- 英
- sweetness, sweet taste
- 関
- 味覚
WordNet
- the property of tasting as if it contains sugar (同)sweet
PrepTutorEJDIC
- 甘さ;快さ,心地よさ / やさしさ,親切
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/14 23:28:42」(JST)
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ショートケーキなど、甘味のある食品はおやつやデザートとして食べられる。
甘味(かんみ、あまみ)とは、味覚の一つ。また、菓子や果物などの甘い物を総称して甘味(かんみ)とも呼ぶことがある。
サトウキビなどから精製された砂糖や、果物に含まれる果糖などが甘味の主なものだが、近年は甘味料を使い、人工的に甘味を付けていることも多い。
目次
- 1 糖の甘味
- 2 ノンカロリーシュガー
- 3 甘味料以外の甘みを持つ物質
- 4 その他
- 5 脚注
- 6 参考文献
- 7 関連項目
§糖の甘味
フルクトース(果糖)が商業的に食品や飲料に使われる主な理由は、そのコストの低さと相対的に強い甘さである。フルクトースは天然に存在する糖の中では最も甘く、スクロース(砂糖)の1.73倍甘いとされている[1][2]。その甘さはフラノース型のものであり、ピラノース型のものは砂糖と同程度の甘さである。フルクトースは暖めるとピラノース型が形成される[3]。フルクトースは高温ではスクロース(砂糖)の 60% の甘味度しかなく、40 ℃ 以下でないと砂糖よりも甘くならないので、フルクトースの甘さは温度によって大きく左右される[4]。フルクトースを含む果物や転化糖は冷やすと甘味が強くなる。 フルクトースの甘さはスクロースやデキストロースよりも早く知覚され、味の感覚は、スクロースに比べより早く、より強いピークに達し、早く減衰する。フルクトースは他の風味を強めることもできる[1]。このフルクトースの甘味の強さを利用して転化糖や異性化糖が利用されている。特に異性化糖は、成分に応じてブドウ糖果糖液糖や果糖ブドウ糖液糖とも呼ばれ、その甘味の割にコストが安く、清涼飲料水に多く使われている[4]。
§ノンカロリーシュガー
カロリーの制限が必要な糖尿病の患者や、ダイエットが目的の人のために、
- アスパルテーム
- アセスルファムカリウム
- エリトリトール
- ステビア
- スクラロース
など、カロリーが低いが甘みは強いという成分を使用したノンカロリーシュガーと呼ばれる人工甘味料があり、ダイエット飲料などに利用されている。
§甘味料以外の甘みを持つ物質
無機化合物では、塩化ベリリウムと酢酸鉛が甘みをもつ物質として知られているが、両者とも毒性が強い。自動車のNOSなどに使われる亜酸化窒素は、吸引すると香気と甘味を感じる物質である。
有機化合物では、100種以上の化合物が甘みを持つことが知られている。特にクロロホルム、ニトロベンゼン、エチレングリコール、グリセリン、グリシン、グリコーゲンなどが有名だが、クロロホルム、ニトロベンゼン、エチレングリコールなどは毒性が強いことで知られる。グリシンはホッコクアカエビ(甘海老)、ナミクダヒゲエビ、ユムシなどの主な甘味成分で、ホタテガイ類の貝柱はグリコーゲンによる甘味を持つ。
世界でもっとも甘い化合物はラグドゥネームで、砂糖の22万から30万倍の甘みを持つとされる。
§その他
ネコ科の動物は甘みを感じられない[5]。ネコのような肉食動物は、糖新生の酵素活性が高く、タンパク質から分解されて得られた糖原性アミノ酸から糖新生を行って体内で必要な糖分を生成している[6]。
§脚注
- ^ a b Hanover, LM; White, JS (1993). "Manufacturing, composition, and application of fructose". Journal of Clinical Nutrition 58: 724s–732.
- ^ Oregon State University. "Sugar Sweetness". Last accessed May 5, 2008. http://food.oregonstate.edu/sugar/sweet.html アーカイブ 2008年5月16日 - ウェイバックマシン
- ^ Fructose in our diet: http://www.medbio.info/Horn/Time%201-2/carbohydrate_metabolism.htm last visited 2008-12-28
- ^ a b 異性化糖
- ^ ネコ
- ^ https://www1.hills.co.jp/vetssite/practice/hfs/hfs046.shtml
§参考文献
- 『砂糖の文化誌 : 日本人と砂糖』 伊藤汎監修、八坂書房、2008年。ISBN 978-4-89694-922-3。
§関連項目
- スイーツ
- 砂糖依存症
- 甘味受容体
- ミラクルフルーツ
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- 「加藤化学」による直接陳述を聴取 公正取引委員会 : 甘味料価格カルテル事件「審決案の事実認定は合理性がない」
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ペリセート360NL腹膜透析液
組成
組成・性状
- 本剤は,G液(小室液)とE液(大室液)の2液からなる腹膜透析液であり,使用直前に2液を混合し,1液として使用する。
禁忌
横隔膜欠損のある患者
- [胸腔へ移行し呼吸困難が誘発されるおそれがある。]
腹部に挫滅傷又は熱傷のある患者
高度の腹膜癒着のある患者
尿毒症に起因する以外の出血性素因のある患者
- [出血により蛋白喪失が亢進し全身状態が悪化するおそれがある。]
乳酸代謝障害の疑いのある患者
高度の換気障害のある患者
憩室炎のある患者
人工肛門使用患者
高度の脂質代謝異常のある患者
- [高コレステロール血症,高トリグリセライド血症が悪化するおそれがある。]
高度の肥満がみられる患者
効能または効果
- 慢性腎不全患者における腹膜透析
(代謝性アシドーシスの改善が不十分で,かつ炭酸カルシウム製剤や活性型ビタミンD製剤の投与により高カルシウム血症をきたすおそれのある場合に用いる。)
効能又は効果に関連する使用上の注意
- ペリセート360N腹膜透析液,同400N腹膜透析液及びペリセート460腹膜透析液並びにペリセート360NL腹膜透析液,同400NL腹膜透析液は,おのおの次のような場合に使用すること。
ペリセート360N腹膜透析液,同400N腹膜透析液及びペリセート460腹膜透析液
- 炭酸カルシウム製剤や活性型ビタミンD製剤の投与により高カルシウム血症をきたすおそれのない場合
ペリセート360NL腹膜透析液,同400NL腹膜透析液
- 代謝性アシドーシスの改善が不十分で,かつ炭酸カルシウム製剤や活性型ビタミンD製剤の投与により高カルシウム血症をきたすおそれのある場合
- 使用前にG液(小室液)とE液(大室液)を混合する。
- 腹腔内に注入し,透析治療を目的とした液として使用する。通常,成人では1回1.5〜2Lを腹腔内に注入し,4〜8時間滞液し,効果期待後に排液除去する。以上の操作を1回とし,体液の過剰が1kg/日以下の場合,通常1日あたりペリセート360NL腹膜透析液のみ3〜4回の連続操作を継続して行う。体液の過剰が1kg/日以上認められる場合,通常ペリセート400NL腹膜透析液を1〜4回処方し,ペリセート360NL腹膜透析液と組み合せて1日あたり3〜5回の連続操作を継続して行う。
なお,注入量,滞液時間,操作回数は,症状,血液生化学値及び体液の平衡異常,年齢,体重などにより適宜増減する。
注入及び排液速度は,通常300mL/分以下とする。
- ペリセート360NL腹膜透析液は患者の体液の過剰が1kg/日以下の場合,これのみを1日に3〜4回交換使用すること。ペリセート400NL腹膜透析液は患者の体液の過剰が1kg/日以上の場合,通常1日に1〜4回処方し,ペリセート360NL腹膜透析液と組み合せて交換使用すること。体液過剰の状況は,患者の体重と基準体重とを比較検討し決定する。基準体重は浮腫がなく,細胞外液の過剰に基づくと考えられる心不全等の症状がない状態で測定した体重値である。
- 本剤は,使用直前にクリップを外し,G液(小室液)とE液(大室液)をよく混合した後に使用する。なお,混合操作は以下に示す。
〔混合操作〕
外袋を破り,バッグを取り出す。
クリップに外れや破損のないことを確認する。
注意
- クリップが外れている場合又は破損している場合は使用しない。
バッグからの液漏れがなく,液が澄明であることを確認する。
クリップを取り外す。
注意
- クリップは完全に開き,ゆっくりと引き抜く。バッグとクリップが強く擦れると,バッグを破損し液漏れの原因になる場合がある。
G液(小室液)とE液(大室液)をよく混合する。
よく混合した後,腹膜側コネクターとバッグを接続する。
- 本剤はG液(小室液)とE液(大室液)を混合して使用する腹膜透析液であるため,混合操作を行っていない液は決して腹腔内に注入しないこと。
慎重投与
腹膜炎,腹膜損傷,腹膜癒着及び腹腔内臓器疾患の疑いのある患者
- [腹膜炎,腹膜損傷,腹膜癒着及び腹腔内臓器疾患が悪化又は誘発されるおそれがある。]
腹部手術直後の患者
糖代謝障害の疑いのある患者
ジギタリス治療中の患者
食事摂取が不良な患者
腹部ヘルニアのある患者
腰椎障害のある患者
利尿剤を投与している患者
高度の低蛋白血症のある患者
低カリウム血症の患者
- [低カリウム血症が悪化するおそれがある(適用上の注意の項参照)。]
ステロイド服用者,免疫不全患者,抗生物質アレルギー体質を持つ患者
- [感染症発生時に抗生物質が使用できないおそれ がある。]
高齢者
重大な副作用
循環器障害
- 急激な脱水による循環血液量の減少,低血圧,ショック等があらわれることがあるので,このような場合には本剤の投与を中止し,輸血,生理食塩液,昇圧剤の投与等適切な処置を行うこと。また,高血圧,息切れがあらわれることがある。
高血糖
- 高血糖があらわれることがあるので,糖尿病患者ではインスリンの投与等適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
- 本剤は1つのバッグにクリップを介してG液(小室液)及びE液(大室液)を充填した腹膜透析液で,それぞれ次の成分を含有する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sweetness
- 関
- 甘味
[★]
[★]
- 英
- sweetener、sweetening agent、edulcorant
- 関
- 甘味剤
[★]
- 英
- sweetening agent
- 関
- 甘味料、甘味薬
[★]
- 英
- taste
- 関
- 味覚、五大味覚