- 同
- activities of daily living ADL
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/22 11:12:51」(JST)
[Wiki ja表示]
日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)、ADL(英: activities of daily living)とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。基本的日常生活動作(英: Basic Activity of Daily Living,BADL)、日常生活活動とも言われる。
目次
- 1 概要
- 2 日常生活動作の評価
- 3 脚注
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
概要
日常生活動作とは、人が日常生活において繰り返す、基本的かつ具体的な活動のこと[1]。主に食事、排泄、整容(着替え、洗面、歯みがき、整髪など)、移動、入浴など基本的な行為、動作をいう[2]。
また、日常生活動作よりも複雑で高次な行為や動作を、手段的日常生活動作(IADL)という。
日常生活動作は、単に能力を回復するだけでなく装具や施設を対応させることでも向上させることができる。障害者でも健常者と同じように使用できることを目指した設計はユニバーサルデザインと呼ばれる。
日常生活動作の評価
日常生活動作の評価は、リハビリテーション分野で患者の機能障害や効果測定のために開発された。近年では高齢者の生活機能の尺度として用いられることが多い。介護保険認定の際は、それぞれの動作を自立から全介助まで段階的に評価したうえで、要介護度の決定を下す。[1]
- バーセル指数
- DPC (Diagnosis Procedure Combination) 調査に用いられたADLスコア
100点満点でスコアリングされる。その項目は、食事、移乗(ベッド、車椅子、椅子など)、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段、更衣、排便管理、排尿管理の10項目である。それぞれについて自立/一部介助/全介助のいずれかであるか評価することで障害者や高齢者の生活自立度を表現する。
患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標。がん患者に使われることが多い。[3]
ECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱。世界的に広く使われている。
1983年にGrangerらによって開発されたADL評価法。バーセル指数との高い相関がある。
バーセル指数に代わり、米国を中心に国際的に普及しつつある。[4]
セルフケア8項目、移乗3項目、移動2項目に、コミュニケーション2項目、社会的認知3項目の計18項目からなる。[4]
脚注
- ^ a b 日常生活動作 | 看護用語辞典 ナースpedia
- ^ 「介護職員初任者研修テキスト 第2巻 人間と社会・介護 2」 初版第4刷 p.209 一般財団法人 長寿社会開発センター 発行 介護職員関係養成研修テキスト作成委員会 編集
- ^ パフォーマンスステータス | 看護用語辞典 ナースpedia
- ^ a b FIM(Functional Independence Measure) 機能的自立度評価表 | st-medica
関連項目
- 手段的日常生活動作
- クオリティ・オブ・ライフ
- バーセル指数
- 機能的自立度評価表
- パフォーマンスステータス
- 国際生活機能分類
外部リンク
- 医療法人社団ビジョナリー・ヘルスケア川崎高津診療所 9.在宅患者のADL評価
|
この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- リハビリテーション科管理の認知症病棟での認知症対応 : 包括的アプローチ (特集 認知症のリハビリテーション : 笑顔が生まれる実践的アプローチ)
- 下村 辰雄,金子 真,須藤 恵理子
- Monthly book medical rehabilitation (164), 53-58, 2013-11
- NAID 40019892244
- 認知症のリハビリテーションのアウトカムとその評価尺度 (特集 認知症のリハビリテーション : 笑顔が生まれる実践的アプローチ)
- 訪問リハビリテーションにおける日常生活活動と生活空間の向上に関連する要因の検討 : 茨城県内多施設共同調査より
- 上岡 裕美子,斉藤 秀之,飯島 弥生 [他]
- The Japanese journal of rehabilitation medicine 50(10), 831-839, 2013-10
- NAID 40019842268
Related Links
- 日常生活動作能力(ADL)とは 日常生活活動(日常生活動作能力)(Activities of daily living;ADL)とは、人が毎日の生活を送るために各人が共通に繰り返す、さまざまな基本的かつ具体的な活動のことです。もともとリハビリテーション ...
- 新版 日常生活活動(ADL) 評価と支援の実際, 最近のニーズを網羅して,臨床経験の浅い読者に日常生活活動の概念から,障害別活動訓練の実際までの全般がみえるように解説!, 358頁, 2色, A4判変,2010年4月発行, ISBN978-4-263 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 会社の健康診断で軽度の肥満を指摘された男性会社員に対する運動指導として適切なのはどれか。
- a 「十分なウォームアップをしましょう」
- b 「肥満が軽度なので運動は必要ないでしょう」
- c 「運動時の脈拍が 80/分を超えないようにしてください」
- d 「運動時に気分が悪くなっても休憩しないで継続してください」
- e 「家事など日常生活活動は肥満の改善にそれほど重要ではありません」
[正答]
※国試ナビ4※ [108G005]←[国試_108]→[108G007]
[★]
- 同
- activities of daily living (ADL) exercise
[★]
- 英
- activity
- 関
- 活性、活性度、活動性、活量
[★]
- 英
- life
- 関
- 生涯、生命、人生
[★]
- 英
- everyday
- 関
- 毎日