出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/02/12 03:26:23」(JST)
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はら(腹) | |
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人間(男性)の腹
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人間(女性)の腹
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英語 | Abdomen |
腹(はら、英語:abdomen)は、人間や動物の体における胴の下半部のことである。腹部(ふくぶ)とも言い、話し言葉ではおなかともいう。なお、人類などの腹部のうち下方(鼠蹊部から股間のあたり)を下腹部(かふくぶ)という。
哺乳類では、胸腔と骨盤の間にあり、内部に消化器・生殖器を中心とする内臓の大部分がある。胸腔との間には横隔膜がある。
人間の腹は、肋骨に囲まれた胸郭から下の、足の付け根までの胴部を指す。腰骨の部分は腰とも言うが、その前側は下腹部と呼ぶ。腹部は見かけの上では特に目立った構造のない、なめらかなもので、中央やや下方向の正中線上にへそがある。またさらに下方の股間には泌尿生殖系を含む外陰部が見える。成長期以降には、臍からこの部分にかけて陰毛を生じるが、その範囲には個人差が大きい。
体内ではそのほとんどを消化器系のうち胃、十二指腸、小腸などが占め、次に大きいのは肝臓であるが、胃と肝臓は肋骨の範囲に収まる。さらに泌尿生殖器系がここに含まれる。
また、皮下脂肪の蓄積する部位としても知られ、中年太り、ビール腹などはこれを指すことが多い。
女性の場合、初経の1年以上前までは腹が前に突き出た形になるが、初経の1年前後でまっすぐになる[1]。その後加齢してくるとへそ周辺→下腹全体→胃付近の順に腹が出てくるようになるが、加齢による腹の出始める時期や腹の出るスピードは個人差が大きい[2]。
無脊椎動物に置いても、腹部が区別される例が多々ある。
節足動物では、複数の体節の接合によって構成されており、それらは機能的に分化した複数体節に区分される。そのうち前端の口と口器、感覚器の集中する部分を頭部、それに続く歩脚などのある区画を胸部といい、その後ろの部分を腹部という。昆虫やクモ類の場合には呼吸のための気門が付けられ、先端部には産卵管などの生殖器が収納されている場合が多い。また消化管の主要部分も腹部にある。甲殻類の場合、腹部はむしろ内臓があまり含まれない。鰓や遊泳脚があって運動に寄与する例もあるが、退化傾向が見られる例もあり、カニ類のように見かけ上なくなっている例もある。
その他、動物の体が左右相称のもので、主要な内臓を多く含む部分を腹部という例が多い。
また、より一般的な表現として、動物が基質上に定位したときに基質に向ける側を腹面、反対側を背面とする。
また、かつては人の本心や根源的な何かは腹に宿っていると考えられていた。胸や胸の内よりももっと深いところ、という位置づけである。現在でも表現として日常的に用いられている。
胃腸の意味
子宮・胎内の意味
感情や本心の意味
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[胸腔へ移行し呼吸困難が誘発されるおそれがある.]
[挫滅傷又は熱傷の治癒を妨げるおそれがある.]
[腹膜の透析効率が低下しているため.]
[出血により蛋白喪失が亢進し全身状態が悪化するおそれがある.]
[乳酸アシドーシスが誘発されるおそれがある.]
通常成人では,1回1.5〜2Lを腹腔内に注入し,4〜8時間滞液し,効果期待後に排液除去する.以上の操作を1回とし,ミッドペリック135腹膜透析液,ミッドペリック250腹膜透析液及びミッドペリック400腹膜透析液を適宜組み合わせるか又は単独使用して,通常1日当たり4回の連続操作を継続して行う.
なお,注入量,滞液時間,操作回数は症状,血液生化学値及び体液異常,年齢,体重等により適宜増減する.
注入及び排液速度は通常300mL/分以下とする.
バッグを外袋より取り出す.
隔壁に開通がないことを確認する.
大室側を強くつかみ隔壁側へ押し出すように圧力をかけ,隔壁を開通する.
両手で交互に押し,十分混合する.
体重50kg未満: 1.5L容量を使用する
体重50kg以上: 2L容量を使用する
なお,2L貯留を行っている患者で透析不足による全身倦怠感,食欲不振,不眠等の尿毒症症状が認められる場合,患者の腹腔内容積や肺活量に応じて1日の透析量を増やすことを考慮すること.
なお,ミッドペリック400腹膜透析液は高張液であり,これのみを投与すると脱水症状を起こすことがあるので,適宜ミッドペリック135腹膜透析液又はミッドペリック250腹膜透析液を組み合わせて投与すること.
[腹膜炎,腹膜損傷,腹膜癒着及び腹腔内臓器疾患が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[手術部位の治癒を妨げるおそれがある.]
[糖代謝異常が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[ジギタリス中毒が誘発されるおそれがある.]
[栄養状態が悪化するおそれがある.]
[腹部ヘルニアが悪化するおそれがある.]
[腰椎障害が悪化するおそれがある.]
[憩室に水が貯留するおそれがある.]
[細菌感染を起こすおそれがある.]
[水及び電解質異常が誘発されるおそれがある.]
[肺に水が貯留するおそれがある.]
[高コレステロール血症,高トリグリセライド血症が悪化するおそれがある.]
[肥満を増長させるおそれがある.]
[低蛋白血症が悪化するおそれがある.]
[感染症発生時に抗生物質が使用できないおそれがある.]
[高齢者への投与の項参照]
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