- 英
- Northern hybridization
- 関
- Northernハイブリダイゼーション
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/04/21 16:11:16」(JST)
[Wiki ja表示]
ノーザンブロッティング(英: northern blotting)とは、分子生物学研究において用いられる、RNAを検出する手法である。DNAを検出するサザンブロッティングと同様の原理によることから、一種の洒落として名づけられた(「サザンブロッティング」は開発者エドウィン・サザンの名からとられている)。
抽出した RNA を電気泳動によって展開し、メンブレンに転写したのち、標識した核酸プローブを用いて検出を行う。一般に転写産物の量やサイズを調べるために行う。
細胞からフェノール試薬などを用いて核酸を抽出した後、RNaseフリーのDNaseによってDNAのみを消化し、アガロース電気泳動などによってゲル上に展開する。このゲルを拡散もしくは吸引によってメンブレンに転写(ブロット)し、さらに検出したいRNA配列に相補的な核酸を標識した核酸プローブをハイブリダイゼーションさせることで標的RNAの量、サイズを検出する。標識にはRIを用いた方法があるが、最近はDIGと抗体を用いたnonRI法が一般的。
関連項目
Japanese Journal
- Locked nucleic acid(LNA)を利用した高性能ハイブリダイゼーションプローブの作製
- 石川 寿樹,岡崎 桂一,伊藤 紀美子 [他]
- 新潟大学農学部研究報告 63(1), 35-39, 2010-08
- 高度に保存された塩基配列を有するmRNAのin situ hybridization(ISH)による特異的検出を目的として、locked nucleic acid(LNA)を利用したキメラオリゴヌクレオチドプローブを作製し、その実用性を評価した。塩基配列で90%以上の相同性を示すカブのニトリラーゼアイソフォームBrNIT-T1及びBrNIT-T2との間で相同性の低い24〜25塩基の領域に相補的なオ …
- NAID 40017401783
- ショットガンクローニングによる大腸菌新規sRNAの分離・同定
- 堀江 真織,村田 麻喜子,蒲生 忍,相磯 聡子
- 杏林医学会雑誌 38(4), 102-111, 2007
- 大腸菌定常期細胞より得た60~80nucleotides(nt)のRNA画分より,ショットガンクローニング法により新規sRNAクローンの単離を行なった。sRNA由来のクローンの頻度を上げるために,tRNAミックスプローブによるドットブロットハイブリダイゼーション解析を行ないあらかじめtRNA由来のクローンを除いた。残ったcDNAクローンについて塩基配列決定,BLAST検索を行なったと …
- NAID 130000135252
Related Links
- 標準技術集(核酸の増幅および検出)データベース:ノーザンハイブリダイゼーション 技術分類 2-2-6 ノーザンハイブリダイゼーション 技術の名称 技術内容 (1)ノーザンハイブリダイゼーション法は、核酸の相補性を利用して目的 ...
- ・前述のサザンハイブリダイゼーションの時はプローブにDIGラベルを付ける工程を自分で行ったが、ノーザンハイブリダイゼーションの時はあらかじめビオチンラベルされたプローブを業者から購入した。 メンブレンをポリ袋の中から ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
[★]
- 英
- Northern hybridization
- 関
- ノーザンハイブリダイゼーション
[★]
- 英
- hybridization
- 関
- 交雑、雑種形成、ハイブリダイゼーション、ハイブリッド形成、ハイブリッド形成法、混成、ハイブリダイゼーション法
[★]
- 英
- northern
- 関
- 北、ノーザンブロット、ノザン、北部