コアグラーゼ

出典: meddic

coagulase
ブドウ球菌



プロトロンビンに結合して複合体のままトロンビン活性を発揮させ、フィブリノゲンフィブリンに変換させる作用
  • フィブリンの網を作り、食細胞の貪食を免れたり、血液の流れを止め病巣と作ったりするのに役立つと思われる。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/16 07:06:24」(JST)

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和文文献

  • 眼科看護師におけるメチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌の鼻腔保菌 (第48回日本眼感染症学会 原著)
  • 田中 寛,星 最智,卜部 公章
  • あたらしい眼科 29(3), 403-406, 2012-03
  • NAID 40019242180
  • 電子顕微鏡による細菌形態の触図教材
  • 一幡 良利,後藤 啓光,谷 貴幸,荒木 勉
  • 筑波技術大学テクノレポート 19(2), 22-25, 2012-03
  • 全盲学生の微生物学教育は、触図教材を用いた微生物の発育集落を理解することで一段と進歩した。更に、フォトグラフィーを応用した触図では、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌のグラム染色後の形態を容易に識別するようになった。今回は走査型電子顕微鏡によるコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の形態を触図により理解できるようになった。全盲学生にとって微生物学教育は、将来医療従事者として感染予防を実践する上で有意義な教育方法である …
  • NAID 120003898129

関連リンク

コアグラーゼ陽性群の代表は、食中毒の起因菌である 黄色ブドウ球菌(S.aureus)です。コアグラーゼ陰性群には表皮ブドウ球菌(S.epidermidis)や腐生ブドウ球菌(S.saprophyicus)があり、一括してコアグラーゼ陰性ブドウ 球菌 ...
コアグラーゼ試験およびラテックス凝集反応:Staphylococcus属の鑑別におけるピットフォール 21 日本臨床微生物学雑誌 Vol.25 No.1 2015. 21 Table 2. Coagulase test in 1/25 plasma broth and 1/5 plasma sa-line;colony inoculated ...
Q A 元栄研化学株式会社 主任研究員 池 戸 正 成 最近のブドウ球菌の同定 外注先の血液培養でStaphylococcus intermediusが分離されま した。誤同定の可能性が高いので、コアグラーゼの有無を再確認した ところ、この検査センター ...

関連画像

シカジーニアス®コアグラーゼ 測定結果の判定法手指発疹 丘疹の画像黄色ブドウ球菌をコアグラーゼ 写真-4 クランピングファクター 血漿の凝固またはフィブリンの

添付文書

薬効分類名

  • 酵素止血剤

販売名

  • レプチラーゼ注1単位

組成

1管(1mL)

成分
有効成分 へモコアグラーゼ液

  • 含量
    0.04mL(1クロブスイツキー単位
    備考 ヘビの毒液に由来する。

添加物

  • ゼラチン加水分解物 2.0μL
    備考 ブタの骨と皮膚に由来する。
    フェノール 3mg
    アミノ酢酸 0.01mg
    塩化カルシウム,塩化ナトリウム,水酸化ナトリウム
  • ※1クロブスイツキー(1Klobusitzky)単位とは,約22℃において,脱カルシウムを施した新鮮馬血5mLを10分間以内に凝固せしめるHemocoagulaseの量を示す。

禁忌

  • トロンビンを投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕

効能または効果

  • 肺出血,鼻出血,口腔内出血,性器出血,腎出血,創傷よりの出血など
  • 通常,成人1日1〜2クロブスイツキー単位,小児は1日0.3〜1.0クロブスイツキー単位を静脈内又は筋肉内注射する。
    なお,年齢,症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 血栓のある患者(脳血栓,心筋梗塞,血栓静脈炎等)および血栓症を起こすおそれのある患者
    〔血栓・塞栓症を増悪させるおそれがある〕
  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して,ショック,アナフィラキシー様症状(蕁麻疹,呼吸困難,口唇浮腫,喉頭浮腫等)等の過敏症の既往歴のある患者1)

重大な副作用

ショック

  • ショック症状(頻度不明注1))を起こすことがあるので,このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • レプチラーゼ注1単位,2単位は,生体内投与において血液凝固時間,出血時間,プロトロンビン時間および部分トロンボプラスチン時間を短縮させる(ヒト)9)が血小板数,フィブリノーゲン量および血中FDPに対してはほとんど影響を与えない(ラット)10)
    その主な作用は,トロンビン様作用,トロンボプラスチン様作用であり,へパリンに拮抗されることなく止血効果をあらわす(ラット)10)
    また,血小板機能亢進作用(ヒト)3)もあると考えられ上記作用とともに止血効果をあらわす。
    レプチラーゼ注1単位,2単位は,試験管内でクエン酸塩加血漿にCa2+を加えることなく凝固させる11)が,そのトロンビン様作用は真のトロンビンと異なり比較的可溶性のフィブリン塊を形成するので血栓性エンボリズムを起す危険性はほとんどない12),13)と考えられる。


★リンクテーブル★
リンク元Staphylococcus aureus」「ブドウ球菌」「Yersinia pestis」「コアグラーゼ陰性ブドウ球菌」「coagulase
拡張検索コアグラーゼ陰性ブドウ球菌感染症」「ヘモコアグラーゼ」「結合型コアグラーゼ
関連記事コア

Staphylococcus aureus」

  [★]

黄色ブドウ球菌
ブドウ球菌
  • first aid step1 2006 p.138

細菌学

毒素

感染症

転移性合併症

  • 心内膜炎
  • 骨髄炎

細菌学的同定法

  • マンニット食塩培地:黄色ブドウ球菌はマンニット分解酵素によりこれを分解できる
  • コアグラーゼ産生性

毒原性因子

  • α毒素
  • コアグラーゼ:プロトロンビンに結合して、複合体のままトロンビン活性をを発揮させ、フィブリノゲンをフィブリンに変換する作用がある。
  • スタフィロキナーゼ:プラスミノゲンと複合体を作り、プラスミン活性を発現させ、フィブリンを分解する
  • プロテインA:IgGのFc部分に親和性を持ち抗体によるオプソニゼーションを阻害
  • ロイコシジン:白血球を死滅させる



ブドウ球菌」

  [★]

Staphylococcus
スタフィロコッカス属ブドウ球菌属


  • 属名なので、ブドウ球菌属(Staphylococcus属)
  • グラム陽性球菌
  • 通性嫌気性
  • カタラーゼ産生 ← 連鎖球菌との判別に利用
  • 耐塩性が高い → マンニット食塩培地でコロニーを形成しうる
  • 常在細菌
皮膚、鼻腔粘膜 (内科診療学)

Staphylococcus

  • コアグラーゼ陽性、マンニトール分解 、血液寒天培地で溶血性あり
  • 女性の尿路感染の原因となる

毒性 (SMB.236)


Yersinia pestis」

  [★]

ペスト菌
Yersinia pestis
pest bacillus
ペスト


媒介動物

  • ノミ
  • ネズミのノミ


コアグラーゼ陰性ブドウ球菌」

  [★]

coagulase negative staphylococci, CNS
  • 黄色ブドウ球菌以外のブドウ球菌を指す用語として定義された。実際にはこのグループにもコアグラーゼを産生するブドウ球菌がいたので、非aureus菌群をとして定義し直された。 (SPC.232)


coagulase」

  [★] コアグラーゼ

WordNet   license wordnet

「an enzyme that induces coagulation」


コアグラーゼ陰性ブドウ球菌感染症」

  [★]

coagulase-negative staphylococcal infection
CNS感染症
コアグラーゼ陰性ブドウ球菌コアグラーゼ


ヘモコアグラーゼ」

  [★]

hemocoagulase
レプチラーゼ、レプチラーゼS
バトロキソビン


結合型コアグラーゼ」

  [★]

bound coagulase
クランピング因子

コア」

  [★]

core
核心母核ヌクレオカプシド




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