- 英
- tiemonium
- 化
- ヨウ化チエモニウム iodide tiemonium
- 商
- ビセラルジン
Japanese Journal
- 内科領域に於ける沃化チエモニウム(114TE)の使用経験
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(1管2mL中)
添加物
禁忌
出血性大腸炎の患者
- 〔腸管出血性大腸菌(O-157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。〕
緑内障の患者
前立腺肥大による排尿障害のある患者
重篤な心疾患のある患者
- 〔心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
麻痺性イレウスのある患者
- 〔麻痺性イレウスの症状を悪化させるおそれがある。〕
131I療法を行う患者
妊婦、授乳婦
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
次の疾患におけるけいれん並びに運動障害に伴う疼痛の緩解
消化管検査時の前処置
尿路系検査処置時
- 通常成人1回チエモニウムヨウ化物として5〜10mg(本剤1〜2管)を皮下、筋肉内又は静脈内に注射する。
慎重投与
前立腺肥大のある患者
うっ血性心不全のある患者
- 〔心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
不整脈のある患者
- 〔心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
潰瘍性大腸炎のある患者
甲状腺機能亢進症の患者
- 〔甲状腺機能亢進症に伴う心悸亢進や頻脈を悪化させるおそれがある。〕
高温環境にある患者
重大な副作用
ショック
(頻度不明)
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
摘出モルモット腸管における鎮けい作用2)
- 抗アセチルコリン作用は、アトロピンより弱いがトロピンと同程度ないしはやや強く、抗ヒスタミン作用においてもジフェニルピラリンと同程度の作用を示し、抗セロトニン作用においてもシプロヘプタジンと同程度の作用を認めた。なお抗バリウム作用は、パパベリンよりやや弱い傾向を認めた。
腺分泌抑制作用(マウス)2)
- ピロカルピンによる過分泌を抑制する作用は、アトロピン、トロピンに比して著しく弱く、ジフェニルピラリンと同程度であった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- チエモニウムヨウ化物(Tiemonium Iodide)
化学名
- 4-〔3-Hydroxy-3-phenyl-3-(2-thienyl)propyl〕-4-methylmorpholinium iodide
分子式
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。水にやや溶けにくく、無水酢酸、エタノール又はクロロホルムに溶けにくく、氷酢酸に極めて溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
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チエモニウム。ヨウ化チエモニウム