- 英
- pulp cavity
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/20 06:42:34」(JST)
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歯 |
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A-歯冠 |
1-エナメル質 2-象牙質 3-歯髄 4-歯肉 |
B-歯根 |
5-セメント質 6-骨 7-血管 8-神経 |
歯髄(しずい)は、歯の内部(歯髄腔)において存在する疎線維性結合組織のことである。俗に言う「歯の神経」。
機能
- 歯髄原基の時期には口腔上皮を分化させ、歯堤およびエナメル器形成を誘導する。
- 象牙質を産生する。
- 象牙芽細胞とその突起とを通じて、また血管によって象牙質を養う。
- 歯牙の感覚を司る(象牙細管を通じて象牙質の知覚を司る)。この場合、刺激に対する反応は疼痛となって現れる。
- 修復象牙質を産生する。また細菌感染などによる炎症に対して免疫反応を働かせる。
- 機械的、温熱的、化学的、細菌などの刺激に対してデンティンブリッジを形成し、刺激を遮断する。
関連項目
- 歯/セメント質/象牙質/エナメル質/歯肉/歯肉溝/歯槽骨/歯根/歯根膜/骨
- う蝕/歯周病/口腔細菌学
- 義歯/総義歯/部分床義歯
- 歯科/小児歯科/口腔外科/矯正歯科/審美歯科/補綴科/ブリッジ (歯科)/クラウン (歯科)
- 歯学/医学/法歯科学/解剖学/骨学/歯学部
- 歯科医師/歯科衛生士/歯科技工士/専門医/日本歯科医師会
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 二酸化チタン含有低濃度の過酸化水素剤と405nm 半導体レーザーを牛歯髄腔象牙質に応用した際のコンポジットレジンとの接着強さ
- 糖尿病ラットにおける矯正力による歯槽骨改造現象に関する研究
- 関 淳也,佐藤 嘉晃,飯田 順一郎
- 北海道歯学雑誌 32(2), 135-146, 2012-03
- … 400μmの切片を起点とし,根尖側方向に50μm間隔で,400μm~550μm,650μm~800μmまでの切片8枚を選択し,光学顕微鏡的観察を行った.また,骨リモデリングの定量解析のため,各切片の第一臼歯歯根の歯髄腔の中心点を結んだ5角形を設定した.この5角形から歯根部分を除いた面積を規準とし,中に分布する骨面積の割合を計測し評価対象とした.結果は以下に示す通りである.⑴400μm~550μmの範囲では …
- NAID 120003918961
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- デジタル大辞泉 歯髄腔の用語解説 - 歯の内腔。しずいこう。 ... この辞書の凡例を見る 監修:松村明 編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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★リンクテーブル★
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歯髄腔
- 関
- pulp cavity、pulp chamber、root canal
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歯髄腔
- 関
- dental pulp cavity
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- 英
- medullary cavity (KL), marrow cavity (KL)
- ラ
- cavum medullare
- 同
- 骨髄腔
- 関
- 長骨
[★]
- 英
- cavity
[★]
- 英
- dental pulp (Z)
- ラ
- pulpa dentis