- クリティカルパスとは、良質な医療を効率的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表。
- もともとは、1950年代に米国の工業界で導入されはじめ、 1980年代に米国の医療界で使われ出した後、 1990年代に日本の医療機関においても一部導入された考え方。診療の標準化、根拠に基づく医療の実施(EBM)、インフォームドコンセントの充実、業務の改善、チーム医療の向上などの効果が期待されている。
参考
- 1.
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2014/02/19 16:13:45」(JST)
wiki ja
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 補体系の概要および臨床的評価 overview and clinical assessment of the complement system
- 2. 敗血症に対する治験剤および無効剤 investigational and ineffective therapies for sepsis
- 3. 急性冠症候群のリスクが低～中等度の胸痛患者の評価 evaluation of patients with chest pain at low or intermediate risk for acute coronary syndrome
- 4. 周産期心筋症：治療および予後 peripartum cardiomyopathy treatment and prognosis
- 5. 視神経膠腫 optic pathway glioma
Japanese Journal
- TRY TRY TRY 私たちの取り組み実践報告 香川労災病院緩和ケアチームの取り組み 緩和ケアチームによる「疼痛緩和クリティカルパス」を作成
- 蔦 和子,三谷 恵子,梶原 円 [他]
- 月刊ナーシング 32(11), 121-124, 2012-10
- NAID 40019440095
- 各科臨床のトピックス がんの地域連携クリティカルパスとその課題 : 東京都の取り組みを例に
- 鶴田 耕二,弓倉 整
- 日本医師会雑誌 141(6), 1270-1272, 2012-09
- NAID 40019401682
- 脳卒中の地域連携システム・クリティカルパス (特集 脳卒中診療のトピックス)
- 橋本 洋一郎,寺崎 修司,徳永 誠 [他]
- 救急医学 36(8), 964-969, 2012-08
- NAID 40019412652
Related Links
- クリティカルパス法（クリティカルパスほう、英: critical path method, CPM）または クリティカルパス分析（クリティカルパスぶんせき、英: critical path analysis）は、 プロジェクトの一連の活動（アクティビティ）をスケジューリングするための数学的 アルゴリズムで ...
- クリティカルパスとは、生産工程やプロジェクトなどで、お互いに従属関係（前工程が 終わらないと次工程に進めないなど）にある複数の作業のうち、開始から終了までを つなぐ時間的余裕のない一連の作業の集まりのこと。工程全体／プロジェクト全体の 所要 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「クリニカルパス」「critical pathway」 |
| 拡張検索 | 「地域連携クリティカルパス」「クリティカルパスウェイ」 |
「クリニカルパス」
- 医療提供者が患者さんにとって最良と思われるケアを時間軸にそって整理したものである。
「critical pathway」
「地域連携クリティカルパス」
- 英
- community cooperation clinical pathway、community medicine clinical pathway、liaison clinical path、liaison clinical pathway、liaison critical path、liaison critical pathway、regional collaboration of clinical pathway、regional medicine clinical pathway
- 関
- クリティカルパス
- 参考1より抜粋
- 急性期病院から回復期病院を経て早期に自宅に帰れるような診療計画を作成し、治療を受ける全ての医療機関で共有して用いるもの。
- 診療にあたる複数の医療機関が、役割分担を含め、あらかじめ診療内容を患者に提示表説明することにより、患者が安心して医療を受けることができるようにするもの。
- 内容としては、施設ごとの治療経過に従って、診療ガイドライン等に基づき、診療内容や達成目標等を診療計画として明示する。
- 回復期病院では、患者がどのような状態で転院してくるかをあらかじめ把握できるため、重複した検査をせずにすむなど、転院早々から効果的なリハビリを開始できる。
- これにより、医療連携体制に基づく地域完結型医療を具体的に実現する。
- 平成19年10月31日 中央社会保険医療協議会資料 抜粋
参考
- 1.
- 2. ネット公開されている地域連携クリティカルパス、医療連係情報