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- 1. リウマチ性疾患のマネージメントに用いる生物学的製剤とキナーゼ阻害薬の概要overview of biologic agents and kinase inhibitors in the rheumatic diseases [show details]
…mAbs employed in the treatment of rheumatic disease are infliximab, adalimumab, ustekinumab, and secukinumab. Certolizumab, a polyethylene glycolated (PEGylated) Fab fragment that does not contain an Fc portion …
- 2. 成人の乾癬の治療treatment of psoriasis in adults [show details]
…interleukin 17 (IL-17) pathway utilized for the treatment of psoriasis include secukinumab, ixekizumab, and brodalumab. Secukinumab, an anti-IL-17A monoclonal antibody, is an effective treatment for moderate …
- 3. 乾癬性関節炎の治療treatment of psoriatic arthritis [show details]
…population, such as secukinumab or ustekinumab. Resistant to two TNF inhibitors – In patients who do not respond adequately to two different TNF inhibitors, we use an IL-17 inhibitor (ie, secukinumab or ixekizumab) …
- 4. 成人の体軸性脊椎関節炎(強直性脊椎炎およびX線画像に変化が認められない体軸性脊椎関節炎)の治療treatment of axial spondyloarthritis ankylosing spondylitis and nonradiographic axial spondyloarthritis in adults [show details]
…starting secukinumab. However, there are no reports, in contrast to TNF inhibitor therapy, of latent TB reactivation under secukinumab treatment. Hence, an IL-17 inhibitor, such as secukinumab (or ixekizumab …
- 5. 炎症性腸疾患に伴う関節炎の治療treatment of arthritis associated with inflammatory bowel disease [show details]
…nonradiographic axial spondyloarthritis . While secukinumab has been ineffective for bowel disease in IBD trials, flares of new or pre-existing IBD after initiation of secukinumab have been rare in our clinical experience …
Japanese Journal
- セクキヌマブ (特集 内科疾患における生物学的製剤の使い分け) -- (生物学的製剤を極める)
- 臨床医が語る 新薬の治療・市場へのインパクト 乾癬治療薬「コセンティクス」のインパクト
- 新薬紹介委員会
- ファルマシア 51(5), 449-451, 2015
- このコラムでは既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,51巻3号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳 …
- NAID 130007448187
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- 「コセンティクス® 皮下注150mg ペン」「コセンティクス® 皮下注150mg シリンジ」の使用上の注意改訂に伴い、添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおりを改訂しました。詳細は改訂のお知らせをご覧ください。 2016年12月
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コセンティクス皮下注150mgペン
組成
有効成分・含量(1シリンジ中)
添加物(1シリンジ中)
- トレハロース水和物 75.67mg
L-ヒスチジン・L-ヒスチジン塩酸塩水和物 3.103mg注1)
L-メチオニン 0.746mg
ポリソルベート80 0.200mg
- 本剤の有効成分であるセクキヌマブ(遺伝子組換え)は、チャイニーズハムスター卵巣細胞から産生されるヒト型モノクローナル抗体である。
- 注1)L-ヒスチジンとL-ヒスチジン塩酸塩水和物の合計量を、L-ヒスチジンの量として示す。
禁忌
- 重篤な感染症の患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
- 活動性結核の患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
**既存治療で効果不十分な下記疾患
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、強直性脊椎炎
**尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬
- 以下のいずれかを満たす患者に投与すること。
- 紫外線療法を含む既存の全身療法(生物製剤を除く)で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ患者。
- 難治性の皮疹、関節症状又は膿疱を有する患者。
**強直性脊椎炎
- 過去の治療において、既存治療薬(非ステロイド性抗炎症薬等)による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること。
**尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬
- 通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する。また、体重により、1回150mgを投与することができる。
**強直性脊椎炎
- 通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回150mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する。
- **本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。(「重要な基本的注意」の項参照)
- 投与毎に注射部位を変えること。また、皮膚が敏感な部位、皮膚に異常のある部位、乾癬の部位には注射しないこと。(「適用上の注意」の項参照)
- 本剤による治療反応は、通常投与開始から16週以内に得られる。16週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること。
**尋常性乾癬、関節症性乾癬及び膿疱性乾癬患者に投与する場合
- 体重60kg以下の患者では1回150mgの投与を考慮すること。(【臨床成績】の項参照)
慎重投与
- 感染症の患者又は感染症が疑われる患者〔感染症が悪化するおそれがある。〕(「重要な基本的注意」の項参照)
- 結核の既往歴を有する患者〔結核を活動化させるおそれがあるので、胸部X線(レントゲン)検査等を定期的に行うなど、結核症の発現に十分に注意すること。〕(「重要な基本的注意」の項参照)
- *炎症性腸疾患の患者〔症状を悪化させるおそれがある。また活動期にあるクローン病の患者を対象とした海外臨床試験において、プラセボ群に比べて本剤群においてクローン病の症状が悪化する傾向がみられている。炎症性腸疾患の患者に投与する場合は観察を十分に行うこと。〕(「副作用 重大な副作用」の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
**重篤な感染症(1.1%)
- ウイルス、細菌あるいは真菌等による重篤な感染症があらわれることがあるので、本剤投与後は患者の状態を十分に観察し、感染症が疑われた場合には適切な処置を行うこと。
**過敏症反応
- アナフィラキシー(頻度不明)、蕁麻疹(1.1%)等の過敏症反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
好中球数減少(頻度不明)
- 好中球数減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
**,*炎症性腸疾患(0.5%)
- 炎症性腸疾患があらわれることがあるので、観察を十分に行い、炎症性腸疾患が疑われた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- セクキヌマブは、ヒト抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体であり、炎症性サイトカインであるIL-17Aと結合し、IL-17AのIL-17受容体への結合を阻害することにより、その活性を中和する。
In vitroにおける薬理活性
- セクキヌマブは、選択的にヒトIL-17Aに結合し(解離定数:約200pM)、ヒト線維芽細胞様滑膜細胞5)及びヒト皮膚線維芽細胞6)において、ヒトIL-17Aにより誘導したIL-6産生作用を中和した。
In vivoにおける薬理活性
- セクキヌマブは、ヒト遺伝子組換えIL-17Aにより誘発した関節炎モデルマウスにおいて、関節炎を誘発する24時間前及び2時間前にセクキヌマブを腹腔内投与することにより、関節の腫脹及び軟骨に対する作用を完全に抑制した。7)また、ヒト遺伝子組換えIL-17Aで誘発されるマウス空気嚢への好中球浸潤を、好中球浸潤誘発前にセクキヌマブを単回腹腔内投与することにより、用量依存的に抑制した。8)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セクキヌマブ(遺伝子組換え)
Secukinumab(Genetical Recombination)
分子量
本質
- ヒトインターロイキン-17Aに対する遺伝子組換えヒトIgG1モノクローナル抗体であり、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される457個のアミノ酸残基からなる重鎖(C2268H3477N597O686S16:分子量:50,595.50)2分子及び215個のアミノ酸残基からなる軽鎖(C1024H1594N280O335S6:23,379.68)2分子で構成される糖タンパク質