ケトチフェン
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- 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ケトチフェンネーザル0.05%「TYK」
組成
成分
含量
- 8mL中 6.048mg(ケトチフェンとして4.398mg)
添加物
- ポビドン、ベンザルコニウム塩化物、グリセリン、リン酸二水素カリウム、ベンジルアルコール、ホウ酸、ハッカ油、pH調整剤
効能または効果
- 通常、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)、1回各鼻腔に1噴霧(ケトチフェンとして0.05mg)ずつ、鼻用定量噴霧器を用いて噴霧吸入する。
薬効薬理
作用機序
- ケトチフェンフマル酸塩は、ケミカルメディエーター遊離抑制に基づく抗アナフィラキシー作用に加え、抗ヒスタミン作用、抗SRS-A作用及び抗PAF(血小板活性化因子)作用を有し、気道及び鼻粘膜等の組織の過敏性を減弱させる。更に、抗原/PAF刺激による好酸球の肺への集積とそこでの脱顆粒を抑制する作用もあり、また、抗原により誘発される結膜炎症状や鼻粘膜反応も抑制する1)。
生物学的同等性
- 本剤はアレルギー性鼻炎実験動物モデルを用いた薬力学的試験により、標準製剤との生物学的同等性が確認されている。
TDI感作モルモットにおける誘発症状の抑制
- TDI(Toluene 2,4-diisosyanate)を抗原とした鼻塗布感作モルモットにおいて、本剤及び標準製剤はコントロール群に比し誘発症状(くしゃみ、水溶性鼻汁、喘鳴)を有意に抑制し、両製剤間に有意差は認められなかった2)。
アルブミン感作モルモットにおける血管透過性亢進の抑制
- アルブミン吸入感作モルモットにおける鼻腔粘膜からの漏出色素量を指標とした血管透過性抑制試験において、本剤及び標準製剤はコントロール群に比し漏出色素量を有意に抑制し、両製剤間に有意差は認められなかった3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ケトチフェンフマル酸塩、Ketotifen Fumarate(JAN)
[別名]フマル酸ケトチフェン
化学名
- 4-(1-Methylpiperidin-4-ylidene)-4H-benzo[4,5]cyclohepta[1,2-b]thiophen-10(9H)-one monofumarate
分子式
分子量
性状
- 白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。
メタノール又は酢酸(100)にやや溶けにくく、水、エタノール(99.5)又は無水酢酸に溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- mentha oil
- ラ
- oleum menthae japonicae
- 商
- つくしA・M散、つくしA・M配合、アスモロールパップ、アーズミン、ケトチフェンネーザル、ハッカ水、ハッカ油、ヒマシ油、ヘルミチンS、マックメット懸濁用配合DS、ヤンヤン冷パップ、加香ヒマシ油FM、加香ヒマシ油、ハチアズレ、凍傷膏