出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/25 11:41:15」(JST)
モノメチルヒドラジン | |
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IUPAC名
Methylhydrazine |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 60-34-4 |
EINECS | 200-471-4 |
RTECS番号 | MV5600000 |
特性 | |
化学式 | CH3(NH)NH2 |
モル質量 | 46.07 g/mol |
密度 | 0.88 g/cm3 |
融点 |
−52 °C |
沸点 |
87 °C |
水への溶解度 | 非常に溶けやすい |
アルコール、エーテルへの溶解度 | 可溶性 |
危険性 | |
MSDS | ICSC 0180 |
GHSピクトグラム | |
GHSシグナルワード | DANGER |
EU Index | 列挙無し |
NFPA 704 |
3
4
2
|
引火点 | −8.3 ºC |
発火点 | 196 ºC |
爆発限界 | 2.5–97% |
関連する物質 | |
関連物質 | ヒドラジン ジメチルヒドラジン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
モノメチルヒドラジン(英: Monomethylhydrazine, MMH)は、示性式 CH3-NH-NH2で表されるヒドラジン誘導体の有機化合物である。単にメチルヒドラジンとも呼ばれる。
キノコの一種シャグマアミガサタケの成分ギロミトリンが加水分解して生成することでも知られる。
ロケットエンジンの推進剤に燃料として使われる。適当な酸化剤(四酸化二窒素など)とともに用いると自己着火性を有しており、燃料バルブの開閉だけで推力の制御ができるため、人工衛星や宇宙船の姿勢制御用エンジン(スラスター)用に用いられる。
引火性、発火性があり、日本では消防法により危険物第5類(自己反応性物質)に指定されている。また肝臓・腎臓・腸・膀胱に障害を起こす。発癌性を持つことでも知られている。
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