- 英
- anhydride
- 関
- 酸無水物、無水塩
WordNet
- a compound formed from one or more other compounds in a reaction resulting in removal of water
PrepTutorEJDIC
- 無水化合物,酸無水物
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/18 01:36:22」(JST)
[Wiki ja表示]
無水物(むすいぶつ、仏: anhydride)とは、水を無くした状態の化合物のこと。「無水~」「~無水物」という言葉は用法がいくつかに分かれる。
結晶の無水物
結晶水や水和水を含む物質がその水をなくした状態が無水物、あるいは無水和物である。塩化ナトリウムのように結晶水をはじめから持たないものは、無水物とは呼ばない。無水物は一般に吸湿性の高いものが多いため、保存する際にはデシケーターを用いるなどの配慮がなされる。無水物の多くが、水和物を加熱や真空下に乾燥して得られる。金属化合物では、水和物と無水物で色が大きく違うことがあるが、これは、金属イオンが水と錯体を作ることで電子状態が変わっているためである。無水物は通常、物質名の頭に「無水」と付けて呼ばれる。例: 硫酸銅(II)五水和物(青)→ 無水硫酸銅(II)(白)
脱水した化合物
ある化合物 A から水分子が除去された化合物 B は、「A の無水物」という表現をされる。例えば以下の式に示すように、酸化ナトリウムや三酸化硫黄は、それぞれ水酸化ナトリウムや硫酸の無水物にあたる。
- 2 NaOH − H2O → Na2O
- H2SO4 − H2O → SO3
2分子以上の酸が脱水縮合した化合物は酸無水物と呼ばれる。項目: 酸無水物、カルボン酸無水物 を参照のこと。
含水量の少ない試薬
無水エタノールなど、適切な乾燥法により含水量が小さい試薬について、慣用的に「無水~」と呼ぶことがある。不純物としての水が無いという意味で、水和水を含まないという意味では無い。
|
この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 職業性喘息:定義、疫学、原因、および危険因子 occupational asthma definitions epidemiology causes and risk factors
- 2. 職業性喘息:病因 occupational asthma pathogenesis
- 3. 職業性喘息:管理、予後と予防 occupational asthma management prognosis and prevention
- 4. びまん性肺胞出血症候群 the diffuse alveolar hemorrhage syndromes
- 5. 大量喀血の概要 overview of massive hemoptysis
Japanese Journal
- 危険物事故関連情報 酸無水物フレーカ設備における爆発事故
- ポリカルボン酸無水物架橋キトサンの合成とそのBSA徐放特性
- 甲野 裕之,大條 郁生
- キチン・キトサン研究 = Chitin and chitosan research 18(2), 210, 2012-07-01
- NAID 10030780610
- 発泡ポリウレタン廃材からのホットメルト接着剤の調製と評価
- 真壁 浩二,刈込 道徳,木村 隆夫
- 廃棄物資源循環学会論文誌 = Journal of the Japan Society of Material Cycles and Waste Management 23(3), 138-143, 2012-05-31
- … アミン分解物にホットメルト接着剤として適性を持たせるため,改質剤として1,2-ビス (2-アミノエトキシ) エタン,3,3',4,4'-ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物および粘着付与剤を加えた。 …
- NAID 10030426257
Related Links
- 無水物(むすいぶつ)とは、水を無くした状態の化合物のこと。「無水~」「~無水物」 という言葉は用法がいくつかに分かれる。 [編集] 結晶の無水物. 結晶水や水和水を含む 物質がその水をなくした状態が無水物、あるいは無水和物である。塩化ナトリウムのよう に ...
- 酸無水物(さんむすいぶつ)とは、オキソ酸2分子が脱水縮合した化合物の総称。単に酸 無水物といった場合にはカルボン酸無水物を指すことが多い。 カルボン酸のような有機 酸だけでなく、硫酸、硝酸、リン酸といった無機酸も酸無水物を形成する。 反応性は ...
Related Pictures







Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロキフェン錠60mg
禁忌
消化性潰瘍のある患者
- [プロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し消化性潰瘍が悪化することがある。](ただし、「慎重投与」の項参照)
重篤な血液の異常のある患者
- [血小板機能障害を起こし、悪化するおそれがある。]
重篤な肝障害のある患者
- [副作用として肝障害が報告されており、悪化するおそれがある。]
重篤な腎障害のある患者
- [急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがある。]
重篤な心機能不全のある患者
- [腎のプロスタグランジン生合成抑制により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させるおそれがある。]
本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
妊娠末期の婦人
効能または効果
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
- 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛
手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎
下記疾患の解熱・鎮痛
- 急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
効能又は効果 1・2 の場合
- 通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mg、1日3回経口投与する。頓用の場合は、1回60〜120mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
効能又は効果 3 の場合
- 通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mgを頓用する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度とする。
また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
慎重投与
消化性潰瘍の既往歴のある患者
非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者
- [ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。]
血液の異常又はその既往歴のある患者
肝障害又はその既往歴のある患者
腎障害又はその既往歴のある患者
- [浮腫、蛋白尿、血清クレアチニン上昇、高カリウム血症等の副作用がおこることがある。]
心機能異常のある患者
過敏症の既往歴のある患者
気管支喘息の患者
潰瘍性大腸炎の患者
クローン病の患者
高齢者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー(血圧低下、蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少、血小板減少
(頻度不明)
- 無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎
(頻度不明)
- 急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、急性腎不全に伴い高カリウム血症があらわれることがあるので、特に注意すること。
うっ血性心不全
(頻度不明)
- うっ血性心不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎
(頻度不明)
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
消化管出血
(頻度不明)
- 重篤な消化性潰瘍又は小腸、大腸からの吐血、下血、血便等の消化管出血が出現し、それに伴うショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、これらの症状が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
消化管穿孔
(頻度不明)
- 消化管穿孔があらわれることがあるので、心窩部痛、腹痛等が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- 肝機能障害(黄疸、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ‐GTP上昇等)、劇症肝炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には中止するなど適切な処置を行うこと。
喘息発作
(頻度不明)
- 喘息発作等の急性呼吸障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。
無菌性髄膜炎
(頻度不明)
- 無菌性髄膜炎(発熱、頭痛、悪心・嘔吐、項部硬直、意識混濁等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。(特にSLE又はMCTDの患者に発現しやすい。)
横紋筋融解症
(頻度不明)
- 横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
薬効薬理
- ロキソプロフェンナトリウム水和物はプロドラッグであり、活性代謝物のトランスOH体が酸性非ステロイド性抗炎症薬としての作用を示す。すなわち、プロスタグランジン生合成の律速酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用を現す。構成型COX(COX−1)と誘導型COX(COX−2)に対する選択性はない。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 〔日局〕 ロキソプロフェンナトリウム水和物
(Loxoprofen Sodium Hydrate)
化学名
- Monosodium 2‐{4‐[(2‐oxocyclopentyl)methyl]phenyl}propanoate dihydrate
分子式
分子量
性 状
- 白色〜帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
本品1.0gを新たに煮沸して冷却した水20mLに溶かした液のpHは6.5〜8.5である。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- acid anhydride
[★]
- 英
- anhydride
- 関
- 酸無水物、無水物
[★]
- 英
- acid anhydride、anhydride
- 関
- 無水塩、無水物
[★]
- 英
- acid anhydride hydrolase
- 関
- 酸無水物加水分解酵素
[★]
- 英
- acid anhydride hydrolase
- 関
- 酸無水物ヒドロラーゼ
[★]
- 英
- anhydrous、(アルコール)absolute
- 関
- 絶対的、無条件、絶対