ガンマオリザノール
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- γ-パルトックスンとは。効果、副作用、使用上の注意。 脳の視床下部(ししょうかぶ)に作用して、自律神経全体のはたらきを調整する薬です。 ガンマ-オリザノール製剤 は、血清脂質を低下させる作用や自律神経系の変調を改善する ...
- 鶴原製薬株式会社のγ-パルトックスン錠50mg(その他の個々の器官系用医薬品)、一般名ガンマオリザノール(Gamma oryzanol) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ γ-パルトックスン錠50mg
組成
組 成
- γ-パルトックスン錠50mgは1錠中、ガンマーオリザノール50mgおよび添加物として乳糖水和物、バレイショデンプン、結晶セルロース、カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、精製セラック、ヒマシ油、ゼラチン、アラビアゴム末、タルク、沈降炭酸カルシウム、酸化チタン、精製白糖、マクロゴール6000、ミツロウを含有する。
効能または効果
- ・高脂質血症
- ・心身症(更年期障害、過敏性腸症候群)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ
- 1.高脂質血症にはガンマーオリザノールとして、通常成人1日300mgを3回に分けて食後に経口投与する。
- 2.心身症における身体症候並びに不安・緊張・抑うつにはガンマーオリザノールとして、通常成人1日10〜50mgを経口投与する。
- なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、過敏性腸症候群に用いる場合は、1日最高50mgまでとする。
慎重投与
1)肝障害又はその既往歴のある患者
2)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人
薬効薬理
脂質代謝に対する作用
- コレステロール添加食で飼育したウサギ、ラットで血中総コレステロール、トリグリセライド、脂質過酸化物等の増加を抑制する1)2)。このコレステロール増加抑制の機序は主として腸管からのコレステロール吸収抑制にあると考えられるが、酢酸からメバロン酸への反応過程においてコレステロールの合成を抑制し、また腹腔内へ投与したコレステロールの糞中への排泄を促進したとする報告もある3)。
内分泌、自律神経系に対する作用
- 幼若雌ラットで間脳、皮質部でのカテコールアミンの増加がみられ4)、また、同じく雌ラットで下垂体での好塩基細胞の著明な肥大増殖と分泌活動の亢進が認められている5)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
分子式
分子量
性状
- ガンマーオリザノールは、白色〜淡黄色の粉末で、においはほとんどないか、またはわずかにぬか様の特異臭があり、味はほとんどない。
クロロホルム、アセトン、ジエチルエーテルおよびベンゼンに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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- 英
- oryzanol
- 商
- オルル、ガンマージャスト、ガンマオリザノール、ハイゼット、γ-パルトックスン
- 関
- γ-オリザノール
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- 英
- γ-oryzanol
- 同
- ガンマオリザノール
- 商
- オルル、ガンマージャスト、γ-パルトックスン
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商品