- ラ
- Apiaceae、Umbelliferae
WordNet
- a Eurasian plant with small white flowers yielding caraway seed (同)Carum carvi
- leaves used sparingly in soups and stews
- plants having flowers in umbels: parsley; carrot; anise; caraway; celery; dill (同)family Umbelliferae, Apiaceae, family Apiaceae, carrot family
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- ヒメウイキョウ(セリ科の植物;実は食用・薬用)
- アニシード(アニスの実;芳香がありアルコール飲料に用いる)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/03 01:18:03」(JST)
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セリ科 |
オオハナウド
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 core eudicots |
階級なし |
: |
キク類 asterids |
階級なし |
: |
キキョウ類 campanulids |
目 |
: |
セリ目 Apiales |
科 |
: |
セリ科 Apiaceae |
|
学名 |
ApiaceaeLindley (1836) nom. cons. [1]
(Umbelliferae
Juss. (1789) nom. alt. et cons. [1]) |
属 |
|
セリ科 (Apiaceae) は、ニンジンやパセリを含む被子植物の科の一つ。芳香を持ち、ハーブや野菜、香辛料として使われる種を多く含む。
セリ科の植物には抗変異原性があるものが多い[2]。
特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれた。ラテン名の代替名であるUmbelliferaeも同じ意味である。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。
目次
- 1 含まれる属・種
- 2 脚注
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
含まれる属・種
およそ400属3700種が含まれる[3]。代表的なものを記す。
- チドメグサ亜科
-
- チドメグサ属 Hydrocotyle [4] -チドメグサ
- ツボクサ属 Centella [4]:ツボクサ
- ウマノミツバ亜科
-
- セリ亜科
-
- エゾボウフウ属 Aegopodium -エゾボウフウ
- イノンド属 Anethum - イノンド(ディル)
- シシウド属 Angelica - アシタバ
- シャク属 Anthriscus - シャク
- オランダミツバ属 Apium -セロリ
- エキサイゼリ属 Apodicarpum
- ミシマサイコ属 Bupleurum -ホタルサイコ
- ヒメウイキョウ属 Carum - キャラウェイ
- セントウソウ属 Chamaele -セントウソウ
- ドクゼリ属 Cicuta -ドクゼリ
- ハマゼリ属 Cnidium -ハマゼリ
- エゾノシシウド属 Coelopleurum
- ミヤマセンキュウ属 Conioselinum -ミヤマセンキュウ
- ドクニンジン属 Conium -ドクニンジン
- コエンドロ属 Coriandrum -コリアンダー
- ミツバ属 Cryptotaenia -ミツバ
- クミン属 Cuminum -クミン
- ニンジン属 Daucus -ニンジン
- セリモドキ属 Dystaenia -セリモドキ
- ヒゴタイサイコ属 Eryngium
- ウイキョウ属 Foeniculum -フェンネル(ウイキョウ・茴香)
- ハマボウフウ属 Glehnia -ハマボウフウ
- ハナウド属 Heracleum -オオハナウド
- イブキボウフウ属 Libanotis -イブキボウフウ
- マルバトウキ属 Ligusticum
- ミルリス属 Myrrhis - スイートシスリー
- セリ属 Oenanthe - セリ
- ヤブニンジン属 Osmorhiza - ヤブニンジン
- ヤマゼリ属 Ostericum - ヤマゼリ
- アメリカボウフウ属 Pastinaca -アメリカボウフウ
- オランダゼリ属 Petroselinum -パセリ、イタリアンパセリ
- カワラボウフウ属 Peucedanum -ハクサンボウフウ
- ミツバグサ属 Pimpinella
- オオカサモチ属 Pleurospermum -オオカサモチ
- イワセントウソウ属 Pternopetalum -イワセントウソウ
- シムラニンジン属 Pterygopleurum -シムラニンジン
- ヌマゼリ属 Sium -ヌマゼリ
- カノツメソウ属 Spuriopimpinella -カノツメソウ
- シラネニンジン属 Tilingia -シラネニンジン
- ヤブジラミ属 Torilis -ヤブジラミ
脚注
- ^ a b APG II (2003)
- ^ 野菜類およびキノコ類の抗変異原性について、上田 成子ほか、日本食品工業学会誌、Vol. 38 (1991) No. 6
- ^ Stevens (2001 onwards) では約434属3780種、Watson & Dallwitz (1991 onwards) では約420属2850種、
- ^ a b チドメグサ属(Hydrocotyle:雑草のチドメグサや外国産の水草を含む)、ツボクサ属、ソライロゼリ属 (Trachymene) は従来セリ科に入れられていたが、APWeb (Stevens 2001 oward)ではウコギ科の系統に含める。アゲハチョウ亜科の一部の蝶(キアゲハなど)はセリ科植物を食草とするが、そのうちPapilio ajax はチドメグサ属植物を食べなかったとの報告もある。
参考文献
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他(編) 『日本の野生植物』草本II 離弁花類、平凡社、1982年。
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- Stevens, P. F. (2001 onwards). “Apiaceae”. Angiosperm Phylogeny Website Version 9, June 2008 [and more or less continuously updated since]. 2012年7月29日閲覧。.
- Angiosperm Phylogeny Group (2003). “An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG II” (PDF). Botanical Journal of the Linnean Society 141: 399–436. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1046/j.1095-8339.2003.t01-1-00158.x/pdf. (APG II。オープンアクセス)
- The Angiosperm Phylogeny Group (2009). “An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG III” (PDF). Botanical Journal of the Linnean Society 161 (2): 105-121. http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1095-8339.2009.00996.x/pdf. (APG III。オープンアクセス)
- Watson, L., and Dallwitz, M.J. (1992 onwards). “Umbelliferae Juss.”. The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 18th May 2012.. 2012年7月29日閲覧。
外部リンク
|
ウィキメディア・コモンズには、セリ科に関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにセリ科に関する情報があります。 |
- Royal Botanic Garden Edinburgh. “Umbellifer Resource Centre”. 2012年7月29日閲覧。
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Japanese Journal
- 対馬の照葉樹林に生育するツシマノダケ(セリ科)の過去の分布記録と現状(調査報告)
- 東 浩司,掛澤 明弘,小森 晴香 [他],岡崎 純子
- 分類 : bunrui : 日本植物分類学会誌 13(2), 93-101, 2013-08-26
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- わさびとウド・セリ科野菜に含まれるGSK-3β阻害物質の2型糖尿病に関わる機能性
- 浅尾 浩史
- 奈良県農業総合センター研究報告 (43), 68-70, 2012-03
- … 薬用植物ヤマトトウキ(Angerica acutiloba Kitagawa)はセリ科の植物で,当帰芍薬散などの重要な漢方方剤に配合されている。 …
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