聴覚路

出典: meddic

auditory pathway
聴覚伝導路


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和文文献

  • 誘発電位および認知関連電位による聴覚認知の発達
  • 狩野 章太郎
  • 音声言語医学 52(4), 307-312, 2011-10-20
  • … 聴性誘発電位は聴覚による言語理解の発達の評価に有用である.波形のピークは聴覚路の各段階で多くの神経細胞が同時に発火していることを反映する.単純な音への反応である聴性脳幹反応(ABR)であれば新生児からも記録することができ,髄鞘化が進行すると潜時は短縮する.言語音の処理過程を誘発電位に反映させるには,複数の刺激音への反応の差を見る事象関連電位(ERP)という手法が必要になる.言語の習 …
  • NAID 10029681864
  • 新生児期ラット下丘剥離後の脳幹部聴覚路の形態学的可塑性について(第2報)
  • 伊藤 真人,波多野 都
  • Otology Japan 18(4), 336, 2008-09-16
  • NAID 10025821760

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1.聴覚器の構造 音に対する感覚が聴覚です。ヒトは約20-20000Hz、犬やこうもりは数万ヘルツの音(超音波)を聞くことができます。 音を感じるのが聴覚器です。聴覚器は外耳(External ear),中耳(Middle ear), 内耳(Inner ...
以上が、聴覚伝導路といわれる、音の信号が耳から脳に入り、理解や判断されるまでの仕組みです。 ところで、耳鳴に他覚的耳鳴と自覚的耳鳴に分けられることは以前お話ししましたが、大部分は自分にしか聞こえない自覚的耳鳴で ...

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4.聴覚の伝導路〜 耳鳴について考える〜聴覚 聴覚伝導路聴覚神経系の概略図1 聴覚伝導路図1:聴覚系の神経伝達路


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聴覚伝導路」

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コルチ器


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求心性聴覚路」

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聴覚路


下行性聴覚路」

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descending auditory pathway


中枢聴覚路」

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central auditory pathway


聴覚」

  [★]

audition, hearing
聴感覚



  • 圧変動(振動:縦波)の終発
  • 単位
  • dB = 20 log10 (被験音圧)/(基準音圧)
  • 可聴域
  • 20Hz-20kHz (20-20000)
  • 検知閾
  • 1kHzで最低
  • 会話言語域
  • 100Hz-4kHz

聴覚の受容器

集音・共振による音圧増強: 20dB
鼓膜面積:アブミ骨底面積比と耳小骨連鎖のてこ比による音圧増強: 27dB

蝸牛器官の構造

  • 前庭階
  • ライスネル膜
  • 中央階
基底膜の幅・柔らかさ・外有毛細胞による伸縮作用が異なる。
前庭階の入り口に近い基底膜が高周波数に応じて振動する (SP.240)

基底膜振動の伝播と進行波

  • 進行波

SP.  基底膜振動の伝播は進行波と呼ばれる。

  • 周波数同調
-周波数同調特性
SP. 240,251,252
-同調曲線
SP. 240,250,251 
-特徴周波数
SP. 240,250
  • 同調曲線上で、応答の閾値が最小値をとる周波数はその系が最も応答しやすい周波数(=特徴周波数)となる。
-周波数帯域
周波数帯SP. 239
-周波数局在性
SP. 202,206,241,250,258,260 
  • 振動周波数が高くなるに従い、振動の頂点は蝸牛管基部に生じる
  • 蝸牛器官、らせん神経節、蝸牛神経核、上オリーブ核、台形体核、外側毛帯核、下丘、内側膝状体、聴皮質はすべて周波数局在性を有する(SP.250)

コルチ器 (2007年後期生理学授業プリント)

蝸牛基底部から頂部に至るらせん状の構造を全体として形成する
  • 内有毛細胞 inner hair cell
  • 蝸牛の回転の内側に配列する
  • 1列
  • 3500個/蝸牛
  • 感覚毛(不動毛。×動毛)
  • 受容器細胞として主役
  • 求心線維の90-95%が分布
  • 内柱細胞 inner pillar cell
  • コルチのトンネル tunnel of Corti
  • 外柱細胞 outer pillar cell
  • 外有毛細胞 outer hair cell
SP. 240-243,245-252,259
  • 蝸牛の回転の外側に配列する
  • 3-4列
  • 20000個/蝸牛
  • 感覚毛(不動毛。×動毛)
  • 遠心性細胞が分布
  • 膜電位に応じて長さを変化させ、基底膜同調特性に非線形的な増強を与えると考えられている。
  • ダイテルス細胞 Deiters cell
  • 外有毛細胞を支持
  • ヘンゼン細胞 Hensen cell
  • 網状板(=網様膜)
  • 蓋膜
  • 蝸牛神経線維
  • 遠心性線維(蝸牛神経節経由)
  • 求心性線維(上オリーブ核(延髄)由来)
  • らせん神経節 spiral ganglion
  • 疑似双極細胞

受容器電位 receptor potential

SP. 50,185,219,220,243
  • 受容器電位の発生から聴神経におけるインパルス発生まで
  • 1. 有毛細胞の感覚毛屈曲
  • 2. 有毛細胞における受容器電位の発生
  • 3. 有毛細胞から求心性線維への神経伝達物質(グルタミン酸)放出
  • 4. 求心性線維終末におけるEPSP発生
  • 5. 求心性線維終末における活動電位の発生

蝸牛マイクロフォン電位 cochlear microphonics potential, CM

SP. 247
聴覚刺激を与えることで、内耳および内耳周辺では刺激をを忠実に反映した電気信号が記録される。この電位をマイクロホン電位と呼ぶ(SP.247)
  • 蝸牛マイクロフォン電位は感覚毛の振動で生じた受容器電位の総和(PT.163)

内リンパ腔電位 endolymph potential (=蝸牛内直流電位)

SP. 246,247

難聴

  • 伝音性難聴
  • 伝音性難聴とは、伝音機能の不良(音の伝達不良)によって起こる難聴であり、鼓膜破損や耳小骨硬化、慢性中耳炎などで起こり、骨伝導には問題がない。低音域で障害があらわれ、補聴器で補正できる。
  • 感音性難聴
  • 感音性難聴とは、音の受容に問題があって起こる難聴であり、コルチ器官や聴神経あるいは聴神経核などの障害、利尿剤・老化による有毛細胞の変性などで起こる。高音域で障害があらわれ、補聴器で補正できない。

聴覚の伝導路

SP. 254-

  • 1. 蝸牛・コルチ器官・有毛細胞
  • 2. 蝸牛神経線維
  • 3. らせん神経節(=蝸牛神経節) [一次ニューロン]
  • 4. 蝸牛神経核 cochlear nucleus
  • 5. 上オリーブ核群
  • 6. 台形核
  • 7. 外側毛帯
  • 8. 外側毛体格
  • 9. 下丘
  • 10. 内側膝状体
  • 11. 視床枕・網様核
  • 12. 大脳皮質第一次聴覚野
  • 13. 大脳皮質聴覚連合野
  • 14. 大脳皮質感覚性言語中枢

(Q.book p.107)

伝導路における交叉

  • 交叉は台形体・下丘で行われるが、反対皮質の優位性は低い
  • 聴覚は両側性に中枢に伝わる
  • 4-6個のニューロンを比較的多数のシナプスを中継して中枢に至る


路」

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tract
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