胆汁性腹膜炎

出典: meddic




UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ(ENGBD)にて軽快したPTGBD抜去後の胆汁性腹膜炎の1例
  • 松崎 晋平,岡野 宏,佐瀬 友博,馬場 洋一郎,齊藤 知規,向 克巳,西川 健一郎,豊田 英樹
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(12), 3316-3322, 2010-12-20
  • … 72歳男性.急性胆嚢炎に対し,経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)を施行.胆嚢炎は軽快し,留置15日目にPTGBDを抜去したが,胆汁性腹膜炎を発症した.手術を希望されず,保存的治療を行うも増悪したため,内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ(ENGBD)を施行し,軽快した.PTGBD抜去後の胆汁性腹膜炎の治療にENGBDが有用な症例を経験した.ENGBDの適応や可能性を考える上で,貴重な症例と考え報告する. …
  • NAID 10027698752
  • 生体腎移植後48日目に発症した漏出性胆汁性腹膜炎の1例
  • 榎本 浩士,高山 智燮,松本 壮平,田仲 徹行,吉田 克法,中島 祥介
  • 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 71(8), 2150-2154, 2010-08-25
  • NAID 10026668793
  • 手術症例報告 胆嚢パッチにより胆道再建を行った肝門部胆管破裂の1例
  • 石黒 保直,佐久間 康成,笹沼 秀紀 [他]
  • 手術 64(10), 1583-1587, 2010-09
  • NAID 40017287596

関連リンク

胆汁性腹膜炎は、胆汁が腹腔に漏れて腹膜炎を起こすものである。 ... 緊急に切除や 胆汁の漏れている部分をふさぐ手術をする。胆嚢摘出手術をすることもある。抗生物質 投与をする。 . 胆汁(たんじゅう)は、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体である 。
急性腹膜炎には、腹膜全体に炎症が広がる急性汎発性腹膜炎(はんぱつせいふくま くえん)と腹膜の一部に膿瘍を形成する限局性 ... 化学因子では、外傷、消化管疾患や腸 間膜の虚血(きょけつ)による消化管穿孔(せんこう)が原因によって起こる胃液、胆汁など の ...

関連画像

術後 胆汁 性 腹膜炎 へ の 進展 犬の胆嚢粘液嚢腫の破裂 [News]犬の胆嚢粘液嚢腫の破裂 [News]小腸閉鎖症・胎便性腹膜炎胆汁性腹膜炎手術所見 胆嚢を肝臓がら剥離


★リンクテーブル★
関連記事胆汁」「腹膜」「」「腹膜炎

胆汁」

  [★]

bile
肝臓胆嚢胆管


  • 0.5-1.0 L/day, pH 8.0-8.6
  • 消化酵素を含まないアルカリ性の分泌液である

分泌部位

部位	胆汁		割合
肝細胞	毛細管胆汁	2/3
胆細管	胆細管胆汁	1/3

分泌経路

  • 肝臓胆汁が総肝管を経由して胆嚢にいたり、ここで濃縮を受けて胆嚢胆汁となる。

機能

  • 1. 脂肪乳化作用
  • 胆汁酸により、直径1μm以下の脂肪滴が形成され、表面積拡大によりリパーゼと反応しやすくなる。
  • 2. ミセルの形成
  • ミセルの直径5nm。胆汁酸は両親媒性であり親水基と疎水基を持つ。
  • 親水性: OH基,ペプチド結合,カルポキシル基
  • 疎水性: 上記部分以外
  • 胆汁に含まれる胆汁酸とリン脂質により、モノグリセリド・脂肪酸とミセルを形成することができる。
  • 3. コレステロールとビリルビンの排出
  • 4. 胃酸の中和

組成

1. 胆汁酸

see HBC.236
  1次胆汁:コレステロールより合成
    コール酸
    キノデオキシコール酸
  2次胆汁:1次胆汁の腸内細菌による代謝(7位の部位のOH基が除去される)
    デオキシコール酸
    リトコール酸
  3次胆汁:肝臓から分泌される状態(可溶性)
    タウロコール酸(タウリンと抱合)
    グリココール酸(グリシンと抱合)

2. 胆汁色素

  ビリルビン:Hbの代謝産物
  間接型(不溶性)
  ↓←グルクロン酸抱合
  直接型(水溶性)(抱合型ビリルビン)
  ↓
  ウロビリノーゲン(腸管)
  ↓
  ステルコピリン(腸管)
  ↓
  排泄

3. 脂質

  リン脂質(主にレシチン)
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)
  コレステロール
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)

4.電解質成分

  陽イオン:Na+(主)、その他K+,Ca2+
  陰イオン:Cl-,HCO3-(アルカリ性)

胆汁の分泌と排出

1. 毛細管胆汁  1-1. 胆汁酸依存性胆汁    胆汁酸と水分の分泌:胆汁酸の腸肝循環に依存。    腸肝循環:肝臓から分泌された胆汁が小腸で吸収され、門脈を経て肝臓に戻り、再び排泄されること。    タウロコール酸・グルココール酸      陰イオンに解離しやすく吸収されやすい。    リトコール酸      非解離型なので糞便中に排泄される。    分泌された胆汁酸の95%は腸肝循環により再利用される。

 1-2. 胆汁酸非依存性胆汁    胆汁酸以外の分泌:Na+,K+,Ca2+,Cl-,HCO3-,ビリルビン(有機陰イオン)    等張性     :Na+,Cl-,HCO3-は血漿濃度に類似

2. 胆細管胆汁  2-1. Na+,HCO3-(高濃度),水の分泌---セクレチンによる  2-2. Na+,Cl-の吸収

3. 胆汁の濃縮(胆嚢)   電解質吸収(Na+,Cl-の能動的吸収)とそれに伴う水の吸収→5-50倍に濃縮

4. 胆汁排出   食後30分で胆嚢収縮開始。液性の調節機構による排出が主である。  4-1. 液性   十二指腸内食物→CCK分泌→オッディ括約筋弛緩・胆嚢収縮   十二指腸内食物→セクレチン分泌→CCKの作用に拮抗   胃内食物→ガストリン分泌→胆嚢収縮  4-2. 神経性   迷走神経性反射→オッディ括約筋弛緩,胆嚢収縮(関与の程度不明)

臨床関連

  • 胆道系に形成された結石。半数以上は無症状SilentStoneである
  • 食後3時間程度で痛痛発作、黄痘などを呈する事がある。
  • コレステロール系結石(全体の70%):コレステロールの過飽和による。
  • ビリルビン系結石(全体の30%):黒色石+ビリルビンCa石
  • その他:炭酸カルシウム石など
  • 皮膚、強膜、粘膜が黄色くなる。
1. ビリルビンの生成過多
2. 肝細胞によるビリルビンの取り込み減少
3. グルクロン抱合障害
4. 胆汁へのビリルビン分泌障害
5. 胆管閉塞
  • 胆汁により皮膚に痒みが出る


腹膜」

  [★]

peritoneum (Z) < peritonaion < peritonos < peri-'around'+-tonos'stretched' ; perineumと勘違いしないように
漿膜




炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症


腹膜炎」

  [★]

peritonitis
腹膜

国試






★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡