- ラ
- Agavaceae
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- chiefly tropical and xerophytic plants: includes Dracenaceae (Dracaenaceae); comprises plants that in some classifications are divided between the Amaryllidaceae and the Liliaceae (同)family Agavaceae, agave family, sisal family
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/04/24 21:58:29」(JST)
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リュウゼツラン科 |
アオノリュウゼツラン(Agave americana)
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分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
単子葉植物綱 Liliopsida |
目 |
: |
ユリ目 Liliales |
科 |
: |
リュウゼツラン科 Agavaceae |
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属 |
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リュウゼツラン科(リュウゼツランか、Agavaceae)は単子葉植物に属する科で、木本または大型の常緑多年草からなる。リュウゼツラン、ユッカ、ドラセナなどを含む。古くはユリ科(子房上位のユッカ、ドラセナなど)とヒガンバナ科(子房下位のリュウゼツランなど)に分けられていたが、その他の形態的類似性を重視して1つにまとめられた。おおむね下記の属をリュウゼツラン科としている。しかし科をさらに細かくDoryanthaceae、Dracaenaceae(リュウケツジュ科)、Phormiaceae、Asteliaceae、Nolinaceae(トックリラン科)などに細分する意見もある。APG植物分類体系では、ユリ科とともに分類が再編成されている(新しい分類参照)。
特徴
熱帯・亜熱帯の主に乾燥地帯に分布し、日本には自生しない。リュウゼツランなどの多肉植物もあり、また葉が硬く乾燥に強いものも多い。庭木や観葉植物などとして栽培されるものが多い。花は円錐花序を作る。経済的に重要なものとしては、繊維を採るサイザルアサ(リュウゼツラン属)、マオランや、樹液をテキーラの原料とするリュウゼツランなどがある。
属
(狭義のリュウゼツラン科)
- リュウゼツラン属 Agave - リュウゼツラン
- Beschorneria
- マンネンラン属 Furcraea - マンネンラン
- Hesperaloe
- Littaea
- Manfreda
- チューベローズ属 Polianthes - チューベローズ
- Prochnyanthes
- ユッカ属 Yucca - ユッカ
(Doryanthaceae)
(Dracaenaceae)
- リュウケツジュ属(ドラセナ属) Dracaena - ドラセナ
- チトセラン属 Sanseviera - チトセラン
(Phormiaceae)
- Agrostocrinum
- Corynotheca
- Dianella
- Excremis
- マオラン属 Phormium - マオラン
- Stypandra
- Thelionema
(Asteliaceae)
- センネンボク属 Cordyline - センネンボク
- Astelia
- Collospermum
- Milligania
- Neoastelia
(Nolinaceae)
- トックリラン属 Beaucarnea - トックリラン
- Nolina
- Dasylirion
-
ユッカ(イトラン)
Yucca filamentosa
-
ドラセナ(シマセンネンボク)
Dracaena fragrans
-
チトセラン(サンセベリア)
Sansevieria trifasciata
-
トックリラン
Nolina recurvata
下が膨れて徳利のような形になる
新しい分類
新しいAPG植物分類体系では、リュウゼツラン科を従来のユリ科とともに以下のように再編成している:
- Doryanthaceae、およびAsteliaceae(Cordyline以外):それぞれ独立の科
- 上記のDracaenaceae、Nolinaceae:スズラン科へ
- 上記のPhormiaceae:キスゲ科へ
- Cordyline:ラクスマニア科へ
また
- 旧ユリ科の一部の属(ハナスゲ属Anemarrhena、Anthericum、Behnia、Camassia、Chlorogalum、オリヅルラン属Chlorophytum、Comospermum、Echeandia、Herreria、Herreriopsis、Hesperocallis、ギボウシ属Hosta[日本にも自生]、Simethis、Sowerbaea)をリュウゼツラン科に含める。
APG植物分類体系第3版(APG III)では、クサスギカズラ科に含めている。
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ウィキメディア・コモンズには、リュウゼツラン科に関連するカテゴリがあります。 |
Japanese Journal
- ユリ科・リュウゼツラン科植物由来の抗腫瘍性サポニン類の検索
- 繊維作物の種類および利用と植物分類上の区分との関係
- 川鍋 祐夫
- 熱帯農業 24(2), 45-53, 1980
- … イラクサ目, ユリ目のように繊維作物にかかわる科, 属が多いものと, フトモモ目, パイナップル目のよう1こその少ないものがある.繊維作物が多く出ているアオイ科, シナノキ科, クワ科, イラクサ科, リュウゼツラン科などは, 茎の靱皮雛や葉の維管束繊維の発達が著しい, とされている群である.経済的に重要な栽培作物は一年生が多く, 半野生ないし野生の低木, 中高木からは自給用又は市場性の狭い繊維が生産されて …
- NAID 130004373020
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