- 英
- allelic exclusion
- 関
- 対立遺伝子
- 免疫に関わる細胞で見られる現象。T細胞におけるTCRやB細胞における抗体など抗原受容体をコードする「抗原受容体遺伝子」はRAG1/2という再構成に関わる組換え酵素により遺伝子再構成が起こる。ただし、この遺伝子再構成は一方の染色体(母方 or 父方)でのみ見られる。これを対立遺伝子排除と呼ぶ。これにより1つのT/B細胞が1つの抗原受容体を発現するために必要な機構である。なお、この機構にはヒストンのアセチル化が関与しており、分子レベルで解明が行われている。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 遺伝子再編成におけるクロマチンのダイナミクス (特集 細胞核とクロマチン--ヒストンコードを超えて)
Related Links
- したがって、産生されるB細胞のうち2つの機能的なH鎖遺伝子をもつ細胞は1/9÷5/9= 1/5となります。すなわち、対立遺伝子排除の機構がなければ、20%のB細胞の それぞれが2つの異なるH鎖を発現してしまい、2つの抗原特異性を持つことになります。
- 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2012年8月). 対立遺伝子(たいり ついでんし、アレル(アリル、アリールも可)、英: allele)とは、ある1つの遺伝子座を占め 得る複数の塩基配列のこと。 目次. 1 概要; 2 遺伝子型と表現型; 3 例; 4 脚注; 5 関連 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- heredity, inheritance
- 同
- 氏か育ちか
- 関
- 遺伝子、遺伝性疾患。遺伝形式
- 親のもつ遺伝情報が遺伝子によって子孫に伝達され、その作用によって形質が発現すること。
[★]
- 英
- gene
- 同
- 遺伝因子 genetic factor
- 関
- ゲノム genome
- 生物の遺伝情報を担う主要因子
- 全ての生物の情報は、DNAからなる塩基配列にコードされている
[★]
- 英
- allele
- 同
- アレル、アリル、アリール
- 関
- 遺伝子、ハプロタイプ、複対立遺伝子
[★]
- 英
- opposition
- 対
- 復位