- 英
- coordination、coordinate
- 関
- 協調、協調的、座標、同調的、コーディネート、協応
WordNet
- of equal importance, rank, or degree
- a number that identifies a position relative to an axis (同)co-ordinate
- be co-ordinated; "These activities coordinate well"
- bring into common action, movement, or condition; "coordinate the painters, masons, and plumbers"; "coordinate his actions with that of his colleagues"; "coordinate our efforts"
- the grammatical relation of two constituents having the same grammatical form
- the regulation of diverse elements into an integrated and harmonious operation
- being of coordinate importance, rank, or degree
- the skillful and effective interaction of movements
PrepTutorEJDIC
- 対等の,等位の;(…と)同等の,同位の《+『with』+『名』》 / 同等の人(人物) / (数学の)座標 / 《複数形で》コーディネート(色やデザインを組合せた装い・家具) / 〈各部分〉'を'調和させる / 調和して動く
- 同等[にすること] / (筋肉運動の)整合,釣り合い
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/03 14:32:14」(JST)
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配位結合(はいいけつごう、Coordinate bond)とは、結合を形成する二つの原子の一方からのみ結合電子が分子軌道に提供される化学結合である。
見方を変えると、電子対供与体となる原子から電子対受容体となる原子へと、電子対が供給されてできる化学結合であるから、ルイス酸とルイス塩基との結合でもある。したがって、プロトン化で生成するオキソニウムイオン(より正確にはオニウムイオン)は配位結合により形成される。
またオクテット則を満たさない第13族元素の共有結合化合物は、強いルイス酸であり配位結合により錯体を形成する。
あるいは遷移金属元素の多くは共有結合に利用される価電子の他に空のd軌道などを持つ為、多くの種類の金属錯体が配位結合により形成される。
プロトン化における配位結合
例えばアンモニアの窒素は五つの価電子をもち、三つの水素原子と共有結合を形成して閉殻状態(8電子)になっている。そして、アンモニア窒素には水素との共有結合に参加していない二つの電子(1つの非共有電子対)が存在し、電子対を供与することが可能なルイス塩基でもある。プロトンがルイス塩基と配位結合すると、窒素の原子が+電荷を持ったオニウムイオン(アンモニウムイオン)となる。
配位結合と共有結合との違い
配位結合と共有結合も同じく分子軌道により形成されるので本質的には違いが無いが、その分子軌道の構造やそのエネルギー準位により結合自身の性質が決定される。前述のアンモニウムイオン(NH4+)の場合は共有結合も配位結合も窒素のsp3軌道と水素の1s軌道から生成する等価な分子軌道であり、四本の結合に違いは無い。一方、π供与性の配位結合やsp3d混成軌道から生成する配位結合は、もとの電子軌道が等価では無い為に性質に違いが現れる。
関連項目
化学結合 |
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共有結合 |
σ結合 |
三中心二電子結合 - 三中心四電子結合(水素結合 - 二水素結合 - アゴスティック相互作用) - 四中心二電子結合
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π結合 |
二重結合 - 三重結合 - 逆供与 - 共役系 - 超共役 - 芳香族化合物 - 金属芳香族化合物
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δ結合 |
四重結合 - 五重結合 - 六重結合
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配位結合 - ハプト数 - 結合次数 - 曲がった結合
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イオン結合 |
カチオン-π相互作用 - 塩橋
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金属結合 |
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水素結合 |
二水素結合 - 二水素錯体 - 低障壁水素結合 - 対称的水素結合 - 親水性
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他の非共有結合 |
ファンデルワールス力 - 機械的結合 - ハロゲン結合 - 金相互作用 - インターカレーション - π-π相互作用 - エントロピー的な力 - 極性分子 - ロンドン分散力
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その他 |
ジスルフィド結合 - ペプチド結合 - ホスホジエステル結合 - グリコシド結合
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ナノクリスタル表面有機配位子の役割と構造・機能のボトムアップ (小特集 塗布型成膜技術の今後の展望)
- 討論会レビュー ポスター賞 かさ高いチオラート配位子を有する高酸化型〔4Fe-4S〕クラスターおよび〔Fe-4Fe-4S〕クラスターの合成
- 谷藤 一樹
- Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry (59), 126-128, 2012-05
- NAID 40019399617
Related Links
- デジタル大辞泉 配位の用語解説 - [名](スル)錯体の中で、中心原子の周りの空間に配位子が配列して結合すること。また、結晶中の一つの原子を近接の電子が取り巻くこと。
- 分子 [編集] 詳細は「分子構造」を参照 一原子の周りに配位子がとる構造は、中心原子の周りの原子団によって一定の幾何学的パターンを持つ。 無機錯体 [編集] 無機錯体の分野では、配位構造とは分子または錯体が中心となる ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- coordination、harmonization、coordinate、co-ordinate、harmonize
- 関
- 協調的、座標、調和、同調的、配位、コーディネート、協応
[★]
- 英
- synchronous、coordinate、synchronously
- 関
- 協調、協調的、座標、同期的、同時、配位、コーディネート
[★]
- 英
- coordinate、coordinately、co-ordinately
- 関
- 協調、座標、同調的、配位、コーディネート
[★]
- 英
- coordinate
- 関
- 協調、協調的、同調的、配位、コーディネート
[★]
- 英
- coordinate
- 関
- 協調、協調的、座標、同調的、配位
[★]
- 英
- coordination chemistry
- 関
- 錯体化学、錯塩化学
[★]
- 英
- uncoordinated
- 関
- 非協調的