ボウマン膜
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/29 20:12:56」(JST)
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ボーマン膜(ボーマンまく)とは、眼球の前面を覆う角膜を構成する膜。外境界膜。
目次
- 1 概要
- 2 由来
- 3 参考文献
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
概要
角膜の上皮と固有層(実質)の間にある、コラーゲンで構成された約10μmの薄い膜である。再生力は無く、一旦取り除くと生涯再生しない。医学的には、何の働きもしない、あるいは角膜実質を保護するためだけの存在であり、取り除いても視覚に影響は無いとされている。近視矯正手術において、このボーマン膜を除去する術式が存在する。
由来
19世紀にウィリアム・ボーマン (w:William Bowman) が発見し、その名が冠された。
参考文献
関連項目
外部リンク
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Japanese Journal
- 沢口 昭一,阿部 春樹,澤 充,海谷 忠良,福地 健郎
- 日本眼科紀要 = Folia ophthalmologica Japonica 47(1), 50-52, 1996-01-28
- NAID 10009721677
- 種々の角膜疾患におけるボーマン膜膠原線維の立体構築 : 走査型電子顕微鏡での観察
- 沢口 昭一,福地 健郎,白柏 基宏,阿部 春樹,海谷 忠良,澤 充
- 日本眼科紀要 = Folia ophthalmologica Japonica 46(12), 1261-1265, 1995-12-28
- NAID 10009720801
Related Links
- ボーマン膜(ボーマンまく)とは、眼球の前面を覆う角膜を構成する膜。外境界膜。 目次. 1 概要; 2 由来; 3 参考文献; 4 関連項目; 5 外部リンク. 概要[編集]. 角膜の上皮と固有 層(実質)の間にある、コラーゲンで構成された約10μmの薄い膜である。再生力は無く、 ...
- ボーマン膜とは、角膜の表面にある角膜上皮細胞の層の下にある細胞の層で、厚さ10 マイクロメートルほどの、コラーゲンでできた細胞層です。イギリス人外科医のウィリアム ・ボーマン(William Bowman)が発見したことから、ボーマン膜と名付けられました。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- Bowman's membrane, Bowman membrane
- 同
- ボーマン膜、Bowman膜、前境界板 anterior limiting layer lamina limitans anterior、角膜前境界板 lamina limitans anterior corneae
- 関
- 角膜
[★]
- 英
- membrane
- 関
- メンブラン、メンブレン