コバマミド
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
*コバルタミンS錠250μg
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、赤色106号、カルナウバロウを含有する。
効能または効果
- ビタミンB12欠乏症の予防および治療
- ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
- 巨赤芽球性貧血
- 広節裂頭条虫症
- 悪性貧血に伴う神経障害
- 吸収不全症候群(スプルーなど)
- 下記疾患のうちビタミンB12の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合(効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
- 栄養性および妊娠性貧血
- 胃切除後の貧血
- 肝障害に伴う貧血
- 放射線による白血球減少症
- 神経痛
- 末梢神経炎、末梢神経麻痺
- 筋肉痛、関節痛
- 中枢神経障害(脊髄炎、変性疾患など)
- 上記疾患のうち、巨赤芽球性貧血、広節裂頭条虫症、悪性貧血に伴う神経障害、吸収不全症候群(スプルーなど)、胃切除後の貧血に対して使用する場合、経口投与によると吸収が悪いので、やむを得ぬ場合以外は注射によることが望ましい。
- 通常成人、コバマミドとして1日1,500μgまでを1〜3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
造血機能促進作用
- コバマミドは、プロピオン酸代謝でメチルマロニル-CoAをサクシニル-CoAに変換させるメチルマロニル-CoAイソメラーゼに補酵素として関与し、ヘム合成を通じて生体の造血機能を促進させる3)〜5)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 5,6-Dimethylbenzimidazolyl-5-deoxyadenosylcobamide
分子式
分子量
性状
- 本品は暗赤色の結晶又は結晶性あるいは無晶性の粉末である。本品は水にやや溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、アセトン、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。本品は極めて吸湿性で光により分解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cobamamide
- 商
- カロマイド、コバマイド、コバルタミン、ハイコバール
- 関
- アデノシルコバラミン
- ビタミンB剤