クローン病活動指数

出典: meddic

Crohn disease activity index, CDAI, Crohn's disease activity index, Crohn's Disease Activity Index
クローン病IOIBDスコア、クローン病活動度分類


# 評価内容 ウェイト(倍数)
*1. 過去1週間の軟便または下痢の回数 ×5
*2. 過去1週間の腹痛
(腹痛の状態を毎日評価し、7日分を合計する)
0=なし、1=軽度、2=中等度、3=高度
×5
*3. 過去1週間の主観的な一般状態
(一般状態を毎日評価し7日分を合計する)
0=良好、1=軽度不良、2=不良、3=重症、4=激症
×7
*4. 患者が現在持っている下記項目の数
1) 関節炎/関節痛
2) 虹彩炎/ブドウ膜炎
3) 結節性紅斑/壊死性膿皮症/アフタ性口内炎
4) 裂肛痔瘻または肛門周囲膿瘍
5) その他の瘻孔
6) 過去1週間100°F(37.8℃)以上の発熱
×20
*5. 下痢に対してlomoti(Lopemin)またはオピアトの服用
0=なし、1=あり
×30
*6. 腹部腫瘤
0=なし、2=疑い、5=確実にあり
×10
*7. ヘマトクリット
男(47-Ht)
女(42-Ht)
×6
*8. 体重:標準体重;100x(1-体重/標準体重) ×1
*CDAI 150以下:非活動期 450以上:非常に重症




UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 大腸クローン病における内視鏡的クローン病活動指数の意義について

関連リンク

表2 クローン病活動指数<Crohn's Disease Activity Index (CDAI)>の求め方 ※2)の文献から引用 X1. 過去1週間の軟便または下痢の回数 ×2 = y1 X2. 過去1週間の腹痛 (下記スコアで腹痛の状態を毎日評価し、7日分を合計する) X3. ...
Ⅱ 重症度分類(活動指数) IOIBD assessment scoreとCrohn's Disease Activity Index(CDAI)を目的に応じて使い分ける. ...
簡略されたスコアーとして簡易版クローン病活動指数(Harvery -Bradshaw score) がある。これは、5 項目について1 日で判定計算するものです。 CDAI150 以下を非活動期と定義し、450 以上:非常に重症とされている。CDAI スコアーは ...

関連画像

Image of クローン病CDAI・潰瘍性 クローン病CDAIスコア”の 薬物療法 - クローン病に対する iPhone アプリ 無料] クローン病 iPhone アプリ 無料] クローン病


★リンクテーブル★
先読みクローン病」「IOIBDスコア」「Crohn's Disease Activity Index」「Crohn's disease activity index
リンク元Crohn disease activity index」「CDAI」「クローン病活性指数
関連記事クローン」「」「指数」「活動

クローン病」

  [★]

Crohn disease, Crohn's disease
Crohn病
限局性回腸炎 regional ileitis回腸末端炎終末回腸炎 terminal ileitis
潰瘍性大腸炎炎症性腸疾患 inflammatory bowel disease
  • first aid step1 2006 p.113,140,276,280,283,326,427
  • see also 消化器系チュートリアルの材料.xls

まとめ

  • 特定疾患治療研究事業に含まれる疾患である(特定疾患)。消化管のあらゆる部位に非連続性に起こる原因不明・全層性の慢性肉芽腫性炎症疾患である。10歳後半から20歳代の若年者に多く、また男性に多い(男女比2:1)。病因は不明であるが、炎症反応の亢進であるかもしれない。病理学的にはリンパ球、形質細胞浸潤を伴う全層性炎症像がみられる。また、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が特徴的である。症状は腹痛、下痢、発熱、体重減少などあり、肛門病変(痔瘻や裂肛)が初発することがある。血液検査では炎症所見(WBC,CRP上昇、赤沈亢進)が見られ、貧血、低栄養の所見、またα1アンチトリプシン試験で異常となる。画像検査では、非連続性の病変が認められ、またアフタ状潰瘍、腸間膜付着側の縦列潰瘍、敷石像、瘻孔形成、肛門病変が認められる。治療は内科的治療が中心である。絶食、栄養療法(成分栄養剤による経腸栄養療法、経静脈栄養。小腸ok)、薬物療法(サラゾスルファピリジン(大腸only)、メサラジン(小腸・大腸ok)。ステロイド(栄養療法・5-アミノサリチル酸不応例)、インフリキシマブ、免疫抑制薬、顆粒球吸着療法(GCAP)が行われる。外科療法は狭窄、膿瘍、肛門病変に対して行われる。(SSUR.535 YN A-62)

比較

Table 15-10. Distinctive Features of Crohn Disease and Ulcerative Colitis*
Feature Crohn Disease
(Small intestine)
Crohn Disease
(Colon)
Ulcerative Colitis
Macroscopic
Bowel region Ileum ± colon† Colon ± ileum Colon only
Distribution Skip lesions Skip lesions Diffuse
Stricture Early Variable Late/rare
Wall appearance Thickened Variable Thin
Dilation No Yes Yes
Microscopic
Pseudopolyps None to slight Marked Marked
Ulcers Deep, linear Deep, linear Superficial
Lymphoid reaction Marked Marked Mild
Fibrosis Marked Moderate Mild
Serositis Marked Variable Mild to none
Granulomas Yes (40% to 60%) Yes (40% to 60%) No
Fistulas/sinuses Yes Yes No
Clinical
Fat/vitamin malabsorption Yes Yes, if ileum No
Malignant potential Yes Yes Yes
Response to surgery‡ Poor Fair Good


概念

  • 原因不明の炎症性疾患
  • 腸壁全層に肉芽腫形成が見られる
  • 小腸や大腸に縦走潰瘍、敷石像、アフタの形成

病型

  • 病変の存在部位により分類(小腸型、小腸大腸型、大腸型、特殊型など)
頻度:小腸大腸型>小腸型>>大腸型

病理

  • 全層に及ぶ縦走潰瘍、敷石像、アフタの形成
クローン病 腸結核 腸管ベーチェット病
縦走潰瘍 輪状潰瘍 打ち抜き状潰瘍
敷石像 帯状潰瘍 下掘れ状潰瘍

病因

  • 遺伝的因子 + 環境因子(食餌抗原や細菌、ウイルス感染など) → 免疫異常 → 腸管に慢性炎症性変化

症状

  • 主要症状:腹痛、下痢、発熱、体重減少 ← 水様性下痢が一般的で血便が見られることは少ない(QB.A-142)
  • 腹痛(臍周囲部および回盲部痛)、間欠性発熱、下痢、嘔吐、肛門部病変。体重減少、貧血

合併症

  • 1. 消化管合併症:狭窄、瘻孔、痔瘻、肛門周囲膿瘍
  • 2. 消化管外合併症

続発症

検査

  • 腹部単純X線写真:イレウスを疑う症例ではニボーの確認のために重要。クローン病の確定診断にはやくにたたない。
  • 上部消化管内視鏡
  • 下部消化管内視鏡
  • 小腸造影:小腸病変の評価。特に回腸末端の病変、程度、潰瘍、狭窄、瘻孔
  • 腹部造影CT:TNFα阻害薬やステロイドを用いる際には、腹部から触知下腫瘤が腸管の癒着か、膿瘍の合併によるものかを評価する必要がある(QB.A-144)
  • 注腸造影:大腸病変の描出
[show details] [show details]

診断

[show details]

鑑別診断

IMD

治療

YN.A-66

  クローン病 潰瘍性大腸炎
病因??? 炎症反応亢進 免疫応答の異常
寛解導入 栄養療法  
5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン、小: メサラジン) 5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン、小: メサラジン)
ステロイド ステロイド
抗TNF-α抗体  
シプロフロキサシンメトロニダゾール ATM療法
顆粒球吸着療法(白血球除去療法) 顆粒球吸着療法(白血球除去療法)
  免疫抑制薬
緩解維持 在宅経腸栄養法 無治療~5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン)
5-アミノサリチル酸  
免疫抑制薬  
外科 狭窄、難治性痔瘻 大出血、狭窄、穿孔、中毒性巨大結腸症、癌化

外科療法

  • 狭窄、瘻孔形成、痔瘻の場合に適応となる。
  • 腸切除の後遺症:吸収障害(脂肪>蛋白>糖)、[回盲部切除]胆汁酸ビタミンB12の吸収不良、小腸内細菌異常増殖(結腸からの侵入?)

USMLE

  • Q book p.290


参考

  • 1.
  • [display]http://homepage3.nifty.com/mickeym/No.101_200/163kuro.html
  • 2. 病理学コア UC
[display]http://jsp.umin.ac.jp/corepictures2007/09/c01/index.html
  • 3. 株式会社JIMRO IBDの診断と治療
[display]http://www.jimro.co.jp/ibd/index_ibd.htm
  • 4. クローン病の治療指針 活動期の治療2010
[display]http://mimibukuro.org/cd/medical-guideline08/2
  • 5. クローン病 注腸造影
アフタ病変
[display]http://www.ajronline.org/content/179/4/1029/F14.expansion
縦走潰瘍
[display]http://www.ajronline.org/content/179/4/1029/F12.expansion
偽ポリープ
[display]http://rfs.acr.org/gamuts/data/images/ID1143.htm

国試



IOIBDスコア」

  [★]

IOIBD assessment score
クローン病、クローン病活動度分類
[show details]



Crohn's Disease Activity Index」

  [★] クローン病活性指数

Crohn's disease activity index」

  [★] クローン病活性指数

Crohn disease activity index」

  [★] クローン病活動指数

CDAI」

  [★] クローン病活動指数

クローン病活性指数」

  [★] クローン病活動指数

クローン」

  [★]

clone
クローン選択説
  • クローンは、同一の起源を持ち、尚かつ均一な遺伝情報を持つ核酸、細胞、個体の集団。

参考

  • wikipedia -クローン
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3


数」

  [★]

numbercountnumeral
ナンバー数値数えるカウント番号をつける数字数詞


指数」

  [★]

indexindices
インデクスインデックス指標

活動」

  [★]

activity
活性活性度活動性活量




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡