- 英
- tretinoin tocoferil
- 同
- トコレチナート tocoretinate
- 商
- オルセノン
- 関
- トレチノイン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- オルセノン軟膏®による耳下腺腫瘍術後の唾液瘻に対する治療
- 嶋根 俊和,池田 賢一郎,江川 峻哉,小野 智裕,森 智昭,三邉 武幸,洲崎 春海
- 頭頸部外科 20(3), 267-270, 2011
- … 唾液の排泄される部位にトレチノイントコフェリル軟膏をすり込むように塗布する。 …
- NAID 130000658929
- O-63 トレチノイントコフェリル軟膏剤の光安定化設計
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- オルセノンとは?トレチノイントコフェリルの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価 も調べられる(おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※オルセノン軟膏0.25%
組成
成分・含量(1g中)
添加物
- ジブチルヒドロキシトルエン、軽質流動パラフィン、セタノール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、濃グリセリン、D-ソルビトール液、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、乳酸、水酸化ナトリウム
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
効能または効果
- 褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍)
- 熱傷潰瘍に本剤を使用する場合、本剤の対象は熱傷後の二次損傷により生じた熱傷潰瘍であるので、新鮮熱傷に対しては他の適切な療法を考慮すること。
- 症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。
潰瘍面を清拭後、1日1〜2回ガーゼなどにのばして貼布するか、又は患部に直接塗布する。
薬効薬理
- トレチノイン トコフェリルは、創傷自然治癒の増殖過程や組織修復過程において創傷部に出現するマクロファージ、線維芽細胞及び血管内皮細胞に創傷部位で直接作用し、血管新生を伴った肉芽形成を促す。
創傷治癒促進作用
綿球肉芽形成促進作用
- ラットの綿球肉芽形成試験において、良好な肉芽形成促進作用を示す。10)
皮膚欠損傷治癒促進作用
- ラットの皮膚欠損傷治療試験において、ベンダザック又はリゾチーム塩酸塩の軟膏と同等、又は、より強い創傷面積縮小効果を示す。11)
切傷治癒促進作用
- ラットの皮膚切傷治療試験において、創耐張力増強作用を示す。11)
熱傷治癒促進作用
- ラットの熱傷治療試験において、ベンダザック又はリゾチーム塩酸塩の軟膏に比較し良好な治癒促進作用を示し、完全治癒日数を短縮する。11)
血管新生促進作用
- ラットの綿球肉芽形成試験において、肉芽形成と共に著明な血管新生作用を示す。10)
作用機序
細胞遊走促進作用
- モルモット腹腔マクロファージ及びヒト皮膚線維芽細胞に対して遊走活性増強作用を示す。
ヒト血管内皮細胞に対しては、単独では活性を示さないものの、フィブロネクチン存在下では有意に細胞遊走を促進する。12)
細胞増殖促進作用
肉芽中の結合組織成分への影響
- in situにおいて、コラーゲンやグリコサミノグリカンなどの結合組織成分を増加させる。10)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- トレチノイン トコフェリル(Tretinoin Tocoferil)[JAN]
化学名
- (±)-3,4-dihydro-2,5,7,8-tetramethyl-2-(4,8,12-trimethyl-tridecyl)-2H-1-benzopyran-6-yl(2E,4E,6E,8E)-3,7-dimethyl-9-(2,6,6-trimethyl-1-cyclohexen-1-yl)-2,4,6,8-nonatetraenoate
分子式
分子量
性状
- 本品は黄色澄明の松ヤニ状物質で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はない。
本品は、酢酸エチル、クロロホルム、ジエチルエーテル又はヘキサンに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、メタノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品は光により、影響を受けやすい。
★リンクテーブル★
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- 英
- tocoretinate
- 関
- トレチノイントコフェリル
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トレチノイントコフェリル
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ケノデオキシコール酸