食道内圧

出典: meddic

esophageal pressure, esophageal intraluminal pressure
胸腔内圧LES圧食道内圧測定



  • 食道内圧に変化を来す薬物・病態(YN.A-17)
  • 食道内圧↑:蛋白食、ガストリン、メコリール、コーヒー、ストレスなど
  • 食道内圧↓:脂肪食、加齢、Ca拮抗薬、β受容体作動薬、ニトログリセリン、アトロピン、セクレチン、ニコチン、テオフィリン、アドレナリン、Heller手術後、グルカゴン

UpToDate Contents

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和文文献

  • アカラシア (特集 上部消化管疾患 : 診断と治療の進歩) -- (食道)
  • 長尾 玄,森 俊幸
  • 診断と治療 100(10), 1669-1673, 2012-10
  • NAID 40019460838
  • ES-1 食道内圧検査(教育セミナー「明日からできる消化管運動機能検査のコツと実際」,第54回日本平滑筋学会総会)
  • 栗林 志行,草野 元康
  • 日本平滑筋学会雑誌 16(1), 15, 2012-07-02
  • NAID 110009479542

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2010年3月1日 ... 食道内圧検査とは、食道閉鎖症術後の食道運動機能評価や胃食道逆流症が疑われる 患者さんに対し、下部食道括約筋の圧の測定を目的とした検査です。内圧測定のための 装置(直径2ミリほどの細いチューブ)を鼻から食道に挿入して計測 ...

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図3) 「食道内圧計測機能図1 内圧測定プローベおよび 食道内圧検査食道内圧測定 対応する食道内圧(Pes)の差


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関連記事食道」「

胸腔内圧」

  [★]

intrathoracic pressure
胸膜腔内圧 intrapleural pressure
胸内圧
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  • 通常の呼吸では-3~-10cmH2O程度で常に陰圧(QB.I-302)。呼気末期:-2~-4cmH2O、吸気末期-6~-7cmH2O(医学事典)。


LES圧」

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食道内圧食道内圧測定
  • 健常人:10-20mmHg
下部食道括約筋#LES圧


食道内圧測定」

  [★]

食道内圧モニター食道内圧検査 measurement of esophageal intraluminal pressure食道内圧測定検査
食道内圧


Fig 286-3

  • 食道には二箇所の内圧が高い部位がある(UES/LES)。
  • 強皮症:中部~下部食道における食道の収縮力が低下。蠕動が中部~下部食道で非常に減弱。LES圧も低下 ← 平滑筋の減少
  • アカラシア:中部~下部食道における食道の収縮力が低下。LES圧は上昇。 ← 弛緩を伝達する神経情報が到達しない。
  • びまん性食道痙攣:中部~下部食道で、嚥下に伴う長時間の収縮がみられる。
  • 喉頭麻痺:喉頭(の蠕動運動が減弱)~UES(が弛緩したまま)~上部食道(の蠕動運動あ減弱)



食道」

  [★]

esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)




圧」

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pressure
圧力




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