- 英
- xylose isomerase
- 関
- キシロース
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/10 15:41:16」(JST)
[Wiki ja表示]
キシロースイソメラーゼ |
Streptomyces rubiginosus(2glk)のキシロースイソメラーゼ四量体[1]
|
識別子 |
EC番号 |
5.3.1.5 |
CAS登録番号 |
9023-82-9 |
データベース |
IntEnz |
IntEnz view |
BRENDA |
BRENDA entry |
ExPASy |
NiceZyme view |
KEGG |
KEGG entry |
MetaCyc |
metabolic pathway |
PRIAM |
profile |
PDB構造 |
RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum |
遺伝子オントロジー |
AmiGO / EGO |
検索 |
PMC |
articles |
PubMed |
articles |
NCBI |
proteins |
|
キシロースイソメラーゼ(Xylose isomerase、EC 5.3.1.5)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- D-キシロースD-キシルロース
従って、この酵素の基質はD-キシロース、生成物はD-キシルロースである。
この酵素は、異性化酵素、特にアルドースやケトースを相互転換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、D-キシロース アルドース-ケトース-イソメラーゼ(D-xylose aldose-ketose-isomerase)である。この酵素は、ペントース及びグルクロン酸の相互変換やフルクトース及びマンノースの代謝に関与している。工業的には、異性化糖の製造の際にグルコースをフルクトースに返還するために用いられている。グルコースイソメラーゼ(glucose isomerase)と呼ばれることもある。
構造
キシロースイソメラーゼはTIMバレル構造を持ち、バレルの中心に活性部位がある[2]。
出典
- ^ Katz, A. K.; Li, X.; Carrell, H. L.; Hanson, B. L.; Langan, P.; Coates, L.; Schoenborn, B. P.; Glusker, J. P. et al. (2006). "Locating active-site hydrogen atoms in D-xylose isomerase: Time-of-flight neutron diffraction". Proceedings of the National Academy of Sciences 103 (22): 8342–8347. doi:10.1073/pnas.0602598103. PMC 1482496. PMID 16707576. 編集
- ^ http://www.ebi.ac.uk/pdbe-srv/PDBeXplore/enzyme/?ec=5.3.1.5&tab=assemblies
- HOCHSTER RM, WATSON RW (1954). "Enzymatic isomerization of D-xylose to D-xylulose". Arch. Biochem. Biophys. 48 (1): 120–9. doi:10.1016/0003-9861(54)90313-6. PMID 13125579.
- Slein MW (1955). "Xylose isomerase from Pasteurella pestis, strain A-1122". J. Am. Chem. Soc. 77 (6): 1663–1667. doi:10.1021/ja01611a074.
- Yamanaka K (1968). "Purification, crystallization and properties of the D-xylose isomerase from Lactobacillus brevis". Biochim. Biophys. Acta. 151 (3): 670–80. PMID 5646045.
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 1Ap11 新規なキシロースイソメラーゼを生産する酵母を用いたソフトバイオマスからのエタノール生産(バイオマス・資源・エネルギー工学,一般講演)
- 1Ap10 新規なキシロースイソメラーゼ遺伝子を利用したキシロース発酵性酵母の育種(バイオマス・資源・エネルギー工学,一般講演)
Related Links
- キシロースイソメラーゼのKm値は、本発明者らによれば、30mM以下程度であると推定される。後述する実施例によれば、RsXIC1は13mM程度であり、公知のPiXIの40mMと対比すると、相当程度小さく、こうしたKm値が、酵母 ...
- 栄養・生化学辞典 - キシロースイソメラーゼの用語解説 - [EC5.3.1.5].アルドースであるキシロースとケトースであるキシルロースの間の異性化反応を触媒する酵素.細菌や放線菌が生産.
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- xylose Xyl
- 関
- D-キシロース吸収試験、キシリトール
- アルドペントースの一種、植物由来アルド五炭糖、低カロリー甘味料
参考