- 42歳の男性。糖尿病のため通院治療中である。治療は食事療法と運動療法とであるが、血糖値の改善が思わしくない。患者はこれまで健康な生活リズムを心掛け、健康に自信を持っていたのによくならないのでショックを受けている。また、医師から糖尿病とその合併症とについて説明され、よく理解しているが、食事療法が守られていない。医師患者関係づくりに好ましくないのはどれか。
- a. これまでの患者の健康生活リズムに共感する。
- b. 患者と協力しながら治療していくことを話し合う。
- c. 患者の糖尿病に対する考え方を確認する。
- d. 患者の健康に関する価値観を理解する。
- e. 来院のたびに合併症の怖さを強調する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 42歳の男性。生来健康であったが、前日夜から高熱、咳および喀痰が生じたため来院した。意識は清明。体温39.0℃。呼吸数22/分。脈拍98/分、整。血圧128/76 mmHg。心雑音はない。喀痰は膿性。血液所見:赤血球470万、Hb15.6g/dl、白血球12,800。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。正しいのはどれか。
- a. 直ちに喀痰のGram染色検査を行う。
- b. 直ちに胃液で抗酸菌を培養する。
- c. 直ちに抗菌薬を投与する。
- d. 喀痰培養は治療開始後に実施する。
- e. 起因菌が同定されるまで治療開始を待つ。
[正答]
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[★]
- 28歳の女性。不眠を主訴として母親に伴われて来院した。対応について正しいのはどれか。
- a. 職業を尋ねてはいけない。
- b. 母親からの患者情報は参考にしない。
- c. 身体診察はしない。
- d. 患者とともに治療方針を決める。
- e. 次回の診察日を一方的に決める。
[正答]
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