- 英
- pipradrol、pipradrol hydrochloride
- 関
- 塩酸ピプラドロール
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2019/01/17 11:13:35」(JST)
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ピプラドロール(Pipradrol)は、中枢神経刺激薬であり、ナルコレプシーと精神運動抑制が強いうつに用いられていた。日本では現在は発売中止、かつてメラトラン(塩野義製薬)、カロパン(日本新薬)が発売されていた。
作用
ノルアドレナリン・ドーパミンの再取り込み阻害作用により視床下部と脳幹網様体の刺激作用を有するが、他剤に比べて、マイルドな中枢神経刺激薬であるとされている。
歴史
ピペリジル化合物で、Brownらにより精神運動増進効果が見いだされた[1]。化学構造面では、抗幻覚剤とされたアザシクロノール(英語版)の異性体である。日本では1957年に発売されたが、臨床的にあまり用いられず、乱用を恐れて中止になった。欧米では、現在も使用されている。
脚注
- ^ Brown BB, Werner HW: Pharmacologic studies on new central stimulant, α-(2 piperidyl) benzhydrol hydrochoride (MRD 108). J Pharma Exp Therap 110:180, 1964
関連項目
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Japanese Journal
- 勝田 新一郎,三津本 充,田場 典治
- 神戸大学農学部研究報告 15(1), 161-168, 1982
- 1. 骨格筋活動に対する中枢性薬物の影響を筋電図学的に検討した。ジアゼパム, ハロペリドール, バクロフェン, 塩酸ピプラドロール, ベメグリドの各薬物をそれぞれイヌに投与したあと, M.gastrocnemiusから単一NMUの筋電図を経時的に記録し, これより放電間隔時系列を求めた。この系列から緩慢な動揺と不規則な変動を取り出し, 後者の変動から方式に従ってτ^^^--S曲線を求めて考察を加え …
- NAID 110000410347
- 夜尿症の塩酸ピプラドロール(カロパン)療法について
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