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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/06 11:04:12」(JST)
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アミロペクチン (amylopectin) とは、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合(α1→4結合及びα1→6結合)によって重合し、枝分かれの多い構造になった高分子である。枝分かれから枝分かれまでの長さは、グルコース約20個分である(平均でグルコース残基約25個に1個の割合で分枝構造をもつ。直鎖部分の長さは 18 - 24 残基、分岐間は 5 - 8 残基の間隔がある)。
アミロースと同じくデンプン分子であるが、形状の違いにより異なる性質を持っている。
含有
- 粳デンプンには 80% ほど含まれる。
- 糯デンプンでは 100% アミロペクチンである。
※粘りけが少ないものを粳(うるち)、多いものを糯(もち)と言い、一般に広く知られているものは米のそれがあり、それぞれ粳米(うるちまい)・糯米(もちごめ)と呼称される。
性質
- アミロースと異なり、熱水に溶けない。
- アミラーゼで水解する(α1→4結合を切断)。
- 分子量は 15×106 から 40×106 程度(グルコース残基で 90,000 から 250,000 程度)で、アミロースに比べて大きい。
- ヨウ素デンプン反応における呈色は赤紫色。
炭水化物 |
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一般構造 |
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立体構造 |
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単糖類 |
トリオース
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- ケトトリオース(ジヒドロキシアセトン)
- アルドトリオース(グリセルアルデヒド)
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テトロース
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- ケトテトロース(エリトルロース)
- アルドテトロース(エリトロース - トレオース)
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ペントース
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ケトペントース
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アルドペントース
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デオキシ糖
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デオキシリボース
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ヘキソース
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ケトヘキソース
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アルドヘキソース
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- アロース
- アルトロース
- グルコース
- マンノース
- グロース
- イドース
- ガラクトース
- タロース
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デオキシ糖
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ヘプトース
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マルチプル |
二糖類
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- スクロース
- ラクトース
- マルトース
- トレハロース
- ツラノース
- セロビオース
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三糖類
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四糖類
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その他のオリゴ糖
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- フラクトオリゴ糖 (FOS)
- ガラクトオリゴ糖 (GOS)
- マンナンオリゴ糖 (MOS)
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多糖類
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グルコース
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- グリコーゲン
- デンプン(アミロース - アミロペクチン)
- セルロース
- デキストリン
- グルカン(β1,3-グルカン)
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フルクトース
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N-アセチルグルコサミン
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- 川井 清司,河合 春奈,友田 有香,松崎 慶子,羽倉 義雄
- 低温生物工学会誌 59(1), 71-74, 2013-04-15
- Effects of dehydration treatment on the water content of cookie dough, the melting temperature (T_m) of the crystalline amylopectin in the dough, and the non-hydrolyzed starch content of cookie baked …
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- 中村 保典
- 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 2(1), 23-32, 2012-02-20
- … 主要酵素の構成・活性・特性の解明,精製と抗体調製,遺伝子情報の解明とライブラリの調製,変異体・形質転換体の単離と表現型の解析,澱粉分析法の整備などを通じて,アミロペクチンが合成される基本スキームを明らかにした。 …
- NAID 110009631323
- 中村 保典
- 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 2(1), 23-32, 2012-02-20
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