- 英
- emorfazone
- 商
- セラピエース、ペントイル
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セラピエース錠100
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、バレイショデンプン、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール1500、カルナウバロウ
禁忌
- 消化性潰瘍のある患者〔消化性潰瘍を悪化させるおそれがある。〕
- 重篤な血液の異常のある患者〔血液異常を悪化させるおそれがある。〕
- 重篤な肝障害のある患者〔肝障害を悪化させるおそれがある。〕
- 重篤な腎障害のある患者〔腎障害を悪化させるおそれがある。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の患者
効能または効果
・下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
- 腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性関節症、会陰裂傷
・手術後並びに外傷後の消炎・鎮痛
セラピエース錠100
- 通常成人には1回2錠、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
セラピエース錠200
- 通常成人には1回1錠、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者〔消化性潰瘍が再発するおそれがある。〕
- 過敏症の既往歴のある患者
- 高齢者(「高齢者ヘの投与」の項参照)
薬効薬理
作用機序
- 本剤は、その血管壁安定化作用により、白血球遊走や起炎物質キニンの血管外遊離を抑制(消炎作用)し、内因性発痛物質(ブラジキニン)に拮抗し鎮痛作用を発揮することが認められている。なお、本剤にはプロスタグランジンE2生合成阻害作用は認められない3)。
消炎鎮痛作用
- 本剤は、酸性消炎・鎮痛剤のアスピリン、フェニルブタゾン、フルフェナム酸などより鎮痛作用は強く、塩基性消炎・鎮痛剤のメピリゾール、塩酸チアラミドなどと同等、又はそれ以上の抗炎症作用をもつと報告されている3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 4-Ethoxy-2-methyl-5-(morpholin-4-yl)pyridazin-3(2H)-one
分子式
分子量
性状
- 本品は無色の結晶又は白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、無臭またはわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。
本品はエタノール(99.5)に極めて溶けやすく、水又は無水酢酸に溶けやすい。
本品は1mol/L塩酸試液に溶ける。
本品は光によって徐々に黄色となり、分解する。
融点