- 英
- optic cup
- ラ
- pocillumoculi
- 同
- 二次眼胞 secondary optic vesicle
WordNet
- a small vessel with a rim curved to fit the orbit of the eye; use to apply medicated or cleansing solution to the eyeball; "an eyecup is called an eyebath in Britain" (同)eyebath, eye cup
PrepTutorEJDIC
- 洗眼用コップ
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/06/14 09:48:21」(JST)
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眼杯 |
受精後48時間のニワトリ胚頭部横断面 (右上に眼杯)
|
4週ヒト胚の眼杯および脈絡膜裂を下から見た図 (右上に眼杯)
|
ラテン語 |
cupula optica; caliculus ophthalmicus |
グレイの解剖学 |
subject #224 1001 |
カーネギーステージ |
13 |
日齢 |
36 |
由来
|
眼胞
|
眼杯 (がんぱい、英: Optic Cup) とは、眼の発生途上において現れる器官。間脳の一部が成長して形成され、網膜と網膜色素上皮へと成長する。
概要
眼の発生途上において、眼胞の外壁が肥厚、陥入し、二層からなる杯状構造をとったものが眼杯である。これら二層は杯の縁部で連続しており、最終的に水晶体の前部と重なり瞳孔に相当する位置まで達する。二層の内層は網膜に、外層は網膜色素上皮に、境界部は虹彩になる。
眼胞が眼杯へと成長するにつれ、腹側部分が先端から基部へとへこみ、眼柄と呼ばれる中央に溝 (視溝) を持った構造になる。最終的にはこの内部を視神経や網膜中心動脈が通ることになる。
二層への分化
周辺組織を除去した眼胞を器官培養すると、網膜のみに発生する。一方、眼杯を背腹で二分割して培養すると背側は色素上皮に、腹側は網膜に分化する。このことから、背側に由来するシグナルが色素上皮への分化に必須であると考えられているが、2006年時点でシグナル分子は特定されていない。
参考文献
- Jonathan Slack 『エッセンシャル発生生物学』、大隅典子訳、(2007)、羊土社
- 近藤 寿人; 荒木 正介、「脊椎動物の眼の形成と再生」、浅島 誠編 『再生医療のための発生生物学』 コロナ社、2006年、158--184頁。
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UpToDate Contents
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- 1. 原発不明癌の分類およびマネージメントの概要 overview of the classification and management of cancers of unknown primary site
- 2. 原発不明の扁平上皮癌 squamous cell carcinoma of unknown primary site
- 3. 視神経の先天性および後天性異常 congenital anomalies and acquired abnormalities of the optic nerve
- 4. 非動脈炎性前部虚血性視神経症:臨床的特徴および診断 nonarteritic anterior ischemic optic neuropathy clinical features and diagnosis
- 5. 原発部位不明の神経内分泌腫瘍 neuroendocrine neoplasms of unknown primary site
Japanese Journal
- A203 mES細胞からの眼杯形成に対する細胞外基質の影響(A2-1細胞バイオメカニクス)
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 66(4), 253-256, 2013-04-20
- NAID 10031168974
- 3D07 眼杯の形態形成における細胞分裂周期観察の実験系構築(GS1-4:細胞のバイオメカニクス(4))
Related Links
- がんぱい【眼杯】とは。意味や解説。脊椎動物の目の発生過程の一段階。前脳から突出した左右一対の眼胞の先端部が、内側へくぼみこんで杯状になったもの。内層がやがて網膜に、外層は色素層に分化する。 - goo辞書は国語、英和 ...
- 【ベストアンサー】正しいです。 眼杯は形成体として表皮を誘導して水晶体を分化させます。 水晶体は形成体として眼杯を誘導して網膜を分化させるとともに、表皮を誘導して角膜を分化 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- secondary optic vesicle
- 同
- 眼杯
- 関
- 眼胞
[★]
眼杯
- 関
- optic cup
[★]
- 英
- choroid fissure, optic fissure, ocular cleft, fetal fissure
- ラ
- fissura optica
- 同
- 眼裂、脈絡膜裂 choroid fissure
- 眼胞が陥入して眼杯となり、同じく水晶体板も陥入して水晶体胞となる。眼胞の陥入は腹側縁でもおこり、眼杯裂を形成する。眼杯裂から硝子体動脈が侵入し眼球部に到達する。第7週頃に眼杯裂の両端(眼杯裂唇)が癒合する。眼杯の前方は閉鎖せず将来の瞳孔となる。
臨床関連