- 34歳の初妊婦。妊娠34週の妊婦健康診査のため来院した。
- 現在までの妊娠経過に異常を認めない。身長160cm、体重65kg(非妊時55kg)。血圧120/84mmHg。子宮底長30cm。下肢に軽度の浮腫を認める。
- 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 超音波検査所見:羊水量正常、第1骨盤位、胎児推定体重2,300g。超音波検査が終了するころに、患者は次第に息苦しさと嘔気とを訴えるようになった。
- まず行うのはどれか。
[正答]
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[★]
- 60歳くらいの男性。山林横の道路で意識を消失し、呼吸困難の状態で発見され救急車で搬入された。
- 呼びかけに応答しない。顔面苦悶状。上半身に蕁麻疹と後頸部に径3cmの発赤腫脹とがある。結膜は充血している。対光反射はある。呼吸数28/分、不整。脈拍128/分、整。血圧70/40mmHg。胸部全体にwheezesを聴取する。喉頭浮腫を認める。
- 血液所見:赤血球450万、Hb15.5g/dl、白血球9,000。
- 血清生化学所見:総蛋白6.2g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.1mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST38単位、ALT33単位、ChE 600単位(基準400~800)、アミラーゼ100単位(基準37~160)、CK20単位(基準10~40)、Na140mEq/l、K3.6mEq/l、
- 動脈血ガス分析(自発呼吸、酸素5L/分投与下):pH7.30、PaO2 96Torr、PaCO2 48Torr、HCO3- 23mEq/l。心電図には洞性頻脈の他に異常なく、胸部エックス線写真にも異常を認めない。
- 治療薬で適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F049]←[国試_099]→[099G001]
[★]
- 32歳の初妊婦。妊娠36週の妊婦健康診査のため来院した。
- 身長155cm、体重65kg(非妊時50kg)。血圧160/90mmHg。子宮底長26cm。下腿に浮腫を認める。
- 尿所見:蛋白1+、糖(-)。超音波検査で胎児の推定体重は2,100gであり、2週前と変化はない。胎児の大横径は正常範囲であるが、腹囲は基準値より小さく羊水過少である。超音波ドプラ検査で胎児の脳への血流量の相対的増加を認める。
- この患者で誤っているのはどれか。
[正答]
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