ケトン体

出典: meddic

ketone body, ketone bodies
アセトン体 acetone body
ケトーシス



  • 脂肪酸のβ酸化で生じるアセチルCoATCAサイクル(クエン酸サイクル)に入る。肝ミトコンドリアでは相当な割合のアセチルCoAがケトン体生成経路に入り、ケトン体を生成する。
  • 飢餓状態では、ケトン体が脳血管関門を通り抜け、脳のエネルギー源となる。

ケトン体

ケトン体の生合成

ケトン体の代謝

検査


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/06/13 10:34:35」(JST)

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和文文献

  • 低血糖・高血糖のようだ (増大号特集 小児科医のための「小児救急」UP DATE) -- (病態別の診断と治療)
  • ケトン体(血中/尿中) (特集 見方がわかる・結果が今後に役立つ 糖尿病検査とっておきスペシャル)
  • 及川 洋一,島田 朗
  • 糖尿病ケア 12(1), 38-40, 2015-01
  • NAID 40020322592
  • 発症直前に全身紅斑,著明な膵腫大を認めた劇症1型様糖尿病の1例
  • 山藤 知宏,井原 裕,矢野 秀樹
  • 糖尿病 58(6), 419-425, 2015
  • … をみとめた.入院2日前より,急激に口渇,頻尿,および全身倦怠感も出現したため,当科を受診.急性発症の糖尿病性ケトアシドーシスにて入院となった.HbA1c 6.9 %,随時血糖807 mg/dl,動脈血pH 7.285,血中ケトン体の増加を認めたが,膵島関連自己抗体陰性であった.グルカゴン負荷試験ではインスリン分泌は低下を認めるものの枯渇状態を確認できたのは発症後8か月目であった.全身の紅斑出現後膵腫大を伴い急激 …
  • NAID 130005087454
  • 重篤な低カリウム血症を呈した糖尿病性ケトアシドーシスの1例:Stewart法による酸塩基平衡解析
  • 笠置 智道,高見 和久,山田 明子 [他],坂井 聡美,原 高志,酒井 勝央,安田 圭吾,今井 裕一
  • 糖尿病 58(5), 336-341, 2015
  • … を一時中断しその間72時間で計660 mEqのKを補充した.その後血中ケトン体は減少するもアシデミアがさらに進行し,低Alb血症,低P血症を伴い複雑な酸塩基平衡異常を呈した.Stewartのphysicochemical approachにより酸塩基平衡を解析すると,強イオン性代謝性アシドーシスが主体で,原因として希釈,大量食塩水負荷,急性尿細管障害,ケトン体尿排泄の関与が示唆された.種々の電解質の欠乏を伴った酸塩 …
  • NAID 130005073068

関連リンク

ケトン体(ケトンたい、英:Ketone bodies)とは、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸(β- ヒドロキシ酪酸)、アセトンの総称。脂肪酸ならびにアミノ酸の不完全代謝産物である。 一般に、解糖系やβ酸化で生産されたアセチルCoAは速やかにクエン酸回路により消費 される。
【ケトン体】 ケトン体は血中でも尿中にもでて来て、よく病院で尿検査で調べるものです。 ケトン体が高いとはどういうことでしょうか? 結局ケトン体というのは『ある条件さえ作っ てやれば』誰でも血中に出るものです。 血液と尿で調べることはできます。ひどい飢餓と ...

関連画像

なお,3-ヒドロキシ-3-メチルグ ケトン体の画像 p1_30ケトン体 ケトン体が生合成されるケトン戻るケトン体は脂肪酸や一部の ケトン体image.jpg


★リンクテーブル★
国試過去問102G015」「104E009
リンク元インスリン」「アセトン臭」「β-ヒドロキシ酪酸」「ケトーシス」「アセト酢酸
拡張検索尿ケトン体」「総ケトン体」「ケトン体分画
関連記事

102G015」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
  • a. HbA1c溶血性貧血で低値を示す。
  • b. 血糖値は静脈血の方が毛細管血よりも高い。
  • c. ケトン体は蛋白分解亢進によって増強する。
  • d. 血糖値が140mg/dlの者の60%が尿糖陽性を示す。
  • e. インスリン分泌能は一日尿中インスリン量測定で評価する。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G014]←[国試_102]→[102G016

104E009」

  [★]

  • 飢餓に伴い血中に増加するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104E008]←[国試_104]→[104E010

インスリン」

  [★]

insulin (Z)
immunoreactive insulin IRI ← ELISAを利用して定量されるインスリン(臨床検査医学)
インスリン製剤インスリン受容体
レギュラーインスリン1型インスリン

分類

  • ペプチド

性状

産生組織

プレプロインスリンの生合成@粗面小胞体 → プレプロインスリン -(切断@小胞体)→ プロインスリンはゴルジ体に輸送 -(切断@ゴルジ体小胞体)→ インスリン

標的組織

作用

  • 全般的な傾向として、同化作用↑、異化作用↓(糖新生↓)
  • インスリン受容体→ GLUTの細胞膜上への移動
  • K+の細胞内取り込み↑
  • 肝細胞でグリコーゲン合成↑
  • アミノ酸取り込み↑→タンパク質合成↑
  • 脂肪合成↑
  • 脂肪分解↓

分泌の調節

  • インスリン分泌↑
  • 細胞外K濃度↑→膵臓β細胞脱分極→インスリン分泌↑
  • インスリン分泌↓
  • 細胞外K濃度↓→膵臓β細胞再分極→インスリン分泌↓

分泌機構

  • 1. グルコース→解糖系→ATP↑→KATP閉鎖→脱分極→VDCC解放→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌*2a. ペプチドホルモン→Gsα活性化→AC↑→cAMP↑→PKA↑→インスリン開口分泌
  • 2b. ノルアドレナリン→Giα活性化→AC↓→cAMP↓→PKA↓→インスリン分泌抑制
  • 3. アセチルコリン→PLC活性化→

   →IP3↑→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌
   →DAG↑→PKC活性化→インスリン開口分泌

作用機序

  • 受容体型チロシンキナーゼ

臨床関連

インスリン作用不足による代謝障害
血漿中:ブドウ糖↑、アミノ酸↑、遊離脂肪酸↑、ケトン体
  • 高血圧とインスリン抵抗性の関連
インスリン抵抗性



アセトン臭」

  [★]

acetone odor
ケトーシスケトン体


β-ヒドロキシ酪酸」

  [★]

β-hydroxybutyrate, β-hydroxybutyric acid, beta-hydroxybutyrate
3-ヒドロキシ酪酸 3-hydroxybutyrate 3-hydroxybutyric acid,D-3-ヒドロキシ酪酸 D-3-hydroxybutyrate,ヒドロキシ酪酸 hydroxybutyrate
ケトン体酪酸


3-hydroxybutyrate カルボキシ基の炭素が1位
β-hydroxybutyrate カルボキシ基に隣接する炭素がα位
  • ケトン体の一つ
脂肪のβ酸化が亢進するときに生じる。
3分子のアセチルCoAでHMG-CoAを生じ、HMG-CoAリアーゼによりアセト酢酸が生じる


ケトーシス」

  [★]

ketosis (FB)
ケトン血症インスリン依存性糖尿病
ケトンケトン体
[show details]


  • アセト酢酸の代謝分解より生成の方が早い
  • 呼気がアセトン臭


アセト酢酸」

  [★]

acetoacetic acid, acetoacetate
3-オキソ酪酸 3-oxobutyric acidβ-ケト酪酸 β-ketobutyric acid
ケトン体


  • CH3COCH2COOH
  • ケトン体の一種



尿ケトン体」

  [★]

ketone bodies in urine
ケトン尿ケトン尿症

尿ケトン体が陽性になる主な疾患 IMD.163

代謝性疾患 糖尿病、腎性糖尿、
糖原病
食事性 飢餓、高脂肪食
代謝亢進 甲状腺機能亢進症、
発熱、妊娠、授乳


総ケトン体」

  [★]

total ketone bodies, total ketone body
ケトン体

ケトン体分画」

  [★]

ketone body fraction
ケトン体


体」

  [★]

body
corpuscorpora
肉体身体本体コーパスボディー




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