モゾビル
UpToDate Contents
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- 1. 造血幹細胞の分布sources of hematopoietic stem cells [show details]
…chemotherapy, we suggest the addition of plerixafor. Plerixafor is begun after the patient has received G-CSF for a minimum of four days. Subcutaneous plerixafor (240 mcg/kg based on actual body weight) …
- 2. 多発性骨髄腫:自家造血細胞移植multiple myeloma use of autologous hematopoietic cell transplantation [show details]
…alone, but it also carries the risk of longer time to start collection and the risk of neutropenia. Plerixafor, a chemokine receptor type 4 inhibitor that acts to impair the binding of hematopoietic stem cells …
- 3. 濾胞性リンパ腫における自家造血細胞移植autologous hematopoietic cell transplantation in follicular lymphoma [show details]
…using G-CSF with or without plerixafor. The method used is mainly dependent on institutional preference and experience. Often G-CSF is used as a single agent initially. Plerixafor is then added for those who…
- 4. 学会が公開する診療ガイドラインのリンク:多発性骨髄腫society guideline links multiple myeloma [show details]
…current status of stem cell collection and high-dose therapy for multiple myeloma and the role of plerixafor (AMD 3100) (2009) IMWG: Mobilization in myeloma revisited – Consensus perspectives on stem cell…
- 5. 好中球増多症の患者へのアプローチapproach to the patient with neutrophilia [show details]
…the bone marrow (glucocorticoids, plerixafor) The drugs most commonly associated with neutrophilia (eg, catecholamines, glucocorticoids, myeloid growth factors, plerixafor, lithium, ATRA) are listed in the…
Japanese Journal
- 幹細胞採取におけるプレリキサホル使用の実際と効果 (特集 血液疾患に対する新規治療薬の現状と今後の課題)
- 新薬紹介委員会
- ファルマシア 53(5), 455-459, 2017
- 本稿では既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,53巻4号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳解しま …
- NAID 130005631798
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- 自家末梢血幹細胞動員の新薬モゾビル(プレリキサホル)について 多発性骨髄腫、非ホジキンリンパ腫をはじめ、血液のがんの治療には大量化学療法が実施されます。大量化学療法は有効性が高い反面、その副作用として骨髄抑制を ...
- マウス及びイヌにおいて、プレリキサホルにより末梢血中に造血幹細胞が動員された 11) 12)。イヌにおいて、プレリキサホルで動員された造血幹細胞を自家移植した後に、好中球及び血小板の生着が確認された 12)。
- 2017年2月22日、CXCR4ケモカイン受容体拮抗薬プレリキサホル(商品名モゾビル皮下注24mg)が発売された。適応は「自家末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員促進」。本剤は顆粒球コロニー刺激 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
モゾビル皮下注24mg
組成
有効成分:1バイアル(1.2mL)中の分量
添加物
効能または効果
- 自家末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員促進
- 【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
- G-CSF製剤との併用において、通常、成人にはプレリキサホルとして0.24mg/kgを1日1回、末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。
- 本剤の投与は、G-CSF製剤を4日間連日投与した後、各末梢血幹細胞採取実施9〜12時間前に行う。なお、併用薬剤の添付文書を熟読すること。
- 本剤の投与期間は4日間までを目安とすること。
- 中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス(CLcr)50mL/分以下)のある患者では、本剤の血中濃度が上昇するとの報告があるため、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。[【薬物動態】の項参照]
慎重投与
- 中等度以上の腎機能障害のある患者[血中濃度が上昇するおそれがある。〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉の項参照]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
脾腫(頻度不明)、脾破裂(頻度不明)
- 脾腫、脾破裂があらわれることがあるので、血液学的検査値の推移に留意するとともに、腹部超音波検査等により観察を十分に行い、脾臓の急激な腫大が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
- CXCケモカイン受容体4(CXCR4)を発現するヒト急性リンパ性白血病由来CCRF-CEM細胞株において、プレリキサホルは間質細胞由来因子1(SDF-1)のCXCR4への結合を阻害した10)。マウス及びイヌにおいて、プレリキサホルにより末梢血中に造血幹細胞が動員された11, 12)。イヌにおいて、プレリキサホルで動員された造血幹細胞を自家移植した後に、好中球及び血小板の生着が確認された12)。
作用機序
- 骨髄の間質細胞表面に発現するSDF-1は、CXCR4を発現している造血幹細胞の骨髄への生着に関与していると考えられている。プレリキサホルはCXCR4に結合し、CXCR4とSDF-1との結合を阻害することにより、骨髄から末梢血中への造血幹細胞の動員を促進すると考えられる13)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1, 1'-(1, 4-Phenylenebismethylene)bis(1, 4, 8, 11-tetraazacyclotetradecane)
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色〜帯黄白色の固体である。
本品はエタノール(99.5)又はメタノールにやや溶けやすく、水に溶けにくい。
融 点
分配係数
★リンクテーブル★
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商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
【希少疾病用医薬品】
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- 関
- レリ徴候