- 67歳の男性。右半身麻蝉のために入院した。豹10年前から高血圧症と2型糖尿病とで通院治療中であった。降圧薬とインスリンとの投与を受けている。身長170cm、体重75 kg。脈拍64/分、整。血圧160/104 mmHg。意識は清明。身体所見では右半身の弛緩性麻痺を認めるが感覚障害はない。他には異常を認めない。血清生化学所見:空腹時血糖182 mg/dl、クレアチニン0.9 mg/dl、総コレステロール250mg/dl、トリグリセライド160mg/dl(基準50~130)。この患者に対する主治医の対応で適切でないのはどれか。
- a. 看護婦と患者教育を分担する。
- b. 栄養士に食事指導を依頼する。
- c. 薬剤師に服薬指導を依頼する。
- d. 理学療法士にリハビリテーションを依頼する。
- e. 保健婦に退院に向けて家事の援助を依頼する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 17歳の女子。2日前から両眼の充血、多量の眼脂および流涙を認め来院した。両側の耳前リンパ節の腫脹と疼痛とを認める。学校で何人かの友達が同様の症状を訴えているという。この患者への説明で適切でないのはどれか。
- a. 「コンタクトレンズはしないようにして下さい。」
- b. 「目やにや涙を拭いたハンカチは煮沸消毒して下さい。」
- c. 「目やにや涙が出なくなるまでは学校を休むようにして下さい。」
- d. 「お風呂には家族より先に入るようにして下さい。」
- e. 「バスタオルや手拭いは自分専用のものを使うようにして下さい。」
[正答]
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[★]
- 45歳の男性。25歳のときに精神分裂病を発症し入院した。その後、入退院を繰り返し現在4回目の入院中である。最近は症状が安定しており、身体的疾患もない。独身で親族もいない。社会復帰に有用でないのはどれか。
- a. 服薬指導
- b. 住居の保障
- c. 仕事の保障
- d. 人的サポート
- e. 物的サポート(福祉機器)
[正答]
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