ten-day rule
確定的影響のしきい値(大人の場合)(国際放射線防護委員会1990年勧告)
- 大部分の組織
- 1 回照射される場合 :数Gy
- 何年間も放射線を受ける場合 :年当たり約0.5グレイ
- 生殖腺
- 一時的不妊(男性) :1 回照射で0.15グレイ
- 永久不妊(女性) :急性照射で約2.5~ 6 グレイ
- 眼の水晶体
- 水晶体混濁 :急性照射で約 2 ~10グレイ
骨髄 造血機能低下 :骨髄全体の急性照射で約0.5グレイ
国際放射線防護委員会の変遷
- 1962年 女性の下腹部の検査は月経開始後10日以内に(10日規則)
- (根拠)「胎児,特に妊娠初期は細胞分裂が盛んである」および「分裂の盛んな細胞ほど放射線に弱い」という見解
- 1983年 10日規則を撤回
- 1999年 放射線診断による胎児被ばくが妊娠中絶を正当化する理由にならない
- 「妊娠中絶をするのに 100mGy未満の胎児線量を理由にしてはいけない」
- 「受胎産物(胎児)が100mGyの吸収線量を被ばくした場合,子供が奇形を持たない確率はほぼ97%,子供(0~19歳)ががんにならない確率は99.1%」
参考
- テーマ:国際放射線防護委員会ICRPの見解の変遷に伴って臨床放射線医学に生じた社会的問題-妊娠と医療放射線を中心に-
- <click2in>http://www.jcr.or.jp/news144/144_3b.html</click2in>
- 「10-days-rule(10日規則)」の撤回について
- <click2in>http://www.medicmedia.com/doctor/qa/</click2in>