- 英
- ouabain
- 同
- G-ストロファンチン G-strophanthin、ウワバイン
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/20 00:30:26」(JST)
[Wiki ja表示]
ウアバイン
|
IUPAC命名法による物質名 |
1β,3β,5β,11α,14,19-Hexahydroxycard-20(22)-enolide 3-(6-deoxy-α-L-mannopyranoside)
OR
4-[(1R,3S,5S,8R,9S,10R,11R,13R,14S,17R)-1,5,11,14-tetrahydroxy-10-
(hydroxymethyl)-13-methyl-3-((2R,3R,4R,5R,6S)-3,4,5-trihydroxy-6-methyltetrahydro-2H-
pyran-2-yloxy)hexadecahydro-1 H-cyclopenta[ a]phenanthren-17-yl]furan-2(5 H)-one
|
臨床データ |
商品名 |
Strodival |
AHFS/Drugs.com |
International Drug Names |
識別 |
CAS番号 |
630-60-4 |
ATCコード |
C01AC01 |
PubChem |
CID: 439501 |
DrugBank |
DB01092 |
ChemSpider |
388599 |
UNII |
5ACL011P69 |
KEGG |
D00112 |
ChEBI |
CHEBI:472805 |
ChEMBL |
CHEMBL447086 |
化学的データ |
化学式 |
C29H44O12 |
分子量 |
584.652 |
SMILES
-
O=C\1OC/C(=C/1)[C@H]2CC[C@@]6(O)[C@]2(C)C[C@@H](O)[C@H]4[C@H]6CC[C@]5(O)C[C@@H](O[C@@H]3O[C@H]([C@H](O)[C@@H](O)[C@H]3O)C)C[C@@H](O)[C@]45CO
|
InChI
-
InChI=1S/C29H44O12/c1-13-22(34)23(35)24(36)25(40-13)41-15-8-19(32)28(12-30)21-17(3-5-27(28,37)9-15)29(38)6-4-16(14-7-20(33)39-11-14)26(29,2)10-18(21)31/h7,13,15-19,21-25,30-32,34-38H,3-6,8-12H2,1-2H3/t13-,15-,16+,17+,18+,19+,21+,22-,23+,24+,25-,26+,27-,28+,29-/m0/s1
-
Key:LPMXVESGRSUGHW-HBYQJFLCSA-N
|
ウアバイン(英: ouabain)は、強心配糖体のひとつ。ソマリ族が毒矢の毒の原料として用いていたキョウチクトウ科のストロファントゥス属(Strophanthus)の種子に含まれる。名称はソマリ語で「矢毒」を意味する"waabaayo"のフランス語表記"ouabaïo"による。別名は G-ストロファンチン(g-strophanthin)、CAS登録番号 は [630-60-4]。
ウアバインのアグリコン(非糖部)はウアバゲニン(ouabagenin、またはg-straphanthidin)。
細胞膜に存在するNa+/K+-ATPアーゼを阻害することにより心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させ、収縮力を増大させる。
医学実験においてNa+/K+-ATPアーゼのブロックに用いるほか、ドイツとフランスでは強心剤として用いる。
関連項目
参考文献
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
|
この項目は、薬学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:薬学/Portal:医学と医療)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- C-3 Na^+/K^+-ATPase四量体への非対称的ウアバイン結合(一般口演,第34回杏林医学会総会)
- Na^+, K^+-ATPase(Na^+-K^+ポンプ)調節機構の新しい展開
- 鈴木 邦明
- 日本薬理学雑誌 : FOLIA PHARMACOLOGICA JAPONICA 123(5), 375, 2004-05-01
- NAID 10013601846
Related Links
- 栄養・生化学辞典 - ウワバインの用語解説 - C29H44O12 (mw584.66). ウアバイン,ストロファンチンG,アコカンテリンともいう.リンドウ目キョウチクトウ科の植物[Strophanthus graatus]からとる強心配糖体.Na+,K+-ATPアーゼの ...
- ウアバイン(Naポンプ(Na+-K+-ATPase)を阻害する化合物)を静止膜電位状態の神経細胞に作用させたとき、膜電位はどのように変化するのでしょうか? 膜電位の変化とその理由(メカニズムを含む)に
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sodium pump、Na+ pump、Na+-K+-ATPase、sodium-potassium-ATPase
- 同
- ナトリウム・カリウムポンプ
- 関
- Na+ポンプ、ナトリウム・カリウム交換ATPアーゼ、Na+/K+-ATPアーゼ、ナトリウム・カリウムATPアーゼ。ウアバイン
[★]
- 英
- G-strophanthin
- 関
- ウアバイン、Gストロファンチン
[★]
ウアバイン
- 同
- ouabain