- 英
- spine
- 関
- 脊柱、脊椎、スパイン、棘突起
WordNet
- a small sharp-pointed tip resembling a spike on a stem or leaf (同)thorn, prickle, pricker, sticker, spikelet
- the part of a books cover that encloses the inner side of the books pages and that faces outward when the book is shelved; "the title and author were printed on the spine of the book" (同)backbone
- a sharp rigid animal process or appendage; as a porcupine quill or a ridge on a bone or a ray of a fish fin
PrepTutorEJDIC
- (またspinal column,《話》backbone)せき柱,背骨 / (書物などの)背 / (ヤマアラシ・サボテンなどの)針,とげ
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/01/31 03:24:38」(JST)
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この項目では、棘(とげ)について説明しています。棘(いばら)については「いばら」を、山本甲士の小説については「とげ (小説)」をご覧ください。 |
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棘(とげ、刺、朿)は、生物または人工物の表面における、固く細長く頂点の鋭い円錐形の突起のこと。生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い。また、比喩的に心に傷を与えるような言動に対して「棘のある」という言い方もする。前者の棘も後者の棘も、必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される。
目次
- 1 生物における棘
- 1.1 表面が変化した棘
- 1.2 もともと突起だった部分が変化した棘
- 2 人工物における棘
- 3 加工や老朽化で生じる棘
- 4 関連項目
生物における棘
「棘 (植物)」および「針 (生物)」も参照
生物の体表に棘がある例は数多い。多少とも硬質化した素材によって作られており、表面から突き出し、先端が多少ともとがったものをこういう。定義はあいまいであるが、円錐状突起でもやわらかければ、棘とは言わない。類似の構造で細いものを針と言うが、その境界ははっきりしない。
表面から突き出した棘はその体を保護することを目的とすると考えられる例が多い。捕食者がその体に触れにくくなり、あるいは食おうとすると口に引っかかって食べにくくなる、などが考えられる。さらに積極的な撃退の役割を担うように、深く突き刺さるようになっていたり、容易に脱落したり、有毒になっている例もある(イラクサなど)。他に、引っかかることを目的としていると見られる例もある。蔓になるバラの刺はこの両方の役割を持つと考えられる。
生物の持つ棘は何かしら体の一部が変形した器官である。毛が太くなって硬化したものの場合、棘状毛といった呼称もある。
表面が変化した棘
表面が変化した棘は昆虫や植物に多い。昆虫においては背側の外骨格の一部が突起に変化している。カブトムシやトゲハムシなど甲虫に多い。また、付属肢に棘を発達させる例は節足動物全体に非常に多い。ウニの棘は骨格の一部である。
植物においては、茎の表皮の一部が突起状に変化して固化しているバラ、実の表皮が変形しいが(毬、梂)となったクリなどに棘が見受けられる。オナモミなど果実に棘を持ち、それによって動物体表に引っかかることで、種子散布の助けとなる例もある。
もともと突起だった部分が変化した棘
もともと突起だった部分が変化した棘は哺乳動物や乾燥地帯の植物などが持つ。哺乳動物においては、ヤマアラシやハリネズミのものが有名で、主に背側の毛が固化してまっすぐになっている。他の棘と区別して刺毛(しもう、棘毛(とげけ)とも)とも呼ばれる。魚類では鱗が変形したものが全身にあるのがハリセンボンである。
乾燥帯の植物は、葉が枯化、固化、変形して円錐状突起になっているものがある。葉からの水分蒸散を押さえる保水と外敵からの茎の保護が目的とされる。サボテンなど多肉植物に多く見られる。ただし、茎から伸びる棘がすべて葉の変形とは限らない。サイカチやアカシアなどは棘の基部から葉が出ていることから、一部の枝が棘に変形したものと判断できる。
人工物における棘
人工物には保護やファッションのために棘がつけられることが多い。生物の持つ棘のような円錐形のものは加工しにくいため、先を斜めに切ったような細い円柱形のものをつけられることが多かった。有刺鉄線やハトよけなどに棘が使われる。
加工や老朽化で生じる棘
木材や金属、プラスチックなどの製品を切断加工したり、あるいは木材や樹木など繊維質の多い物が老朽化したときに表面の繊維質が剥離してくることで、棘が生じる事がある。また、主に金属やプラスチックなどの工業製品の加工過程に生じる物の場合、バリとも呼び、切断後の研磨が不完全であったり、金型の作りが不完全であったりすると発生しやすくなる。いずれも往々にして、物が引っかかって破損する、身体に接触して怪我をしたりする原因などになるため、注意が必要であり、研磨ができる物であればした方が良い。特に老朽化した木材や樹木等の場合、そのまま剥がれた棘が皮膚の中に入り込んでしまう事もあり、往々にして厄介である。
関連項目
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バリトゲン
組成
- 本剤は100g中に日局硫酸バリウム98.47gを含有する。
添加物として、トラガント、カルメロースナトリウム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、カオリン、ベントナイト、クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、ソルビン酸、シリコーン樹脂、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール、粉末還元麦芽糖水アメ、サッカリンナトリウム水和物、pH調節剤、バニリンを含有する。
禁忌
- 消化管の穿孔又はその疑いのある患者
[消化管外(腹腔内等)に漏れることにより、バリウム腹膜炎等の重篤な症状を引き起こすおそれがある。]
- 消化管に急性出血のある患者
[出血部位に穿孔を生ずるおそれがある。また、粘膜損傷部等より硫酸バリウムが血管内に侵入するおそれがある。]
- 消化管の閉塞又はその疑いのある患者
[穿孔を生ずるおそれがある。]
- 全身衰弱の強い患者
- 硫酸バリウム製剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 検査部位及び検査方法に応じ、本剤の適量に適量の水を加えて適当な濃度とし、その適量を経口投与又は注腸する。
通常成人は下記量を標準とする。
検査部位 |
検査方法 |
硫酸バリウム濃度(w/v%) |
用量(mL) |
食道 |
(経口) |
50〜200 |
10〜150 |
胃・十二指腸 |
(経口) 充盈 レリーフ 二重造影 |
30〜200 |
10〜300 |
小腸 |
(経口) |
30〜150 |
100〜300 |
大腸 |
(注腸) |
20〜130 |
200〜2000 |
慎重投与
- 消化管に瘻孔又はその疑いのある患者[穿孔を生じ、消化管外に漏れるおそれがある。]
- 穿孔を生ずるおそれのある患者(胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎、腸重積症、腫瘍、寄生虫感染、生体組織検査後間もない患者等)
- 消化管の狭窄又はその疑いのある患者[腸閉塞、穿孔等を生ずるおそれがある。]
- 腸管憩室のある患者[穿孔、憩室炎を生ずるおそれがある。]
重大な副作用
- (頻度不明)
- 1)ショック、アナフィラキシー:
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、四肢冷感、血圧低下、チアノーゼ、意識消失、潮紅、蕁麻疹、顔面浮腫、喉頭浮腫、呼吸困難等があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。
- 2)消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎:
消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎を起こすことがある。また、大腸潰瘍、大腸炎、憩室炎、バリウム虫垂炎等から消化管穿孔に至るおそれもあるので、観察を十分に行い、検査後、腹痛等の異常が認められた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 硫酸バリウムは生理活性を示さない。硫酸バリウムがX線を吸収する物理的性質を利用し、消化管の病変を診断する。 3),4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
化学式
分子量
性 状
- 硫酸バリウムは白色の粉末で、におい及び味はない。水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。塩酸、硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶けない。
★リンクテーブル★
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