イホスファミド

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ifosfamide, IFO, IFM
イホマイドIfex



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和文文献

  • 症例報告 くる病で発見されたイホスファミドによるFanconi症候群の一例
  • 山村 なつみ,清水 順也,木村 健秀 [他]
  • 小児科診療 74(1), 140-144, 2011-01
  • NAID 40017431919
  • PP-175 転移性腎細胞癌に対するイホスファミド,ドキソルビシン併用化学療法の経験(腎腫瘍/薬物療法1,一般演題ポスター,第97回日本泌尿器科学会総会)
  • 石川 雅邦,杵渕 芳明,石塚 修,田辺 智明,小川 輝之,中山 剛,加藤 晴朗,西澤 理
  • 日本泌尿器科學會雜誌 100(2), 360, 2009-02-20
  • NAID 110007229267

関連リンク

イホスファミド. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内 , 検索 ... イホスファミド (ifosfamide) は抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)の一種。商品名 はイホマイド (Ifomide)。IFMという略号で表されることもある。 ...

関連画像

イホスファミドイホスファミド(イホマイド イホスファミドsimilar イホスファミド dna  「イホスファミド」の出 とイホスファミドだそうです

添付文書

薬効分類名

  • 抗悪性腫瘍剤

販売名

注射用イホマイド1g

組成

成分・含量(1瓶中):

  • イホスファミド1g

禁忌

ペントスタチンを投与中の患者 1)[「相互作用」の項参照]

本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

腎又は膀胱に重篤な障害のある患者[腎障害又は出血性膀胱炎を増悪する。]

効能または効果

  • 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の寛解
    肺小細胞癌,前立腺癌,子宮頸癌,骨肉腫,再発又は難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍,卵巣腫瘍,性腺外腫瘍)

    以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
    悪性骨・軟部腫瘍,小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫,腎芽腫等)
    *本剤を再発又は難治性の胚細胞腫瘍に投与する場合には,他の抗悪性腫瘍剤と併用することが必要である。[本剤単独投与での有効性は確立していない。精巣腫瘍に対し本剤を単独投与した場合,奏効率が低く効果持続期間が短いとの報告がある 2)。]

肺小細胞癌,前立腺癌,子宮頸癌,骨肉腫の場合

  • 通常,成人にはイホスファミドとして1日1.5?3g(30?60mg/kg)を3?5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。これを1コースとし,末梢白血球の回復を待って3?4週間ごとに反復投与する。
    なお,年齢,症状により適宜増減する。

再発又は難治性の胚細胞腫瘍の場合

  • 確立された標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法を行い,通常,成人にはイホスファミドとして1日1.2g/m2(体表面積)を5日間連日点滴静注する。これを1コースとし,末梢白血球の回復を待って3?4週間ごとに反復投与する。
    なお,患者の状態により適宜減量する。

悪性骨・軟部腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法及び本剤単独投与の場合

ドキソルビシン塩酸塩との併用において,成人には,通常1コースは,イホスファミドとして1日1.5?3g/m2(体表面積)を3?5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って3?4週間ごとに反復投与する。
総投与量は,イホスファミドとして1コース10g/m2以下とする。
なお,年齢,患者の状態により適宜減量する。

本剤の単独投与において,成人には,1コースは,イホスファミドとして総投与量14g/m2までを点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って反復投与する。

小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫,腎芽腫等)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合

他の抗悪性腫瘍剤との併用において,通常,イホスファミドとして1日1.5?3g/m2(体表面積)を3?5日間連日点滴静注する。これを1コースとし,末梢白血球の回復を待って3?4週間ごとに反復投与する。
なお,年齢,併用薬,患者の状態により適宜減量する。

総投与量はイホスファミドとして1コース10g/m2以下,全治療コース80g/m2以下とする。


本剤の投与時には十分な尿量を確保し,出血性膀胱炎等の泌尿器系障害の防止のために下記の処置を行うこと。

成人の場合

本剤投与時の1時間前から,できるだけ頻回に,かつ大量の経口水分摂取を行い,投与終了の翌日まで1日尿量3000mL以上を確保すること。

本剤投与第1日目は,投与終了直後から2000?3000mLの適当な輸液を投与するとともにメスナを併用すること。

本剤投与中,経口水分摂取困難な場合は,第2日目以降,投与終了の翌日まで,上記2)に準じて輸液を投与すること。

本剤投与中は必要に応じて輸液1000mLあたり40mLの7%炭酸水素ナトリウム注射液を混和し,尿のアルカリ化を図ること。また必要に応じてD-マンニトール等の利尿剤を投与すること。

小児の場合

  • 本剤投与時には,1日2000?3000mL/m2(体表面積)の適当な輸液を投与するとともにメスナを併用すること。また,(1)4)に準じ尿のアルカリ化を図り,利尿剤を投与すること。

再発又は難治性の胚細胞腫瘍に対して確立された標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〔VeIP療法(ビンブラスチン硫酸塩,イホスファミド,シスプラチン併用療法)〕においては,原則として3週間を1クールとし,各クールの1?5日に本剤を投与する。なお,併用薬剤の添付文書も参照すること。

悪性骨・軟部腫瘍に対する本剤単独投与での用法・用量については,文献 3)?8)を参照すること。

肥満患者には,投与量が過多にならないように,標準体重から換算した投与量を考慮すること。

注射液の調製法:イホスファミド1g(1瓶)に生理食塩液又は注射用水25mLを加えて溶解する。


慎重投与

肝障害のある患者[肝障害が増悪するおそれがある。]

腎又は膀胱に障害のある患者[腎障害又は出血性膀胱炎が増悪するおそれがある。]

骨髄抑制のある患者[骨髄抑制が増強するおそれがある。]

感染症を合併している患者[骨髄抑制作用により,感染症が増悪するおそれがある。]

水痘患者[致命的な全身障害があらわれることがある。]

高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

小児[「重要な基本的注意」及び「小児等への投与」の項参照]

重大な副作用

骨髄抑制(5%以上):汎血球減少,貧血,白血球減少,血小板減少,また,出血等があらわれる場合があるので,本剤投与期間中には末梢血液の観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与間隔の延長,減量,休薬等の適切な処置を行うこと。

出血性膀胱炎,排尿障害(5%以上):出血性膀胱炎,排尿障害等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,減量,休薬等の適切な処置を行うこと。

ファンコニー症候群(頻度不明),急性腎不全(0.1%未満):ファンコニー症候群,また,急性腎不全があらわれることがあるので,腎機能検査値を確認するなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与中止等の適切な処置を行うこと。併用薬又は前治療薬として白金製剤の投与を受けた患者,腎機能低下又は片腎の患者,小児には特に注意すること。

意識障害(0.1%未満),幻覚,錯乱,錐体外路症状(0.1?5%未満):意識障害,幻覚,錯乱,錐体外路症状があらわれることがあるので,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

脳症(0.1%未満):意識障害を伴う痙攣発作,譫妄(意識障害,幻覚及び錯乱)があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

間質性肺炎(0.1?5%未満),肺水腫(頻度不明):間質性肺炎,肺水腫があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

心筋障害,不整脈(頻度不明):心不全,心室性期外収縮,心房細動,上室性期外収縮等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,痙攣,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には,投与を中止し,水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。

急性膵炎(頻度不明):急性膵炎があらわれることがあるので,観察を十分に行い,腹痛,血清アミラーゼ値の上昇等の異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

薬効薬理

薬理作用

  • 動物移植性腫瘍に対する抗腫瘍効果(in vivo

腹水型腫瘍のうち,マウスL1210白血病,ラット吉田肉腫に対して,シクロホスファミドよりすぐれ,かつ,カルボコンより明らかにすぐれた延命効果を示した 19),20)

ラット腹水肝癌に対して,静脈内投与では他の抗悪性腫瘍剤(カルボコン等)より広いスペクトラムを示した 20)

固形型腫瘍においても,マウスメラノーマB16及びラット吉田肉腫に対して,シクロホスファミド及びカルボコンよりすぐれた腫瘍増殖抑制効果を示した 19)

化学療法剤耐性のラット腫瘍(DS癌肉腫及びTA腎芽細胞腫)に対して,シクロホスファミドよりも著明にすぐれた抗腫瘍効果を示した 21)。しかし,マウスのシクロホスファミド獲得耐性腫瘍〔L1210(100mg/kg耐性株)〕に対しては,400mg/kg投与群において対照群に比し25%の生存日数の延長を認めたにすぎず,シクロホスファミドと不完全交差耐性を示すものと考えられた 22)

作用機序

  • イホスファミドは生体内で活性化された後,腫瘍細胞のDNA合成を阻害し,抗腫瘍作用をあらわすことが認められている 23)

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称:

  • イホスファミド(JAN)[局外規]
    Ifosfamide

化学名:

  • (±)-3-(2-Chloroethyl)-2-[(2-chloroethyl)amino]tetrahydro-2H-1,3,2-oxazaphosphorine 2-oxide

分子式:

  • C7H15Cl2N2O2P

分子量:

  • 261.09

化学構造式:

性状:

  • 白色の結晶性の粉末又は塊で,においはない。
    メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく,水に溶けやすく,ジエチルエーテルにやや溶けにくい。
    吸湿性である。

融点:

  • 47?51℃

分配係数:

  • 7.24[1-オクタノール/水]


★リンクテーブル★
先読みIFO
リンク元遠位尿細管性アシドーシス」「近位尿細管性アシドーシス」「骨肉腫」「VIP療法」「PI療法

IFO」

  [★]

  • 発酵研究所
Institute for Fermentation、Osaka


遠位尿細管性アシドーシス」

  [★]

distal renal tubular acidosis, distal RTA, dRTA
1型尿細管性アシドーシスI型尿細管性アシドーシス尿細管性アシドーシス1型尿細管性アシドーシスI型
1型腎尿細管性アシドーシスI型腎尿細管性アシドーシス腎尿細管性アシドーシス1型、腎尿細管性アシドーシスI型
type 1 renal tubular acidosis, type I renal tubular acidosis, renal tubular acidosis type 1, renal tubular acidosis type I
type 1 RTA, type I RTA, RTA type 1, RTA type I
腎尿細管性アシドーシス近位尿細管性アシドーシス代謝性アシドーシス
[show details]

概念

  • 遠位尿細管における水素イオン分泌が障害されることにより生じる、アニオンギャップが正常な高Cl性の代謝性アシドーシス。
  • シェーグレン症候群によく合併する。

病因

uptodate Major causes of type I (distal) renal tubular acidosis
  • 一次性 Primary
  • 特発性、孤発性
  • 家族性
  • AD
  • AR
  • 二次性
  • シェーグレン症候群 Sjogren's syndrome :腎生検上α間在細胞にH+-ATPaseが欠損している。患者の中にはcarbonic anhydrase IIに対する自己抗体をもつものもいる。(参考4)
  • 高カルシウム血症
  • 関節リウマチ
  • 高グロブリン血症
  • イホスファミド
  • アムホテリシンB
  • 肝硬変
  • 全身性エリテマトーデス(おそらく高カリウム性)
  • 鎌状赤血球症(おそらく高カリウム性)
  • 閉塞性尿路疾患(おそらく高カリウム性)
  • 炭酸リチウム
  • 腎移植

家族性のRTA

HIM.1805
変異が存在する分子によって以下の型がある。
  • 1. H+-ATPase proton pumpの変異:常染色体劣性遺伝(のほとんど)。H+-ATPase proton pumpは皮質集合管にあるα介在細胞(H+分泌に関与)の管腔側に存在する。このpunpの変異により、酸分泌能が障害されている。また、早期発症の感音性難聴と関連がある。
  • 2. 重炭酸イオンと塩素イオンの対向輸送蛋白AE1の変異:常染色体優性遺伝:AE1の機能は正常であるが、本来の基底膜にでなく管腔側に存在するために重炭酸イオンを失うと考えられている。AE1の両方の対立遺伝子に変異を生じた病型は常染色体劣性遺伝型(1.)のような病態を呈する。
  • 3. carbonic anhydrase IIの変異:dRTAを伴った"marble-brain disease"(骨粗鬆症、低身長、精神遅滞)。

病態生理

参考4 参考5
  • 1. 代謝性アシドーシス
  • 水素イオンを分泌できないため、体内の重炭酸イオンが消費され、高Cl性代謝性アシドーシスを生じる
  • 2. 低カリウム血症
  • 集合管など(distal nephron)でナトリウムを再吸収するとき電気的中性を保つために水素イオンが管腔側に移動していたが、水素イオンが分泌できなくなったために代償的にカリウムが分泌・排泄されるため。(参考4)
  • 遠位尿細管におけるH+分泌とHCO3-再吸収が障害され、管腔内にHCO3-が増加すると電気的中性を保つく尿細管上皮内からNa,Kが出てくる。すると、Na再吸収低下による続発性アルドステロン症も相まってK再吸収は低下し、低K血症となる(←非常にあやしい。出典不明)
  • 1) 代謝性アシドーシスでは、遠位尿細管でのカルシウム再吸収が低下する。(代謝性アシドーシス#検査)
  • 2) アシドーシスに対して骨からカルシウムとリン酸が動員され、リン酸によりpHの低下が緩衝され、カルシウムは1)により排泄される。 ← 代謝性アシドーシスでPTHの分泌が促される。 これもpHを保とうとするホメオスタシスの一つなんですかね?
  • 4. 低クエン酸尿症
  • 遠位尿細管性アシドーシスでは近位尿細管でのクエン酸再吸収が亢進し、低クエン酸尿症をきたす。
  • 5. 尿pH上昇
  • 水素イオンを分泌できないため
  • 6. 尿路結石
  • 3+4+5 → 腎石灰化症、リン酸カルシウム結石の形成(HIM.1805)
  • 7. 尿の濃縮障害 (HIM.1805) 機序不明

臨床像

HIM.1805

  • 原発性dRTAでは、全身性代謝性アシドーシスや酸負荷によっても尿をpH5.5以下に酸性化できない。これは、遠位尿細管における酸分泌や重炭酸の再吸収の障害による。
  • 低カリウム血症、低クエン酸尿症、高カルシウム尿症、腎石灰化症、腎結石が特徴的
  • 未治療のまま放置すると、くる病や骨軟化症をきたす。
  • 遺伝性:常染色体優性~常染色体劣性
  • AR dRTA:幼児期発症。重度のアシドーシス、発育不良、成長不良、腎石灰化症による腎機能障害を呈する。
  • AD dRTA:無症状で思春期や成人の時なってから腎結石の精査の折に偶然発見される。全身性のアシドーシスはない。尿検査で低クエン酸尿症、高カルシウム尿症、あるいは塩化アンモニウムや塩化カルシウム負荷による尿の酸性化障害で診断される。

徴候

  • 低カリウム血症:低カリウム性四肢麻痺
  • 尿の濃縮障害:

検査

  • 電解質
  • K :低値
  • Cl:上昇
  • NH4Cl負荷試験:NH4Clを負荷をおこなっても尿の酸性化に限界があり、pH5.5以上を呈する。

合併症

  • 尿路結石

治療

参考

  • 1. 腎・泌尿器 081113IV
  • 2. RENAL TUBULAR ACIDOSIS, DISTAL, AUTOSOMAL DOMINANT - OMIM
[display]http://www.ncbi.nlm.nih.gov/omim/179800
17q21-q22
mutation in the SLC4A1 gene
  • 3. RENAL TUBULAR ACIDOSIS, DISTAL, WITH PROGRESSIVE NERVE DEAFNESS - OMIM
[display]http://www.ncbi.nlm.nih.gov/omim/267300
2cen-q13
mutation in the ATP6V1B1 (ATP6B1)
  • 4. [charged] Pathophysiology of renal tubular acidosis and the effect on potassium balance - uptodate [1]
  • 5. [charged] Treatment of distal (type 1) and proximal (type 2) renal tubular acidosis - uptodate [2]


近位尿細管性アシドーシス」

  [★]

proximal renal tubular acidosis, proximal RTA, pRTA, proximal tubular acidosis
2型尿細管性アシドーシスII型尿細管性アシドーシス尿細管性アシドーシス2型尿細管性アシドーシスII型
2型腎尿細管性アシドーシスII型腎尿細管性アシドーシス腎尿細管性アシドーシス2型、腎尿細管性アシドーシスII型
type 2 renal tubular acidosis, type II renal tubular acidosis, renal tubular acidosis type 2, renal tubular acidosis type II
type 2 RTA, type II RTA, RTA type 2, RTA type II
尿細管性アシドーシスアシドーシス遠位尿細管性アシドーシス
[show details]
HIM 
 -type 2 (proximal). 1744t,1755,1759,1805,1809
  • アニオンギャップが正常な高Cl性の代謝性アシドーシス
  • 近位尿細管における重炭酸イオン再吸収障害による酸血症

病因

参考1
  • 原発性
  • 特発性、孤発性
  • 家族性
  • 続発性

病態

参考1
  • 重炭酸が何らかの原因により再吸収されない。 → 高Cl性代謝性アシドーシス
  • リン酸、グルコース、尿酸、アミノ酸が再吸収されない。 → 低リン酸血症、腎性糖尿、低尿酸症、アミノ酸尿
水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版 p.151
  • 近位尿細管で重炭酸イオン(その他各種電解質も)の再吸収が低下するために血清HCO3-が低下する
  • 血清HCO3-が15mEq/l以下になると再吸収が可能となるので、proximal RTAにおいて血清HCO3-が15-17mEq/l以下になることはまれ。

参考

  • 1.
わかりにくい
[display]http://omim.org/entry/179830
  • 2. [charged] Etiology and diagnosis of distal (type 1) and proximal (type 2) renal tubular acidosis - uptodate [3]
  • 3. [charged] Pathophysiology of renal tubular acidosis and the effect on potassium balance - uptodate [4]


骨肉腫」

  [★]

osteosarcoma
骨原性肉腫 osteogenic sarcoma OS
骨腫瘍


概念

  • 類骨を形成する悪性骨腫瘍。骨組織に原発し、腫瘍細胞が直接類骨あるいは骨組織を形成する。

疫学

  • 0.3人/10万人。男子にやや多い?(出典不明)。
  • 原発性悪性骨腫様のなかで最多。Paget病などからの二次性発症もある
  • 年齢:15歳ピーク。10歳:60%。20歳:15%

分類

  • 骨芽細胞型
  • 軟骨芽細胞型
  • 線維芽細胞型

病理

  • 未分化で異形成の強い悪性腫瘍の増殖及びそれによる類骨形成が認められる。
[show details]

好発部位

  • 大腿骨遠位、脛骨近位、合わせて75%。次いで上腕骨近位
  • 少ない: 脊椎、手指骨、足趾骨、扁平骨

転移

  • 血行性。肺転移
  • 局所症状が現れる頃には肺に転移を考慮

症状

  • 腫脹、疼痛、腫瘍の増大で発赤、局所熱感、静脈怒張

検査

  • 血液生化学
  • 高値:血清アルカリフォスファターゼ、乳酸脱水素酵素
  • X線
  • 骨硬化を伴わない骨破壊、種々の程度の腫瘍性骨新生(境界不明瞭の淡い綿花様、綿球様の骨硬化)
  • 外骨膜反応(コットマン三角、スピクラ形成)

治療

予後

  • 5年生存率50-70%

参考

  • 1. 病理写真
未分化で異形成の強い腫瘍細胞の増殖と、類骨形成が認められる。
[display]http://www.flickr.com/photos/electrothompson/galleries/72157622824733847/%23photo_3927151514

骨肉腫とユーイング肉腫

  骨肉腫 ユーイング肉腫
概念 類骨を形成する悪性骨腫瘍
骨組織に原発し、腫瘍細胞が直接類骨あるいは骨組織を形成する。
分化の高悪性度小円形細胞肉腫。発生母細胞は神経外胚葉
疫学 15歳ピーク
10歳代:60%
20歳代:15%
男性にやや多い
10-30歳で見られるが、10代から10代未満に好発し、80%が20歳以下である。骨肉腫より若年者に好発する。
男女比 = 2:1
原発性悪性骨腫様のなかで最多 骨肉腫、骨髄腫、軟骨肉腫に次いで多い。
好発部位
大腿骨遠位
脛骨近位
合わせて75%
次いで上腕骨近位
長幹骨の骨幹部
骨盤、大腿骨、上腕骨、脛骨の順に好発する
症状 腫脹、疼痛、腫瘍の増大で発赤、局所熱感、静脈怒張 疼痛、腫脹、全身症状(白血球増多、発熱) 
血液検査 血清アルカリフォスファターゼ、乳酸脱水素酵素
白血球増多、CRP上昇、赤沈亢進
単純X線写真 骨硬化を伴わない骨破壊、種々の程度の腫瘍性骨新生(境界不明瞭の淡い綿花様、綿球様の骨硬化)
外骨膜反応(コットマン三角、スピクラ形成)
骨皮質を破壊しつくす前にフォルクマン管を介して軟部組織に浸潤し骨外に浸潤する。このために骨膜を持ち上げ骨膜反応(たまねぎの皮様(onion skin appearance))を呈する。
斑点状、蚕喰状の骨吸収破壊像
転移 血行性、肺転移  
予後 5年生存率50-70% 予後不良
日本での5年累積生存率は45%

国試



VIP療法」

  [★]

精巣腫瘍
  • 精巣腫瘍の化学療法の救済化学療法で用いられる
repeat every 21 days

参考

  • 1.
[display]http://www.chp-kagawa.jp/docs/seisou.pdf


PI療法」

  [★]

シスプラチンイホスファミド
  • protease inhibitors therapy, protease inhibitor therapy
  • psychodynamic-interpersonal therapy
  • paradoxical intention therapy




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