- 82歳の男性。右眼の視力低下の進行を主訴に来院した。4年前から両眼ともに徐々に進行するかすみを自覚していたが放置していた。視力は右0.4(矯正不能)、左0.8(矯正不能)。眼圧は正常であり、眼底は透見できる範囲では異常がない。右眼の前眼部写真を以下に示す。
- 術後視機能に優れた術式選択に必要な検査はどれか。2つ選べ。
- a. 眼軸長
- b. 角膜厚
- c. 角膜屈折力
- d. 水晶体厚
- e. 水晶体核硬度
[正答]
※国試ナビ4※ [100I026]←[国試_100]→[100I028]
★リンクテーブル★
[★]
- 13歳の男子。血便と発熱とを主訴に来院した。3か月前から1日5回程度の下痢が続いていた。1週前から血便となり昨日から発熱した。体重は最近1か月で3kg減少した。身長152cm、体重36kg。体温38.8℃。脈拍120/分、整。便細菌検査は常在菌のみ検出、便クロストリジウム抗原は陰性。血液所見:赤血球350万、Hb9.5g/dl、白血球11,500、血小板45万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素28mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、CRP 8.5mg/dl、注腸造影写真を以下に示す。
- a. 偽膜形成
- b. 縦走潰瘍
- c. 敷石状外観
- d. 打ち抜き状潰瘍
- e. 血管透見像消失
[正答]
※国試ナビ4※ [100I027]←[国試_100]→[100I029]
[★]
- 68歳の男性。重い荷物を持って駅の階段を昇っているときに呼吸困難が生じ、意識を失って救急車で搬入された。3年前から労作時に軽度の動悸と息切れとがあり、安静によって軽快していた。脈拍64/分、整。血圧100/60mmHg。頸部に放散する4/6度の収縮期雑音を胸骨右縁第2肋間から胸骨左縁第4肋間にかけて聴取する。心臓カテーテル所見を以下に示す。
- a. 突然死の原因となる。
- b. 胸痛をきたす。
- c. 左室が肥大する。
- d. 速脈を特徴とする。
- e. 二尖弁が原因となる。
[正答]
※国試ナビ4※ [100I025]←[国試_100]→[100I027]