門脈圧亢進

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門脈圧亢進症

原因

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/28 23:28:38」(JST)

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和文文献

  • 外科学の古典を読む(第49回)食道静脈瘤に対する杉浦手術(東大第二外科法)の原典
  • 國土 典宏
  • 外科 = Surgey : 臨床雑誌 77(1), 55-59, 2015-01
  • NAID 40020305224
  • 症例報告 EOB-MRI肝細胞相で高信号を呈する結節性再生性過形成様の多発結節を認めた特発性門脈圧亢進症の一例
  • 川村 梨那子,関 寿人,井口 亮輔 [他]
  • 肝臓 55(11), 698-705, 2014-11
  • NAID 40020275159
  • 肝硬変,肝不全への対処 (特集 肝臓病診療のアップデート)
  • 佐原 圭,小岡 洋平,遠藤 龍人 [他]
  • 診断と治療 102(11), 1667-1674, 2014-11
  • NAID 40020262031

関連リンク

2015-06-10 理事長挨拶を掲載しました 2015-06-01 日本門脈圧亢進症学会出月賞・田尻賞の募集について 2014-12-01 第二回技術認定制度実施について掲載致しました 2014-12-01 技術認定制度のページを掲載致しました。 2014-11-07 学術 ...
この静脈は食道静脈瘤を介して奇静脈、半奇静脈と交通しており、門脈圧亢進症における食道静脈瘤の形成に大きく関与している。その他の食道静脈瘤に関る側副血行路として短胃静脈がある。 Ⅱ.門脈系の生理 l ...

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関連記事脈圧」「門脈」「門脈圧」「亢進

門脈圧亢進症」

  [★]

portal hypertension
門脈高圧症
門脈圧門脈閉塞肝静脈圧
  • 正常範囲:100-150mmH2O。200mmH2O以上は異常 (YN.B-58) → 7.4-11mmHg  (cf. 静脈圧 2-8 mmHg (PHD.61))

分類

部位による

参考1.
  • 肝前性:肝前性門脈圧亢進症:門脈圧(PVP)>閉塞肝静脈圧(WHVP)
  • 門脈血流↑:動脈・門脈シャント、腹部臓器血流増加、腹腔臓器肉腫
  • 門脈閉塞:肝外門脈閉塞症、門脈血栓、脾静脈血栓、門脈圧排
  • 肝内性:肝内性門脈圧亢進症:類洞前性は肝前性、類洞後性は肝後性と同じ:

門脈圧亢進症をきたす疾患

参考1 SSUR.644改変
  肝前性 肝内性 肝後性
肝外門脈閉塞症 特発性門脈圧亢進症 肝硬変 Budd-Chiari症候群
extrahepatic portal obstruction idiopathic portal hypertension liver cirrhosis  
門脈圧亢進症に占める割合   2-5% 90%以上  
閉塞肝静脈圧 vs 門脈圧
閉塞部位 肝外門脈 肝内門脈
類洞前
肝内肝静脈
類洞後
肝外肝静脈
疫学 (一次性)小児期に発症 中年女性に多い    
病因 (一次性)原因不明(新生児臍帯炎)
(二次性)腫瘍病変
原因不明   (一次性)原因不明
(二次性)血栓説
症状 肝機能はほぼ正常
食道胃静脈瘤、脾腫、汎血球減少
肝機能は良好な事が多い
巨脾、食道胃静脈瘤、汎血球減少、脾機能亢進
  進行例で肝機能低下
腹水、下腿浮腫、下肢静脈瘤、難治性下腿
胸腹壁の上行性皮下静脈怒張
食道胃静脈瘤、脾腫、汎血球減少
肝臓の外観   表面平滑or波打ち状 再生結節により表面に凹凸を認める  
血管検査   (肝静脈造影)肝静脈枝相互吻合、しだれ柳状   (下大静脈造影)膜様閉塞 or 完全閉塞
病理 海綿状血管増生 肝内門脈末梢枝のつぶれ像 肝小葉構造の改築 肝静脈周囲のうっ血と壊死。進行すれば肝硬変
予後 (一次性)10年生存率90%
10年生存率70-80%
肝硬変より良好
  (一次性)10年生存率40%

症状

  • 静脈瘤 → 破裂により吐血、下血
  • 食道静脈瘤:肝硬変の60-80%に合併。
  • 胃静脈瘤:肝硬変の8-60%に合併。
  • 異所性静脈瘤
  • 十二指腸静脈瘤、消長静脈瘤、結腸静脈瘤、直腸静脈瘤、人工肛門静脈瘤、胆管静脈瘤

参考

  • 1.
http://shutoku.fc2web.com/special_subjects/study_room/benkyoukai/liver2.doc
  • 2.
[display]http://jsge.or.jp/cgi-bin/yohgo/index.cgi?type=50on&pk=D79



門脈圧亢進症性胃症」

  [★]

portal hypertensive gastropathy, PHG
門脈圧亢進性胃障害


  • 上昇した門脈圧を基礎として発生する胃粘膜のうっ血性病変で、内視鏡検査によって診断される。
  • 組織学的に炎症を伴わず、粘膜内の浮腫と粘膜内および粘膜下層の血管拡張で特徴づけられる。
  • 1985年McCormackらによって発表された内視鏡分類が広く用いられている。


前類洞性門脈圧亢進症」

  [★]

presinusoidal portal hypertension
後類洞性門脈圧亢進症門脈圧亢進症


後類洞性門脈圧亢進症」

  [★]

postsinusoidal portal hypertension
門脈圧亢進症前類洞性門脈圧亢進症


脈圧」

  [★]

pulse pressure, PP
血圧、脈圧低下 脈圧狭小
  • 収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最小血圧)の差。

脈圧の上昇

  • 血管壁の硬直によるウインドケッセル効果?の消失による
  • 動脈管開存症:拡張期血圧低下?
  • 拡張期に血流が肺動脈に流れてしまうため?

脈圧の低下

  • 脈拍増加を来す病態:出血、脱水、ショック
  • 拡張期の短縮 → 心室に血液が充分充満しないうちに駆出されるため
  • 十分な血流を大動脈に駆出できないため




門脈」

  [★]

portal vein PV
vena portae hepatis, vena portae


  • KH. 149,153,164

門脈の側副路

-門脈&側副路
KH. 154
-門脈系の側副循環路
KH. 249
-門脈の側副路(門脈大静脈吻合)
N.302
  • 側副路
    1. 食道 :left gastric vein - esophageal venous plexus - azygos vein, hemiazygos vein
    2. 臍傍 :paraumbilical vein - superior epigastric vein, inferior epigastric vein
    3. 直腸 :superior rectal vein - middle rectal vein, inferior rectal vein
    4. 腹膜後:colic vein, splenic vein - renal vein, veins of the posterior body wall



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

臨床関連


門脈圧」

  [★]

portal vein pressure PVP, portal pressure
  • 正常範囲:100-150mmH2O。200mmH2O以上は異常 (YN.B-58) → 7.4-11mmHg
  • 20cmH2Oを超えると食道静脈瘤胃静脈瘤が形成されやすくなる

臨床関連




亢進」

  [★]

facilitationenhancementfacilitateenhance
強化促進促通増強強める




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