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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/31 11:02:23」(JST)
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ネルボン酸[1] |
|
IUPAC名
(Z)-Tetracos-15-enoic acid
|
別称
cis-15-テトラコセン酸
(脂肪酸数値表現
24:1 cis, ⊿ 9 または 24:1 ω9)
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
506-37-6 |
PubChem |
5281120 |
ChemSpider |
4444565 |
KEGG |
C08323 |
ChEBI |
CHEBI:44247 |
ChEMBL |
CHEMBL1173379 |
- O=C(O)CCCCCCCCCCCCC\C=C/CCCCCCCC
|
- InChI=1S/C24H46O2/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14-15-16-17-18-19-20-21-22-23-24(25)26/h9-10H,2-8,11-23H2,1H3,(H,25,26)/b10-9-
Key: GWHCXVQVJPWHRF-KTKRTIGZSA-N
InChI=1/C24H46O2/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14-15-16-17-18-19-20-21-22-23-24(25)26/h9-10H,2-8,11-23H2,1H3,(H,25,26)/b10-9-
Key: GWHCXVQVJPWHRF-KTKRTIGZBL
|
特性 |
化学式 |
C24H46O2 |
モル質量 |
366.62 g/mol |
融点 |
42–43 °C
|
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
ネルボン酸(ネルボンさん、24:1, n-9, 英: Nervonic acid)はテトラコセン酸とも呼ばれ、一価不飽和のω-9脂肪酸の一つ。ネルボン酸は神経細胞ミエリンの生合成において確認された[2]。ヒトの脳の白質のスフィンゴ脂質に見られる。
ネルボン酸は、スフィンゴ脂質中のネルボン酸濃度が不足する副腎白質ジストロフィーや多発性硬化症のような脱髄疾患の治療に使われる[3]。
多く含む食品 [編集]
鯖、さんま、ブリ、にしん、などに多く含まれている。
脚注 [編集]
- ^ Nervonic acid at Sigma-Aldrich
- ^ US Patent 6664406, Nervonic acid derivatives, their preparation and use
- ^ WO/1996/005740, Nervonic Acid Compositions
参考文献 [編集]
- Appelqvist (1976) Lipids in Cruciferae. In: Vaughan JG, Macleod AJ (Eds), The biology and the Chemistry of Cruciferae. Academic Press, London, UK, pp. 221-277.
- Sargent JR, Coupland K, Wilson R (1994). Nervonic Acid and Demyelinating Disease. Medical Hypothesese 42, pp. 237-242.
脂肪:主な脂肪酸 |
|
飽和脂肪酸
(「*」印は揮発性)
|
C1 蟻酸* - C2 酢酸* - C3 プロピオン酸* - C4 酪酸* - C5 吉草酸 - C6 カプロン酸 - C7 エナント酸 - C8 カプリル酸 - C9 ペラルゴン酸 - C10 カプリン酸 - C11 ウンデシル酸 - C12 ラウリン酸 - C13 トリデシル酸 - C14 ミリスチン酸 - C15 ペンタデシル酸 - C16 パルミチン酸 - C17 マルガリン酸 - C18 ステアリン酸 - C19 ノナデシル酸 - C20 アラキジン酸 - C21 ヘンイコシル酸 - C22 ベヘン酸 - C23 トリコシル酸 - C24 リグノセリン酸
|
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不飽和脂肪酸
|
ω-3脂肪酸
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α-リノレン酸 - ステアリドン酸 - エイコサペンタエン酸 - ドコサペンタエン酸 - ドコサヘキサエン酸
|
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ω-6脂肪酸
|
リノール酸 - γ-リノレン酸 - ジホモ-γ-リノレン酸 - アラキドン酸 - ドコサペンタエン酸
|
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ω-9脂肪酸
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オレイン酸 - エライジン酸 - エルカ酸 - ネルボン酸
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主要な生体物質
ペプチド - アミノ酸 - 核酸 - 炭水化物 - 脂肪酸 - テルペノイド - カロテノイド
テトラピロール - 補因子 - ステロイド - フラボノイド - アルカロイド - ポリケチド - 配糖体 |
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 血清総脂肪酸、特にネルボン酸とレプチン、BMI、中性脂肪、総コレステロール、HDLコレステロール、および血圧との相関について
- 脂肪酸による真核生物DNAポリメラーゼの阻害(II) ; ネルボン酸の効果
- 水品 善之,青柳 憲和,松影 昭夫,吉田 松年,坂口 謙吾
- 日本分子生物学会年会プログラム・講演要旨集 19, 593, 1996-08-01
- NAID 10002916658
- ダイコン発芽実生の低温シフト処理による脂質組成の変動
- 小嶋 道之 [他],母坪 研巳,木下 幹朗,大西 正男,伊藤 精亮
- 帯広畜産大学学術研究報告. 第I部 17(2), 135-142, 1991-06-30
- … また,低温処理によりCMHの構成脂肪酸は2-ヒドロキシベヘン酸(22h:0),2-ヒドロキシリグノセリン酸(24h:0),2-ヒドロキシパルミチン酸(16h:0)および2-ヒドロキシネルボン酸(24h:1)が若干増大し,構成スフィンゴイドは4-ヒドロキシ-8-・シススフィンゲニン(t18:1^<8c>)が増大した。 …
- NAID 110006454630
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- ネルボン酸. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索. ネルボン酸. IUPAC名. (Z)-Tetracos-15-enoic acid. 別称. cis-15-テトラコセン酸 ( 脂肪酸数値表現 24:1 cis, ⊿9 または 24:1 ω9). 識別情報. CAS登録番号 · 506-37-6 ...
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