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フルカム
アンピロキシカム
Japanese Journal
薬剤@ttention!(13)フェルムカプセルと
フルカム
カプセル13.5mg・27mg
藤原 豊博
エマージェンシー・ケア 19(4), 352-354, 2006-04
NAID 40007205520
アンピロキシカム(
フルカム
【○!R】)による胃十二指腸潰瘍粘膜傷害とミソプロストール(サイトテック【○!R】)による予防効果
柳川 明,遠藤 徹,嶋田 甚五郎,草刈 幸次,中川 武正
臨床薬理 28(1), 493-494, 1997-03-31
NAID 10011506355
アンピロキシカム(
フルカム
^<【○!R】>)による胃十二指腸粘膜障害とミソプロストール(サイトテック^<【○!R】>)による予防効果(第2報)
柳川 明,遠藤 徹,嶋田 甚五郎,草刈 幸次,中川 武正
炎症 : 日本炎症学会雑誌 : Japanese journal of inflammation 16(6), 459-462, 1996-11-30
NAID 10009357881
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
鎮痛・抗炎症剤
販売名
フルカムカプセル 13.5mg
組成
1カプセル中
有効成分
アンピロキシカム 13.5mg
添加物
無水乳糖、部分アルファー化デンプン、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム
(カプセル本体)亜硫酸水素ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、黄色三二酸化鉄、酸化チタン
禁忌
消化性潰瘍のある患者(ただし、「慎重投与」2.の項参照) [消化性潰瘍を悪化させることがある。]
重篤な血液の異常のある患者[血液の異常を悪化させることがある。]
重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させることがある。]
重篤な腎障害のある患者[腎障害を悪化させることがある。]
重篤な心機能不全のある患者[心機能障害を悪化させることがある。]
重篤な高血圧症のある患者[高血圧症を悪化させることがある。]
妊娠末期の患者[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」2.の項参照]
本剤の成分又はピロキシカムに対し過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤な喘息発作を誘発又は再発させることがある。]
リトナビルを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
効能または効果
下記疾患並びに症状の鎮痛、消炎
関節リウマチ
変形性関節症
腰痛症
肩関節周囲炎
頸肩腕症候群
腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群に対し本剤を用いる場合には、慢性期のみに投与すること。
本剤は、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の治療効果が不十分と考えられる患者のみに投与すること。
通常、成人にはアンピロキシカムとして27mgを1日1回食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜減量する。
本剤は1日最大27mg(ピロキシカムとして20mg)までの投与とすること。
本剤の投与に際しては、その必要性を明確に把握し、少なくとも投与後2週間を目処に治療継続の再評価を行い、漫然と投与し続けることのないよう注意すること。[外国において、本剤が、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤に比較して、胃腸障害及び重篤な皮膚障害の発現率が高いとの報告がされている。(「重要な基本的注意」3.の項参照)]
慎重投与
消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させることがある。]
非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者(ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。)
血液の異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させることがある。]
出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがある。]
肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させることがある。]
腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させることがある。]
心機能障害のある患者[水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、心機能障害を悪化させるおそれがある。]
高血圧症のある患者[水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、血圧を上昇させるおそれがある。]
過敏症の既往歴のある患者
気管支喘息のある患者[喘息発作を誘発させることがある。]
潰瘍性大腸炎の患者[病態を悪化させることがある。]
クローン病の患者[病態を悪化させることがある。]
高齢者[「重要な基本的注意」1.の項参照]
重大な副作用
消化性潰瘍(穿孔を伴うことがある)、吐血、下血等の胃腸出血
消化性潰瘍(穿孔を伴うことがある)(0.21%)、吐血、下血等の胃腸出血(0.1%未満)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック
注1)
、アナフィラキシー様症状
注1)
ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、潮紅、血管浮腫、呼吸困難等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
注1)
、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
注1)
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
急性腎不全
注1)
急性腎不全を起こすことがあるので、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN・血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害
注1)
、黄疸
注1)
AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
本剤の活性本体であるピロキシカムで以下のような副作用があらわれるとの報告がある。このような副作用があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
再生不良性貧血、骨髄機能抑制、ネフローゼ症候群
薬効薬理
抗炎症作用
27)
アンピロキシカムのカラゲニン足蹠浮腫(ラット)抑制作用は、ピロキシカムとほぼ同等、アセメタシンよりもやや強かった。打撲浮腫(ラット)及び紫外線紅斑(モルモット)に対しても、アンピロキシカムの効力はピロキシカムと同等であり、アセメタシンよりも強かった。綿球法による肉芽形成(ラット)、アジュバント関節炎(ラット)等の亜急性・慢性炎症に対しても、ピロキシカムと同等の抗炎症作用を示した。
鎮痛作用
27)
アンピロキシカムの酢酸ライシング(マウス)抑制作用は、ピロキシカム及びアセメタシンと同等であった。ラット足蹠の炎症性疼痛に対する抑制作用(Randall-Selitto法)は、ピロキシカム及びアセメタシンと同等であった。また、アジュバント関節痛(ラット)に対する鎮痛作用も、ピロキシカム及びアセメタシンと同等であった。
作用機序
アンピロキシカムは経口投与後、腸管から吸収される過程でピロキシカムに変換するものである。この活性本体ピロキシカムの作用は、アラキドン酸代謝におけるシクロオキシゲナーゼを阻害し、炎症・疼痛に関与するプロスタグランジンの生合成を抑制することによるものと考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
アンピロキシカム(ampiroxicam)
化学名
(±)-4-[1-(ethoxycarbonyloxy)ethoxy]-2-methyl-
N
-2-pyridyl-2
H
-1,2-benzothiazine-3-carboxamide 1,1-dioxide
分子式
C
20
H
21
N
3
O
7
S
分子量
447.47
融点
約156℃(分解)
性状
アンピロキシカムは、白色〜帯黄白色の結晶性の粉末。本品は氷酢酸又はジメチルホルムアミドに溶けやすく、アセトニトリルにやや溶けやすく、メタノール又はエーテルに溶けにくく、エタノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
リンク元
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アンピロキシカム
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「
アンピロキシカム」
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英
ampiroxicam
商
フルカム
Flucam
、
アンピローム
関
非ステロイド性抗炎症薬