- ラ
- Nepeta
- 関
- Nepeta属、ネペタ属
WordNet
- catmint (同)genus Nepeta
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/04 09:05:55」(JST)
[Wiki ja表示]
イヌハッカ属 |
Nepeta cataria (和名:イヌハッカ)
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
キク類 asterids |
目 |
: |
シソ目 Lamiales |
科 |
: |
シソ科 Lamiaceae |
属 |
: |
イヌハッカ属 Nepeta |
|
学名 |
Nepeta (L.) |
タイプ種 |
Nepeta cataria L. |
和名 |
イヌハッカ属 |
英名 |
Catmint |
イヌハッカ属(学名:Nepeta )は、シソ科の属のひとつである。Nepeta の語源は古代の都市国家エトルリアの南部のNepeteという町の名前に由来する(現イタリアのラツィオ州ネーピ)[1]。
目次
- 1 概要
- 2 用途
- 3 主な種
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
概要
約250種あり、そのほとんどは多年草であるが、まれに一年草も存在する。北半球で熱帯以外の、冷涼かつ多湿な地域から高温で乾燥した地域の草地、岩地、高山などに広く自生する。葉は卵形から細長くて先が尖った形のものが多く、葉の縁は円い鋸歯状、歯状になっている。また、いくつかは毛が生えているものもある。花は穂状花序に似た集散花序など穂状に咲く種が多い。ときには総状花序、円錐花序に咲く種もある。白、紫、青、黄色などの色合いを持つ、2枚の唇弁を持つ筒状の花が、花柄にそって断続的に輪生する。耐寒性から半耐寒性である。
用途
丈が高くなる種はボーダー花壇に、低い種はロックガーデンなど観賞用に用いられる。
また、イヌハッカ(N.cataria)などいくつかの種は、ハーブとして薬用、料理などに用いられる。
主な種
- 英名キャットニップ。ハッカに似た香りがあり、猫が好む。
- ネペタ・ゴヴァニアーナ(Nepeta govaniana)
- 丈は90センチ。盛夏から初秋にかけて総状花序、または円錐花序に明るい黄色の花が咲く。原産地はヒマラヤ西部。
- ネペタ・グランディフローラ(Nepeta grandiflora)
- 初夏に青紫色の花が咲く。原産地がコーカサスで、コーカサス・キャットニップと呼ばれる。
- ネペータ・ネルヴォーサ(Nepeta nervosa)
- 盛夏から初秋にかけて青紫か、まれに黄色の花が咲く。原産地カシミール。
- ネペタ・ファイロクラミス(Nepeta phyllochlamys)
- 丈は10センチほどで横に広がる。夏に藤ピンク色の花が咲く。原産地トルコ。
- ネペタ・ラセモーサ(Nepeta racemosa)
- 夏に濃いすみれ色から藤紫色の花が咲く。原産地コーカサス、トルコ、イラン北西部。
- ネペタ・シビリカ(Nepeta sibirica)
- 丈は90センチ。盛夏から晩夏に、4センチほどの青色から青紫色の花が咲く。原産地シベリア、東アジア。
- ミソガワソウ(ネペタ・サブセッシリス)(Nepeta subsessilis)
- 丈は最大で90センチになり、盛夏から初秋に3センチくらいの明るい青色の花が咲く。原産地日本。
- ネペタ・ファーセニイ(Nepeta × faassenii)
- ネペタ・ネペテラ(Nepeta nepetella) と ネペタ・ラセモーサ(Nepeta racemosa)が、栽培地で自然交配して生まれた種。初夏から初秋にかけて淡い青紫色の花が咲き、花に暗い紫色の点がある。花壇の縁取りとしても好まれる。園芸名ネペタ・ムジニー(Nepeta mussinii )。
脚注
- ^ 大槻真一郎、尾崎由紀子 『ハーブ学名語源事典』 東京堂出版、2009年4月。
参考文献
- 英国王立園芸協会 『A-Z園芸植物百科事典』 誠文堂新光社、2003年。ISBN 978-4416403006。
- 大槻真一郎、尾崎由紀子 『ハーブ学名語源事典』 東京堂出版、2009年。ISBN 978-4490107456。
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、イヌハッカ属に関連するメディアがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにイヌハッカ属に関する情報があります。 |
|
この項目は、植物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- イヌハッカ(学名:Nepeta cataria、キャットニップとも)は、シソ科ネペタ属の多年草で ハーブの1種。 肉料理の香り付けに用いたり、サラダに入れたり、ハーブティーにする。 英名であるキャットニップは「猫が噛む草」という意味であり、その名の通り、猫はこの草 を ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- ラ
- Nepeta
- 関
- イヌハッカ属、ネペタ属
[★]
- ラ
- Nepeta
- 関
- イヌハッカ属、Nepeta属
[★]
イヌハッカ属、ネペタ属、Nepeta属
[★]
- 英
- dog、Canis familiaris、canine
- 関
- 犬歯、イヌ科、イエイヌ
[★]
- 英
- peppermint、mentha herb
- ラ
- menthae herba
- 関
- ペパーミント