非乾酪性類上皮細胞肉芽腫

出典: meddic

肉芽腫類上皮細胞肉芽腫

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和文文献

  • Crohn病と鑑別を要した腸結核の1例
  • 菅原 かおり,高橋 広喜,杉村 美華子,野口 謙治,岩渕 正広,真野 浩,千田 信之,田所 慶一,鈴木 博義
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 53(1), 47-52, 2011
  • 症例は59歳女性.横行結腸に管腔の狭小化と縦走する潰瘍および敷石様病変を認めCrohn病疑いとして当科へ紹介された.生検で非乾酪性類上皮性肉芽腫を認めたが注腸造影検査にて回腸末端部から上行結腸にかけての直線化および上行結腸の短縮と横行結腸の狭小化を認め腸結核が疑われた.内視鏡再検時の生検組織より結核菌が証明され原発性腸結核と診断した.Crohn病との鑑別を要した腸結核の1例を経験したので報告する.
  • NAID 130000655078
  • IBD初期病変の拾い上げのコツ
  • 畑田 康政
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(11), 3156-3170, 2010-11-20
  • … はできるだけ行う.初期病変と考えられる所見として最も多いのは,中央に小陥凹・びらんをもつ小隆起の形態であるが,IBDに特異的なものではなく,縦走性配列や分布も診断の確定とはならず,非乾酪性類上皮細胞肉芽腫などの病理組織所見を参考にする必要がある.大腸がアフタ様病変のみの場合,上部消化管や小腸の検索が必要であり,特に上部消化管の所見が参考になる.胃体上部から噴門部にかけての「竹の …
  • NAID 10027493674

関連リンク

【ベストアンサー】まず、乾酪性と言う言葉から言うと、疾患とは関係のないオランダ原産の軟質なフレッシュチーズの見た目の事だと思ってください。 ...
第 9 回 Granulomatous inflammation (肉芽腫性炎症) CASEATING GRANULOMAS 乾酪性肉芽腫 ・ aggregates of activated macrophages (類上皮細胞 epitheriod cells) ・ tuberculosis (結核) NON-CASEATING ...
78 考察 サルコイドーシスは非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を形 成する原因不明の全身性疾患である1,2).サルコイドー シスでは特にリンパ網内系組織への親和性が強く,大 多数の症例が両側肺門縦隔リンパ節腫大を呈し,診断

関連画像

心臓サルコイドーシス,類上皮 乾酪 性 類 上皮 肉芽 腫弱 拡大 で 肉芽 腫 の 概観 を 本 症 は 欧米 で は 第 2 次  による非乾酪性肉芽腫病変


★リンクテーブル★
先読み類上皮細胞肉芽腫
国試過去問107A016
リンク元サルコイドーシス
関連記事肉芽腫」「上皮」「類上皮細胞」「」「上皮細胞

類上皮細胞肉芽腫」

  [★]

epithelioid cell granuloma
類上皮細胞結節 類上皮細胞結核結節 epithelioid cell tubercle
肉芽腫類上皮細胞


107A016」

  [★]

  • a 気管支粘膜の白苔
  • b 粘膜下血管の網目形成所見
  • c 気管支肺胞洗浄(BAL)液中のリンパ球分画低下
  • d 米のとぎ汁様の白濁した気管支肺胞洗浄(BAL)液
  • e 経気管支肺生検(TBLB)での非乾酪性類上皮細胞肉芽腫


[正答]


※国試ナビ4※ 107A015]←[国試_107]→[107A017

サルコイドーシス」

  [★]

sarcoidosis
サルコイド症ベック病 Boeck diseaseベック類肉腫 Boeck sarcoid Boeck's sarcoidベニエー・ベック・シャウマン病 morbus Besnier-Boeck-Schaumann血管類狼瘡 angio-lupoide
難病

概念

  • 特定疾患治療研究事業の対象となっている難病である。
  • 原因不明の全身性疾患


病因

  • P. acnes?が抗原としてTh細胞に提示されるため?
  • HLA-DRB1*1101 are assosiated with an increased risk for developing sarcoidosis (HIM.2136)

疫学

  • 若年と中年に好発。
  • 北に多く南に少ない。黒人に多い。HLAやサイトカイン遺伝子が関与か?

病型

病理

  • 皮膚
  • 真皮および皮下組織に、結合組織に被包された類上皮細胞の特徴的な島嶼状結節性の肉芽腫がある。
  • 皮膚では複数の類上皮細胞肉芽腫が主に真皮の上中層に生じる。ときに真皮深層、皮下組織、筋層に生じうる。

症候

無症状での検診発見例が大多数。微熱などの症状を出して来院することはまれ。
  • 肺病変 :両側肺門リンパ節腫脹(bilateral hilar lymphadenopathy, BHL):胸部X線所見の割には無症状。
  • 眼病変 :両眼性霧視(ぶどう膜炎、硝子体炎)
  • 心病変 :心サルコイドーシス。心ブロック、不整脈、Adams-Stokes症候群
  • 皮膚病変:2型ある。結節型、びまん浸潤型が多く、古い瘢痕(肘、膝)にサルコイド肉芽腫ができることがある。この肉芽腫を病理診断に使うと浸襲が少ない。
  • 内分泌異常:高ACE活性、高カルシウム血症
  • その他・・無痛性表在リンパ節腫大や心病変(まれだが本症の急死の原因)脳神経(致死的)

病変部位の頻度

  • (縦隔・肺門リンパ節,肺)95%以上
  • 眼(ぶどう膜,網膜,硝子体)30-40%
  • 皮膚5-10%
表在リンパ節腫脹のみられることがあり,時に心臓病変がみられる。
YN I-112
  • 初発症状:眼(眼前霧視)50%、呼吸器症状15%、皮膚症状5-10%、両側耳下腺腫脹、リンパ節腫脹

検査

  • 血算
  • リンパ球:減少 (T細胞の減少によるらしい)
  • 血液生化学
  • 血清免疫学的検査:
  • 生検:病理的に非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を証明する。経気管支的肺生検や前斜角筋生検が行われる。
  • 画像検査
  • 胸部単純X線写真:両側肺門部リンパ節腫脹(BHL)、びまん性陰影、結節影、空洞病変、網状影、浸潤影、小粒状影
  • 分類(I~III型):(I型)BHL、(II型)BHL+肺野病変、(III型)肺野病変。I型が最多。
  • 胸部CT:縦隔リンパ腺腫脹、血管・気管支周囲の肥厚・不整像、胸膜不整像
  • ガリウムシンチグラム(67Ga):病変部に集積。
  • テクネシウムシンチグラム(99mTc):病変部に欠損像
  • タリウムシンチグラム(201Tl):灌流欠損像
  • PET:高集積
  • 気管支鏡検査:気管分岐部周囲や両主気管支に毛細血管の増生・拡張や腫大したリンパ節による圧排像を認めうる。気管支内にサルコイド結節(肉芽腫)を認めうる。
  • 気管支肺胞洗浄
  • 細胞数増加
  • リンパ球増加
  • CD4/CD8比:高値 (喫煙者でも上昇しうる)  →  液性免疫優位。血清γグロブリン上昇はこのためか?
  • 皮膚生検、皮下結節生検、表在リンパ節生検、前斜角筋リンパ節生検、肝生検、縦隔・肺門部リンパ節生検:非乾酪性類上皮細胞肉芽腫の証明

診断

  • 胸部X線像
  • 臨床症状
  • 組織生検像

診断基準

参考1
  • 基準
組織診断群(確実)  :1-(2)のいずれかの臨床・検査所見があり,1-(3)が陽性。
臨床診断群(ほぼ確実):1-(2)①,②のいずれかの臨床所見があり,1-(2)③の(a)(ツベリクリン反応)又は(c)(血清ACE)を含む3 項目以上陽性。
  • 除外規定
  • 1 主要事項
  • (1) 臨床症状:呼吸器症状(咳・息切れ),眼症状(霧視),皮膚症状(丘疹)など。
  • (2) 臨床所見・検査所見
  • ① 胸郭内病変
  • (a) 胸部X 線・CT 所見(両側肺門リンパ節腫脹,びまん性陰影,血管・胸膜の変化など)
  • (b) 肺機能所見(%VC・DLco・PaO2 の低下)
  • (c) 気管支鏡所見(粘膜下血管のnetwork formation,結節など)
  • (d) 気管支肺胞洗浄液所見※1(総細胞数・リンパ球の増加,CD4/8 上昇)
  • (e) 胸腔鏡所見(結節,肥厚,胸水など)
  • ② 胸郭外病変
  • (a) 眼病変(前部ぶどう膜炎,隅角結節,網膜血管周囲炎など) → 眼サルコイドーシス
  • (b) 皮膚病変(結節,局面,びまん性浸潤,皮下結節,瘢痕浸潤)
  • (c) 表在リンパ節病変(無痛性腫脹)
  • (d) 心病変(伝導障害,期外収縮,心筋障害など) → 心サルコイドーシス
  • (e) 唾液腺病変(耳下腺腫脹,角結膜乾燥,涙腺病変など)
  • (f) 神経系病変(脳神経,中枢神経障害など)
  • (g) 肝病変(黄疸,肝機能上昇,結節など)
  • (h) 骨病変(手足短骨の骨梁脱落など)
  • (i) 脾病変(腫脹など)
  • (j) 筋病変(腫瘤,筋力低下,萎縮など)
  • (k) 腎病変(持続性蛋白尿,高カルシウム血症,結石など)
  • (l) 胃病変(胃壁肥厚,ポリープなど)
  • ③ 検査所見
  • (a) ツベルクリン反応陰性
  • (b) γグロブリン上昇
  • (c) 血清ACE 上昇
  • (d) 血清リゾチーム上昇
  • (e) 67Ga 集積像陽性(リンパ節,肺など)
  • (f) 気管支肺胞洗浄液の総細胞数・リンパ球増加,CD4/8 上昇
  • (3) 病理組織学的所見
  • 類上皮細胞からなる乾酪性壊死を伴わない肉芽腫病変生検部位(リンパ節,経気管支肺生検,気管支壁,皮膚,肝,筋肉,心筋,結膜など)。クベイム反応も参考になる

治療

  • stage0やⅠ(BHL)では経過観察
  • stageⅡ(BHL+肺陰影)、Ⅲ(肺陰影のみ)、Ⅳ(肺繊維化)では
  • 1ステロイド(8割) 2免疫抑制剤メソトレキセート・アザチオプリン(難治性2割に)

予後

  • 70%は2年以内に自然寛解。5-10%は難治性に進行。
  • 死因の60%は心サルコイドーシスであり、心病変(刺激伝導障害)をきたす。

参考

  • 1. サルコイドーシス - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/266
  • 2. 認定基準 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/043_s.pdf
  • 3. 日本サルコイドーシス学会
http://www.jssog.com/www/top/shindan/shindankijyun.html




肉芽腫」

  [★]

granuloma
肉芽腫症

分類

NDE.34

肉芽腫を形成する疾患

  • 感染症
  • 抗酸菌(結核、、らい菌)
  • 真菌(クリプトコッカス、アスペルギルス、ヒストプラズマ、ブラストミセス、コクシジオイデスなど)
  • トレポネーマ(梅毒)
  • その他の菌(ネコひっかき病など)
  • 炎症性疾患(サルコイドーシス、クローン病、血管炎・膠原病、過敏性肺臓炎など)
  • 異物(ベリリウム、バリウム、縫合糸)



上皮」

  [★]

epithelium, (pl.)epithelia
上皮組織消化器系#上皮の移行呼吸器の上皮の移行


上皮の分類



類上皮細胞」

  [★]

epithelioid cell
傍糸球体細胞、輸入細動脈顆粒細胞、糸球体傍細胞


腎臓

  • 輸入細動脈の平滑筋細胞が上皮様に変化した細胞。→「傍糸球体細胞」で覚える

組織学

  • 肉芽腫を取り囲むように存在する上皮様の細胞

参考

  • 1. 病理
[display]http://en.wikipedia.org/wiki/File%3AGranuloma_mac.jpg


腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


上皮細胞」

  [★]

epithelial cells
cellulae epitheliales





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