培養陰性化後, 14日

ソース不明

妊婦に避けるべき抗菌薬

  • Antibiotics to avoid in pregnancy
  • Sulfonamides––kernicterus.
  • Aminoglycosides––ototoxicity.
  • Fluoroquinolones––cartilage damage.
  • Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
(and clarithromycin––embryotoxic).
  • Metronidazole––mutagenesis.
  • Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
  • Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
  • Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
  • Chloramphenicol––“gray baby.”
  • SAFE Moms Take Really Good Care.

使っても良い

YN.H-24
  • βラクタム系
  • エリスロマイシン、アジスロマイシン

参考

  • 抗菌薬インターネットブック
まとまっていてよい
[display]http://www.antibiotic-books.jp

抗菌薬一覧

比較的徐脈」

  [★]

relative bradycardia
relative sinus bradycardia?、相対的徐脈相対性徐脈
熱型徐脈


定義

  • QB.H-165では体温1℃の上昇につき脈拍が8-10/分上昇するのが正常であるが、脈拍の上昇幅がこれいかのものを比較的徐脈としている。
  • 参考1では体温に対して一義的に脈拍を決めている

病因

  • 重症感染症で心拍数の調節が失われる、らしい(要調査)。

原因疾患

参考

  • 1. 比較的徐脈の定義
[display]http://pulmonary.exblog.jp/13451923
Cunha BA: Diagnostic significancer of relative bradycardia. Infect Dis Pract 21: 38-40, 1997.
  • 2. [charged]洞徐脈 - uptodate [1]


チフス菌」

  [★]

Salmonella enterica serovar Typhi
Salmonella Typhi サルモネラ・チフィtyphoid bacillus
腸チフス
  • チフスの病原菌
  • 通性細胞内寄生菌であるため、マクロファージの細胞内移行性の良い薬剤選択が必要。かつてはクロラムフェニコールが用いられたが、ニューキノロン用いられていた。しかしながら1998年頃から急激にニューキノロン低感受性株が出現してきたため、第三セフェム系のセフトリアキソンが用いられる。



軟口蓋麻痺」

  [★]

paralysis of soft palate
口蓋麻痺?、口蓋帆麻痺
軟口蓋
  • 主に迷走神経の麻痺により生じる。(KL.593)
  • 原因 (SOTO.454)

ウィダール反応」

  [★]

Widal reaction
ビィダル反応、ウィダール反応、ビダール反応、グルーベル・ウィダール反応 Gruber-Widal reactionウィダールテスト Widal test
チフス
[show details]


腸チフス・パラチフス混合ワクチン」

  [★]

typhoid-paratyphoid vaccine
腸チフスワクチン


非チフス性サルモネラ症」

  [★]

nontyphoid salmonellosis
サルモネラ症


腸チフスワクチン接種」

  [★]

typhoid vaccination




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